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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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俺の手を引きながら、おそらくあの浜辺への道無き道を進む。
碧い海の中のような木漏れ日が、俺達を包んでいる。
カラッとした暑さは心地良く、遠くで鳥が鳴いている。
葉月の背中を追いながら、また思い出す、あの頃。
あの小さな背中は、縮こまって丸まっていた背中はもう無かった。
今目にうつるのは、しなやかに一回りも二回りも大きくなった男の背中だった。
この密林を抜けて、顔面岩を過ぎて岩場を少し下る。そうすると、もう海だ。
遠浅の、比較的波の穏やかな浜。葉月は何か伝えたい事があると、必ず俺をここに連れてくる。
もちろん住家にも平たい岩と炭という代用品はあるんだけど、余程ここが好きなのだろう。代用品は、あまり使われなかった。
葉月は漂着物を一通り漁ると、砂浜に腰をおろした。
少し離れた場所にいる俺に小石を投げる。
手招きと自分の隣をポンポンと叩くジェスチャーで、俺は葉月のもとへ向かった。
俺が隣に座ると、葉月は持っていた木の棒で砂浜に文字を書き始めた。
ウキウキと、踊るような手つきで何かを真剣に書いている。
「えー…何々? あ…と…1…ね…ん…? …ん? 何があと一年なんだ?」
葉月は一度俺の顔を見てニッコリと笑い、再び書き始めた。
「1…5…さ…い…? おぉ、15歳の誕生日って事か? もうそんなになるのか……」
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