したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

宇宙の歩き方

25困ったちゃん:2006/07/22(土) 11:14:44 ID:mM6G7yw6
 初めまして。今年から赴任した小学校(特殊学級もない小さな小学校)に重度心身障害児が入学してきて、職員一同、オムツ替えやら給食介助やら授業とは全く関係ないことで追われた1学期となりました。近所には、特殊学級のある大きな小学校も設備の整った立派な養護学校もあります。どんなに担任・校長・教育委員会が、養護学校やせめて専門の先生がいる特殊学級を勧めても「絶対普通学級でないと駄目なのだ」と言い切るその重心児童の母親は、その子供の奇跡を信じているのだそうだ。私は〜そんな奇跡があるものか〜と半信半疑でネットで調べてたら、ルナ君のドーマン法に辿り着いた。実は、Nスペ事件も知らなかった私は呆気に取られてしまった…なるほど、あのお母さんがあそこまで普通学級にこだわる原点はここか…しっかし、どこからどう見ても子供の意志を尊重し正確な言葉を読み取るつもりがあるのならタッチパネルは動かさないはずだし、あそこまでひらがなや文字が読めて指一本で詩が書けるというのなら、本人自らワープロやパソコンを使って書いたのなら誰もが納得するだろう!?私も母親の障害受容の無さ加減に呆れて、現在、小学校に来ている重心児童の母親とダブって見えて情けなくて仕方ありません。この子達に本当に必要なのは立派な詩を書くことよりも、1人でトイレに行き用を済ませたり、1人で食事が出来たり、身の回りの世話を他人の手を借りずに一人で出来るようになり、自立することですよね!?ちなみに我が校の重心児童の母親いわく、「小学校内ではリハビリ的なことは一切やらないで下さい。他の子と同じように教科書を見せてください」と言われて、我々職員はその重心児童が椅子から落ちないよう気をつけながら、奇声を聞きつつ、教科書に落ちる涎を拭いている毎日です。リハビリは、家や病院で行うから良いのだそうです。…奇跡ってそんな簡単に起こるものなのでしょうか!?私の知っている奇跡といえば、有名なヘレン・ケラーさんくらいなもので、しかも彼女は生まれつきではなく病気で三重苦になってしまった上に、アニー・サリバン先生との努力に努力を重ねた勉強の成果で、それを奇跡と言っていますよね。何の努力もなしに奇跡って起こるものでしょうか!?加えて、最近の障害が重ければ重い子供を抱える家族ほど、障害のある子供を育てるのは自分達親の責任では無く、社会や行政の責任に押し付けるケースが増えてきていますよね。現に「障害があるから出来ないのだから健常者に頼るのが当然」といった障害者の甘えを助長する親の会など団体も増えてきています。政府は簡単に、「子供達は国の未来だ!生めよ、増やせよ」てきな発言を言うけど、保護者として女性として言わせてもらえば子供1人育てるのにどれだけ莫大な費用と労力が必要なのか、分かってない人達のお言葉としか思えないです。安い賃金から、生活資金や多額の税金(公的機関に勤めるお偉い役人から消え入りそうな職員まで全てのお給料も含めたお金もここから使われて)を支払いながら、子育てを何人もするには余程生活に余裕がある家庭でないと難しいものです。なのに、障害手当てや福祉手当やら色々国から補助を貰っている家庭ほど「してもらうのが当たり前」的な図々しい観念に陥っている…『障害者自立支援法』は、開き直って図々しくなってきた障害者家族には良い薬にあるのでは、と思っているのですが…現実、どうなのでしょうかね、真面目な家庭だけがやはり苦労してたりして・・・(;-_-) =
 
追伸 『アルジャーノンに花束を』は、私も読みました=架空のもの、SF児童小説として読めば読めました、それでも虚しい内容ですね!


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板