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精神科OTの実施時間

174OT:2013/05/20(月) 23:21:30
精神科領域のエビデンスが低いのは、あまりにも解明されていることが少なく、疾患理解についても仮説が多いからかと思います。フロイドやユング、ヤーロムやビオンなどの精神療法家の文献がいまだに主流ですが、それでさえほぼ仮説状態ではないでしょうか。
 どうしても病理として精神疾患をとらえて、作業療法の効果を実証するとすれば、(それでも材料は仮説ですが)脳内の神経伝達物質の変化を予測することはできます。統合失調症の急性期ではこれらが過剰に伝達するため陽性症状が出現します。その後回復期はこれらが安定せず、どちらかというと不足状態になります。かといって薬物療法を外すと元通り過剰になるため、外部刺激から脳を働かせこれらの伝達をスムーズにする必要があります。先ほどの自信の回復、安心感などは快らくです。要は快らく物質であるドーパミンの伝達は促されている可能性が示唆され、病理的に回復の方向へ進んでいると考えてもいいのではと思っています。


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