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【ザ・雑談】☆Part3☆

598初代:2007/11/09(金) 07:39:29 ID:???
ランディさんへ

またまた2ちゃんにアクセス規制がかかりましたので、こちらへちょこっとね。

>因果律は掘り下げれば、予定説と似たようなもんになる。因果律は、要するに、因果関係は偶然(未定)ではなく、必然(予定)ということでしょ。因果律も予定説も、結論は似たようなもん。

『新約』ヨハネ9:1〜3に「この人が生まれつき目が見えないのは誰が罪を犯したからですか。本人ですか。それとも両親ですか。」「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。神の業がこの人に現れるためである。」と出てきます。
「親の因果が子に報い」的な考え方がユダヤ教からあって、質問とこのイエスの返答に繋がるんだそうです。
ちなみに、日本にある「親の因果が子に報い」的考え方の元は、仏教ではなく儒教の方なんだそうです。(byひろさちや)
戻って『旧約』のヨブ記に「こんなに酷い目に遭うのは、おまえ自身に罪があるからだ」との友人の言葉があり。「神は個人の罪業によって罰を与えるような方ではないし、また自分に非はない」とヨブは答える。最終的に神の答えは、こう。「おまえに罪があるから私は罰するのではない」つまり、ヨブが正解だと。しかし、「自分に罪がないと言い切る、そのことにお前の罪がある」となり、悔い改めを余儀なくされ、そして許される。
なんとも微妙なレトリックですよね。(笑)結局は因果応報やん。(笑×2)

>そんなもん(カルマ・因果の理法とか)に関わるよりも、日々をまっとうな人として生きるよう努めるのが一番、安心安全だと思う。

天国行きが予定されている人はいくら悪いことをしても地獄に行くことはなく、逆に地獄行きが予定されている人がどんなに善いことをしても天国には行けないのか?…と考えてしまうのが如何にも日本人的な発想なんだそうです。
「あなたの宗教は?」と問われて「無宗教です」との返答が、その後者に当たるようです。それは、自ら「地獄行き予定者だ」と宣言していることになるというわけね。
つまり予定説の結論は、「信ぜよさらば救われん」逆に「大丈夫、救いが予定されているあなたは信じられるように造られていますから」となる。
つまりのつまり、ランディさんの結論とそれほど遠くはないわけです。

前記のように、「因果応報」的な考え方は、ユダヤ教にも、そこから完全には抜け出し切らずにキリスト教にも残っている。
儒教は「家単位」での因果応報観があり、仏教は徹底して「個人原理」つまり自分の因だけが果を生むと思っていればいいという考え方だとの、ひろさんの解説です。
で、キリスト教の予定説は、トートロジーぽくはなってしまうのですが、異端な発想とまでは言えないんじゃないかな。むしろ、存分にキリスト教的な印象です。


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