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【コピペ】政治経済スレ【専用】
273
:
時事専修
:2011/01/28(金) 20:36:55
■危険な道
だから「AA」から「AA-(マイナス)」への今回の格下げは少し遅すぎたと考えている。
日本は危険な道をたどっている。危機を回避できているのは、家計貯蓄が高水準で、公的債務の約95%が
国内で保有されているためだ。
アイルランドやポルトガルが影響を受けやすい資本逃避のリスクはほとんどない。
でも、日本のバランスシートはますます身動きが取れなくなっている。
資産家ジョージ・ソロス氏の手法で投機家からの攻撃を受け始めるのは時間の問題だ。
S&Pの行動やそれに続く動きは、ヘッジファンドが運だめしをするきっかけになるだろう。
それでも10年債利回りは約1.2%と、非合理なほど低水準だ。利
回りがじわじわと上昇し始めれば、政府の借り入れコストは急激に上昇し、銀行、年金基金、ファンド、
保険会社、さらに家計、つまり基本的に全員が多額の投資損失を被ることになる。
市場関係者にとって、この20年の大きな疑問は日本が1989年のバブル崩壊からいつ完全に立ち直るか
ということだった。それは決して起こりそうにない。
デフレ下にある日本は1930年代の米国ほど落ち込んではいないが、どちらも1%を超える成長が長い間
実現していない。
■日銀は動けず
米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げの検討を始めても日本銀行はなお動けないだろう。
今後5年、あるいは10年でも日銀の大幅な利上げを真剣に予想するエコノミストはいない。
実際、日銀の白川方明総裁に対して、銀行システムへの流動性供給拡大や国債の大量購入を求める圧力は
増すだろう。しかしそれも役立たない。この10年余りの金融政策は成長拡大にほとんど寄与していない。
それでも政治家が中銀に措置拡大への要求をやめないだろう。それが肝心な点だ。
議員は日本の有権者に緊縮財政を訴えたくないし、大胆な改革実行に縛られたくもない。
私は自分の予想が当たらず、この「スプートニクの時」が日本の背中を押して行動につながることを
願っている。日本はあと数年間、どうにかやっていけるだろうが、それは重大な過ちとなろう。
日本が過去の実績をふりかざして、最終的に行き着く先から投資家の注意をそらすことはもはや不可能だ。
格付け会社はもう、それにはだまされない。ヘッジファンドも同様だ。
(ウィリアム・ペセック)
(ウィリアム・ペセック氏は、ブルームバーグ・ニュースのコラムニストです。
このコラムの内容は同氏自身の見解です)
ソースは
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920013&sid=aVX91J2SuevU
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