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OTの武器って何ですか?
146
:
名無しのOTさん
:2011/07/02(土) 21:46:42
かなり前のスレの復活ですね。けっこう荒れててびっくりした・・
本題の「OTの武器とは」ですが。
確かにOTって幅広くて、リハビリテーションに関わる職種としては一番広い関わりが出来ると思います。
ただ、現実、それを建前に、実際にほんとに患者が望んでいる「回復」というところから目を逸らしているOTも多いのではないでしょうか?
もしくは、「作業」や「ADL」にこだわり、「作業を通して何かしなければならない」、「現状の生活でできることを増やさなければならない」と思ってしまっているOTって多いのではないでしょうか?
確かに、それ以上機能向上の望めない患者に対しいつまでも漫然とした機能向上訓練を続けていくのはよくないとは思います。そういった患者には、機能は維持しつつ、新たな価値観を構築したりその機能で出来ることを増やしたり、人生の楽しみや役割、居場所を見つける、といった関わりが大事ですよね。これは一つの「OTの武器」だと思います。たぶん、普通のPTにはその辺の意識はちょっと薄いと思います。
ただ、私は中枢神経系の回復期で働くOTなのですが、まだまだ機能回復が見込める、潜在性として持っている患者さんに対しても最初からそのレベルで出来る作業活動や生活動作の練習を押し付けてしまっているOTも多くいるな、と感じてしまいます。
やはり発症から3か月程度は(もちろんその方の症状の具合にもよりますが、だいたい中等度として)OTもPTと同様、機能回復に力を注ぐべきではないでしょうか。もちろん目標としては「出来るだけの生活の自立」「本人の望む活動が出来、人生を有意義に過ごせる」ですが、そのためには大前提として身体機能(もちろん高次脳機能等も含みます)の改善が必要です。
前の書き込みで、病院勤務されてるOTの方で、「OT室はデイケアのような役割」「笑顔が作れるオアシス的な場」といったような書き込みがありましたが・・・私は??ですね。
療養型病院なら別でしょうが、現状の一般的なリハビリテーション病院であれば、OTはそういった立場では今後の存在意義は危ないと思います。笑顔って、別に何かしら楽しい作業活動をリハビリテーションの場でしなくたって、それが出来るようになるための身体機能の練習であれば、患者さんだって笑顔が出るはずです。その方が「体はいいから私は○○(何かしら作業的なもの)がしたい!」とおっしゃるのであればそれはある意味受容もできてるのでしょうし、それでいいんでしょうけど、そういった方の方が少ないですよね。
身体機能の回復ってやはり時間が限られていますし、その貴重な時期に「OTは楽しめる活動をやってます、笑顔を作ってます」って言われたって、いくらその作業活動にOTなりの意味があったって、そりゃぁPTはもちろん他職種だってあまり納得しないと思います。
PTほど深く局所的な治療ではなくてもいいと思いますが、OTだってADLやその他の活動に必要な基本的な機能へはアプローチできるべきです。それが出来てこそ、「幅広いアプローチが出来る」と言えるのではないでしょうか。
あと、OTが学生時に「心理学」や「精神障害」について学んでいるのは、どの分野にいっても大きな武器だと日常の臨床で大変実感します。
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