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近代日本の右翼史について

5まむし連:2020/02/05(水) 02:46:35
昭和天皇について
МLでは書き忘れたが
戦前の昭和天皇は形式上は立憲制度を重んじ内面は民主主義を信奉していた
天皇機関説を無問題とし立憲政治の形式を踏めば
民主主義が貫徹されると信じた、そしてその信念は間違ってなかった。
つまり天皇機関説は
掲げるべき理想としては誤り(國體観として誤り)だったが
当時の日本のシステムの現状認識としては完全に正しかった

しかし終戦の詔勅は立憲君主を逸脱してる
昭和天皇の信念はここで崩れた
世の人すべて象徴天皇とは立憲君主だと誤解してる。そうじゃない
立憲君主は民主主義を追認する存在だが
民主主義が不完全で国民を滅亡に導くシステムである以上
天皇が立憲制に縛られてはならないことになる
昭和天皇はそれを自覚した上で象徴天皇として振る舞った
宮台真司が天皇は(戦前も戦後も)立憲君主ではなくアジア的専制君主だといったのが正しい
戦後の昭和天皇は
戦前のように政府代表を安易に「国民の民意」と同一視することをやめて
積極的に関与していった
全国巡幸で国民とふれた結果、自分は国家の機関ではなく現人神だったことを
改めて知った。民主主義の前提になる人間観が虚妄だったと思い知ったから。


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