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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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「―――そんで、実際はどうなんだ?」
先程までおどけていた初紀の口調が途端に引き締まる。
そういった時だけ、妙に男らしくなっててサマになる。それは女になっても同じで、少し悔しい。
―――腹を括って、俺は学ランのポケットをまさぐる。……あった。
「ほらよ」
ご丁寧に【親展】と判の押された、くしゃくしゃの"青色通知"を左に突き出す。受け取るのは、元は俺と同じ性別だったとは思えない繊細な細い指。
その中央に小さく印字された名前は間違いなく俺だ。
前田 陸。
ちなみに言っとくが読み方は"りく"じゃねーぞ。読み方はあの大物芸人の松っちゃんと同じだ。
「あー、やっぱな。心の友よぉー」
初紀は"青色通知"をまじまじと見つめてから俺に抱擁を求めてきた。
てめーは剛田タケシか。つーか抱きつこうとすんなっ。その満面の笑みがすンげぇムカつくぞ、この野郎。
……いや、野郎じゃねぇけどよ。
「別に俺が女になるっつーことが決まったワケじゃねぇだろーが」
元男の抱擁のおねだりを左手一本で拒否しながら俺は言う。
「う……ん。まぁそうだけど……」
何だぁ、その好きな人に彼氏が居たことを知ったような切ない乙女顔は?
いや、実際に見たことねぇけど。
「あん? 言いたいことはハッキリ言えっての、男だろ」
「っ、ちげーよ!」
そこを真っ先に否定すんなよ。顔真っ赤にして。……かわいい……っじゃなくて。
「……じゃあ"元は"男だろ」
半分は俺自身に言い聞かせるように、もう半分は初紀の話の続きを促すように俺は言う。
「じゃ……じゃあ聞くけどよ」
畏まるなっての、告白でもされるんじゃねぇかってドキドキ……じゃねぇっ、ヒヤヒヤすんだろうが!
「―――通知、受けんのか?」
「――――っ」
核心を突く言葉だった。
俺が一人屋上で途方に暮れる、なんつー似合わねぇことをしてた……一番の理由。
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