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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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「元々一人だったんだ。 そんなに心配すんなって」
自分の発した言葉の筈なのに、それはただの強がりでしかなかったのだ。
………葉月がいなくなって、何年が過ぎただろう。
そう、葉月は喋れなかったし、独り言のようなものだったと思ってもう諦めよう。そう考えようとした。
笑って送り出したことを今更後悔したりなんかして、俺は改めて自分の女々しさを知った。
―――あれは、確か2年前だろうか。俺の両親の墓参りをしてすぐの事だった。
船が、近くを通り掛かったのだ。小さな小さな漁船。待ち続けた筈の、救助。
俺達はボロボロになったシャツを旗代わりに、精一杯それを振り、祈り続けた。
頼む、見てくれ……!
誰か、気付いて……!
その時、思った。神様は、いるのだ。
徐々にこちらに向かって来る船では、恰幅の良い船員が手を振っている。
でも、俺は―――
『帰れるの?』
葉月は素直に嬉しそうに砂浜に文字を書いた。
その笑顔が嬉しくて、でも切なかった。だって、俺は―――
「葉月、お前は一人で帰るんだ」
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