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【コピペ】政治経済スレ【専用】

234時事専修:2011/01/20(木) 23:15:39
【米中】中国、経済大国の責任放棄 人民元進展なし市場開放で新たな軋轢も[01/20]

 【ワシントン=渡辺浩生】19日(日本時間20日)の米中両首脳会談では、米国が批判を続けてきた人民元の切り上げ
問題は大きく進展しなかった。米国は世界2位の経済大国としての責任を果たそうとしない中国へのいらだちを強めている。
首脳会談では総額450億ドル(約3兆7千億円)の対中輸出案件の成立を発表し、オバマ政権は、進展しない人民元問題から
中国の市場開放を迫る手法に転換した。しかし。中国は国内市場の国家支配を緩める気配はなく、米中の経済軋(あつ)轢(れき)が
さらに高まる懸念もある。

 「両国が協力できれば、実質的な利益を享受できることをわれわれは示した」。オバマ大統領は19日、胡錦濤国家主席の横で
こう訴えた。

 対中輸出案件には、ボーイング社の航空機200機(190億ドル)のほか、東芝子会社で原発を扱う米ウエスチングハウスや
建設機械大手キャタピラーなどの契約も含まれ、米国内で約23万5千人の雇用をサポートするという。胡主席も米中財界リーダーとの
会合で、「(中国)国内の消費拡大に努力を集中させている」とし、内需振興による海外からの輸入拡大をアピールした。

 だが、両首脳の友好ムードとは裏腹に、米国内では反中ムードが高まっている。米紙ワシントン・ポストの世論調査によると、
中国を米国の雇用や経済的安定の脅威とみる国民は61%に達する。

 前回2006年に胡主席が米国を訪問した当時、米国は唯一の超大国だった。金融危機を経て、中国は昨年、日本を抜き世界2位の
経済大国となり、軍事力も増強を続ける。一方で、輸出で稼いだ外貨準備で米国債を大量購入し、米財政赤字を穴埋めしてくれる存在
にもなった。


 「中国が米国最大のライバルにのし上がったのは明らかだが、両国の相互依存も非常に密接となった」。米ブルッキングス研究所の
ニボラ上級研究員は、米中関係が一段と複雑さを増していると指摘する。

 「人民元問題で過去数カ月、いらだちを続けてきた」(米外交問題評議会のダナウェイ上級研究員)というオバマ政権は、胡主席の
訪米前に対中経済戦略の見直しを図った。

 ガイトナー財務長官は12日の講演で、「中国が市場を米国製品に開放すれば、中国も米国への輸出や投資機会を与えられる」と言明。
対中圧力を維持しながら、市場開放で相互に利益を追求する姿勢を鮮明にした。

 米国経済界には「中国は規制や補助金を通じて自国企業を優遇して、米国企業を不当に扱っている」(米商工会議所)との不満が根強い。
胡主席は「(外国企業も)平等に扱う」と述べ、知的財産権侵害の取り締まり強化、政府調達の国内企業優遇策見直しなどを約束した。

 しかし、政府が市場を支配する「国家資本主義」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)を維持する中国に急速な自由化は望めない
との声は多い。


msn産経ニュース: 2011.1.20 20:46
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110120/fnc11012020460073-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110120/fnc11012020460073-n2.htm


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