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追突事故 筋力低下について
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:2013/04/03(水) 23:29:53
②大人より、子供の方が身体が圧倒的に柔らかい
未成熟な子供の身体構造は、完全に成熟した成人のものよりも遥かに柔らかく、突発的な衝撃の吸収力は遥かに高いです。
極端な例で恐縮ですが、2階や3階から赤ちゃんが転落し、身体を強く打つも無事、というようなニュースを聞くことがあると思います。
無論落ち方や高さによってはただでは済みませんが、これは体を構成する骨や筋肉が柔らかく、衝撃を吸収してしまうためです。
生後間もない赤ちゃんの場合、骨や筋肉に、自分の体重や姿勢を支える硬さが無いことから、このような驚異的な柔軟性を持っているということで、
逆に言えば、まだ寝返りや四つ這いすらできない赤ちゃんを無理やり立たせようとすると、下肢、特に股関節に変形を引き起こす可能性も出てきます(特に体の構造が柔らかい女の赤ちゃんの場合は要注意です)。
無論、赤ちゃんに比べれば、小学生の身体は硬い(より安定している)ものですが、それでも成熟した成人と比べれば、遥かに高い柔軟性を持っています。
小学生が、派手に転んでも擦り傷程度で済むのに、高齢者や大人の場合は重篤な骨折をきたしてしまうという差が出るのは、このためです。
③シートベルトは、大人の身体より子供の身体をガッチリ保護してくれる
①の身長差と同じ理由で、シートベルトと座席の構造は、小学生くらいの子供の身体であれば包み込むような形で固定します。
つまり、子供の場合はシートベルトの接触面積と、身体前面の面積の比が少なく、大人の場合は子供よりシートベルト:身体前面の面積比が大きくなってしまい、体重差も相まって、大人が受ける衝撃力の方が子供より多くなってしまいます。
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