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政治経済を語るスレ
32
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専大の名無しさん
:2010/12/09(木) 08:58:24
働き盛りのサラリーマンに元気がない。その原因は長引く景気低迷が招いた「家計のバラ
ンスシート不況」にあると、経営コンサルタントの大前研一氏は喝破する。リスクのない超
低金利で資産を運用し、価値が目減りし続ける家のために高額な住宅ローンを払う。こうし
た家計の“含み損”を解消していくにはどうすべきなのか。以下、大前氏の緊急提言―――。
* * *
バランスシート上の最大の“お荷物”は、持ち家や車などの「固定資産」です。たとえば、
10年前に6000万円で買った一軒家の価値は3000万円程度にまで下がってしまい、かたやローン
の支払いはまだ5000万円近く残っている。売りに出せば2000万円もの債務超過になるという
家計が多いはずです。通勤時間が1時間を超えるところにマンションを買った人も同じく大き
なマイナスを抱えています。
しかし、海外では事情は全く違います。家を購入した場合、居住年数10年、20年でローン
の支払いが半分になった頃に、価値が2倍、3倍になり、それを担保にまた別の住宅を買って
、賃貸に出して利益を得ることができる。つまり、家の購入は利殖行為なのです。
住宅の平均耐用年数はイギリスで141年、アメリカは103年、ドイツは79年ですが、日本は
たったの30年。資産としての目減りが海外よりはるかに早い。しかも、日本の全住宅の2割は
空き家で、供給過剰に陥っている。空間利用を考えても、ニューヨーク・マンハッタンの住宅
地域の平均容積率631%と比べると、東京23区の平均容積率は136%で、まだまだ都市部にも
開発余地があります。将来の人口減少も考えれば、今後、日本の住宅が値上がりすることは
あり得ないと考えるべきです。
※週刊ポスト2010年12月10日号
ソース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101130-00000000-pseven-pol
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