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【コピペ】政治経済スレ【専用】

464時事専修:2011/05/14(土) 19:26:31
【エネルギー】日本近海に豊富、国産燃料の切り札「メタンハイドレード」採取へ実験装置導入[11/05/14]

◆新エネルギー確保の“切り札” メタンハイドレート採取へ実験装置導入

 日本近海に分布するシャーベット状のメタンガス、メタンハイドレートの効果的な採取に向け、産業技術
総合研究所のメタンハイドレート研究センター(札幌市)が世界初となる大型実験装置を導入したことが
14日、明らかになった。産総研では装置を活用し5月末から本格的な実証試験に乗り出す。東日本
大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、政府は原子力発電の比率を高めることを
盛り込んだエネルギー基本計画の見直しも視野に入れており、メタンハイドレートは新たなエネルギー源
として、にわかに期待が高まっている。

 実験装置は内径1メートル、高さ1・5メートル、厚みは7センチの鉄製で、産総研は砂、水、高圧のメタン
ガスを順に注入することで、海底1200〜1300メートルに存在する170〜180気圧、温度10数度の
メタンハイドレート層を再現。この層に井戸を掘り30気圧に減圧することによって、メタンハイドレートを
「安全かつ効果的に採取する」(成田英夫・産総研メタンハイドレート研究センター長)実験を行う。

 実験では(1)採取によって地層が縮まり、生産性が低下しないか(2)井戸にどの程度の負荷がかかる
か-などを検証し、平成24年度には海洋実験に乗り出す方針。

 メタンハイドレートは、日本近海の東部南海トラフだけで日本の天然ガス年間消費量の13・5年分に
相当する約1兆1400億立方メートルの存在が確認されており、現在のガス田の埋蔵量ランキングに
あてはめると世界20位程度に位置する有望な資源。

 東電福島第1原発の事故を踏まえ、菅直人首相は10日の会見で、平成42年までに原子力発電の
割合を50%以上に引き上げることを目標にしたエネルギー基本計画について、「いったん白紙に戻して
議論する必要がある」と表明。エネルギー安全保障の見地から、原発に代わる新たなエネルギーの
確保が求められる中で、メタンハイドレートの採取技術については「米国などが国家プロジェクトとして
進める中で日本が最も進んでいる」(成田センター長)という。日本のメタンハイドレート開発については、
平成6年から通産省(現経済産業省)が中心となって基礎的研究を開始していた。



 メタンハイドレート 天然ガスの原料となるメタンを水の分子が取り囲んだ状態の固体結晶。永久凍土
地帯や大陸縁辺部の海域に高圧低温の条件下で生成され、火をつけると燃えるため“燃える氷”と
いわれる。燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量は石炭や石油に比べると半分程度で、地球温暖化
対策にも効果的な新たなエネルギー源として注目される。

ソース:産経ニュース(産経新聞) 2011/04/14 12:58
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110514/plc11051413000009-n1.htm

画像:メタンハイドレート採取へ向け、産業技術総合研究所に導入された世界初の大型実験装置(産総研
提供)
http://sankei.jp.msn.com/images/news/110514/plc11051413000009-p1.jpg


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