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【コピペ】政治経済スレ【専用】

469時事専修:2011/05/16(月) 10:46:32
【エネルギー】バイオ燃料、ブラジル過熱 生産増強へ、穀物メジャー積極投資[11/05/16]

穀物などを原料とするバイオ燃料の生産能力で米国、ドイツに次ぎ世界第3位のブラジルで、
穀物メジャーなど外資各社が生産能力増強に向け投資を拡大している。
政府が石油系ディーゼル燃料に混ぜるよう求めているバイオ燃料の割合を現在の5%から
世界最高の10%に引き上げると予想しているためだ。
しかし同国でのバイオ燃料生産量はすでに国内需要の2倍に達しており、需給悪化を懸念する声も
出ている。

同国の燃料規制当局によると、ブラジル国内で昨年、バイオ燃料工場の新設または拡張の
許可を受けた企業は21社。
開発企業には、穀物加工最大手の米アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)の
ブラジル部門のディケーターや米穀物大手カーギルも名を連ねる。
英エネルギー専門調査会社ブルームバーグ・ニューエナジーファイナンスのアナリスト、
ロベルト・ロドリゲス・ラバスティダ氏は、これらの企業の投資額を5億6000万ドル
(約452億4800万円)以上と試算する。

原油高が続くなか、ブラジルのルセフ大統領は、トラックの燃料タンクを満たし、
インフレ抑制にも有効な代替燃料を求めている。
バイオ燃料産業の拠点は同国貧困地帯の中西部にあり、生産拡大は同地域の経済促進となる
可能性はあるものの、ロドリゲス・ラバスティダ氏は、不要なバイオ燃料がブラジルに
あふれるリスクがあると指摘。
「大豆を燃料に加工する施設へのこれ以上の投資は賢明ではない」との見解を示した。

ブラジルのロバン鉱業・エネルギー相は4日の声明で、燃料に加工可能な食物油が十分に
ある限り、ブレンド比率の引き上げを検討すると表明した。
ブラジルの食肉加工会社、フーガ・コウロスはバイオディーゼル工場に2200万レアル
(約10億8600万円)を投資している。同社のマネジャー、パウロ・ホセ・フーガ氏は、
同国のバイオ燃料ブレンド率は今後5カ月で7%に達するとみている。

ブラジル政府によると、昨年初めに47社だったバイオ燃料販売会社は60社に増加した。
独バイオ燃料コンサルティング企業F.O.リヒトのシニアアナリスト、
クラウス・ケラー氏によると、過剰生産能力は諸地域で問題となっており、欧州では
生産能力の40%、米国では24%の稼働となっている。ケラー氏は、ブラジルの生産能力は
国内需要を上回る伸びをみせており、生産者は売り上げ見通しについて楽観的すぎると警告。
「政府による四半期ごとの燃料の入札では、すでに深刻な競争が起きており、新工場の稼働は
さらなる競争激化を招くだけだ」と指摘する。
(ブルームバーグ Stephan Nielsen)

ソースは
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110516/mcb1105160503017-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110516/mcb1105160503017-n2.htm


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