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お知らせ

58名無しさん:2015/06/18(木) 00:32:16
もちろんこの誤信念は成長すれば大抵の場合なくなるが、まれにそのままになっている人もいる。魚が切り身のまま泳いでいるとかカブトムシには電池が入っているとかバカみたいな話だけれど、真面目にそういう人もいる。実際に都市部の子供は田んぼを1年中見ていないから、お米はどうやって作られているのか学校で習っても田植えの時期や稲刈りの時期を答えられない。また、雪がそれほど積もらない地域の子供が「北海道はずるい、冬は毎日雪が降っている」と言っていた。大雪になったらなったで大変なのは知っていても、その子にとっての「雪」は「数センチ積もる楽しいもの」で、脅威にはならない。いくら知識を与えても生活体験がないと実感ができないのだ。



 だから上記の話は真実と断定するわけではないけれど、「そんな人いるはずないだろう」という決めつけも十分「常識」に捉われた発想なのである。「もしかしたらそういう人もいるかもしれない」という意外性に対する余裕も大事かもしれない。「サリーとアン課題」に引っかかる子供の中には、しばしば過去や未来と言う概念が曖昧な子供もいてブコメにつけた「おばあちゃんは生まれたときからおばあちゃんだった」と成長しても思っていたり、過去の出来事をいつまでも鮮明に覚えている割には現在や未来とそれが結びつかないということもあります。認知のズレという奴です。


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