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2062猫はハンムラビ主義者 ◆MuKUnGPXAY:2012/02/10(金) 17:55:50 ID:???
>>2059
これは私なりの理解ですが、東アジア全般の傾向として:
★★★『子供なり妻なりの家族の構成員は家長(家父長としての父親)の所有物。』★★★
という状況が大なり小なりあると思いますね。また技術でも学問でも、その概
ねは「徒弟制度という考え方で伝承される」という傾向が強く、従って世の中
一般に対して開かれた共通財産で、従って皆で共有するという考え方は余りし
ないのではないかと思われます。

実際に江戸時代の日本では:
1.子供というモノは家族が食べていくための労働力。(馬や牛と同列?)
2.自分の老後の生活の糧を得る為の保険。
という考え方がどうしてもあったという印象を(文献を読んだ限りでは)持ち
ましたね。そういう考え方からすれば『子供が親に屈服するのは当然』という
考え方が伝統的にあったのも頷けますよね。加えて男尊女卑も徹底して根付い
ていたという理解が正しいと思います。

だからそういう考え方をしていた人達が突然に民主主義とか権利義務関係に基
づく人権思想であったり、また男女同権や各個人の自主独立という欧米の考え
方が、ソレを概念としてではなくて言葉だけを唯単に輸入しても、そのままで
機能したとはとても考えられません。

まあそういう思想的、文化的、そして気質的な縛りに抗して批判的精神に立脚
した自主独立的なものの考え方にその基本を置く数学や理論物理学みたいな学
問体系である純粋理学は、その定着と進歩が非常に難しかったのもまた当然で
あったと理解されます。特に『自分の考えを信じる事からその全てが始まる』
という事を第一義とする数学は、日本人には極めて不得意な思考形態を要求し
ていると言っても良いと思います。

コレは私見ですが、日本人の特徴のひとつとして:
★★★『自分と他人との明確な区別を徹底して避ける。即ち自分自身の
       価値判断の基準は自分の中にはなくて周囲の他人の中に共存する』★★★
というその思考形態は、各人の自主独立性を徹底して阻害し、そして全体の集
合があたかも一人の個人として行動するが如くの村社会を形成し、そういうモ
ノの考え方が所謂独創性という要素を徹底して破壊してしまいますよね。数学
にとっては最大の阻害要因となりますからね。




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