したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!

334ファンタ ◆jz1amSfyfg:2009/02/17(火) 21:38:59 ID:6h9lnUFM
【魔法少女は眠れない】





「ああ…今日もか」

今日も『寄生虫』の存在を感じ、変身する。

「さあ、行こう!」

俺を促す、この熊のヌイグルミ(後ろ頭に『クッキー』と書かれた名札が縫いつけてあり、なぜか『クッキー』と呼ぶと嫌がる)はツバサから変身薬を貰ったその日に来た。
なんでも、未熟な魔法少女のサポート役として、魔法使いの世界から来たサポーターらしく、これでも有名なサポーターらしい。一週間前に魔法少女(俺)の下着見て、テンション上げてた姿を見ていると、とてもそうとは思えない。

「へいへい、今行くよ『クッキー』」
「その名で呼ぶなぁぁぁ!」





「ふぅ、危なかった……」

今日も『創造攻具』で召喚した金属バットで寄生虫を仕留める事が出来たが、寝不足がたたってかなり眠い。
…よし、明日は学校休んで寝よう。





俺が寄生虫と戦った場所から、遥か彼方にそびえたっている高層ビル。その屋上に一人の少女が地上を見下ろすように立っていた。
その瞳はただ一点をまっすぐに見据えていた。
「あれが新しい魔法少女……」
少女はそう呟いた後、苛立たしげに下唇を噛み、屋上から飛び降りる。
『風』の魔法を展開し、宙に浮きながら、忌々しげに唇を動かす。
「なんで…なんで、あんな奴なんかが『魔法少女』を…」



俺はその少女の憎しみのこもった視線も、視線を送られる理由も、存在も、今はまだ知るよしも無かった。





【終わり】




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板