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東北太平洋沖地震に関するスレ

196資料屋 ◆bfimNvQTb.:2011/05/15(日) 18:26:33
「天罰」だとかそういった言葉の使い方について私はどうしても「ラディカル・ホスピタル」(ひらのあゆ)のとある一話を忘れることができません。その話が何話だったかは忘れてしまったのですが。
この作品は病院を舞台にした四コマなのですが、患者が「どうしてこんな病気になったんだろう、前世の因縁としか思えない」と話していたことを医師・看護師同士でいろいろ話しているわけです。
患者さんにしてみればそうとでも思わなきゃやってられないんじゃないかな、一種の心のシェルターだよなんて話になったところで最後に師長が「医者は入ってはダメ!戦うの!」と締めていた話です。
これは私にとってはとても頷ける話でしたね。いつかどっかで書いたことですがどうしても説明つかない現象に無理やり説明つけて安心させるのが宗教の機能だったりするわけですね。説明がつけば対抗策も打てる。それは的外れのものではあるけど少なくとも無力感にさいなまれながらされるがままでいるよりは満足を得られる。
都にはやった疫病を鎮めようと始まったのが祇園祭。もちろん今にしてみれば疫病の原因はウイルスだとわかっていて、しかもその疫病の一つは撲滅すら達成しているので祇園祭のようなものは単なる儀式でしかなかったわけですがそれでも人々が不安を抑えるのには役立ったわけです。

3月11日直後の余震が頻発している状態のとき私個人は極めて不安定な精神状態になりまして、この地震のメカニズムを説明しているものなら何でも信じそうになったことを正直に告白しておきます。
例えばものみの塔の「サタンが」云々みたいな話ですね。こんな明らかに非科学的なものでも説明してるように見えれば何でも信じそうになったわけです。
だから不安に刈られた当事者が精神安定剤代わりにそういう天罰云々と考えるのは一概に否定しにくい。当事者でもないのに(当事者でも)そんな言説振りまく連中は明らかに不謹慎ですがね。


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