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□■□社会・時事問題☆総合雑談スレ□■□

1春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/14(土) 14:06:03
本来、カルトのような団体に関わって疲弊された場合は、まず休養が一番だと思います。
無理をして社会的な問題に興味を持ったり、過剰な責任感から
自分を追い詰めたりするよりも、身近な日常の回復と平和を大切にして頂きたいと思います。

が、こうした問題に関わることからネットで様々な情報に触れ、問題を理解してもらったり助言を受けると共に、
「カルト批判側」のドグマや偏った知識に基づく偏見まで、そのまま受け入れてしまうケースもあるように思います。

多くの場合、それらは他の場所ですでに論議され、様々な指摘を受けている内容であることも多いのですが、
「カルト批判側」グループへの恩義や信頼から、そうした指摘があることすら知らず、
免疫のないままプロバガンダに引っかかってしまうこともあります。
宗教カルトの場合、その宗教カルトを批判している別の宗教カルトにハマってしまう場合もあるでしょう。

カルトとは呼べないような宗教であっても、特定の宗教への批判による反動から
入信した場合は、過剰に原理主義的な言動に走ってしまうことがあります。
宗教ではない、特定の思想哲学や政治信条の場合でも、これは同じです。

そのようなことに陥らないよう、なるべく広い視野や事実に寄り添い、
個人の真摯な興味や真面目な熱意を歪めてしまわないよう、免疫をつける場所にしていけたらと思います。

素朴な疑問や問いかけ大歓迎です。誰だって、どんなことだって、初めは知らないのが当たり前なんです。
結論を急がずに、ゆっくりのんびりを心掛けて、興味のあることを一緒に考えていきましょう。宜しくお付き合い下さい。

2春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/14(土) 14:53:11
さて、最初のテーマとして、創価学会に関連してよく話題になる「政教分離」から考えてみたいと思います。

幸いにして、2ch創価公明板で数々の適切な議論を尽くされている法律ヲタさんから、
ログの引用とご紹介をさせて頂くことをご快諾頂けました。
非常に分かり易く、また優れたご考察がまとまっている内容ですので、皆さんぜひご覧下さい。
私は今までも、本当にお世話になりっぱなしなのですが、改めて深く感謝致します。m(__)m

出来ましたら、お時間のあります時にでも、こちらでの議論にも法律ヲタさんのご指導とご指摘を頂けましたら、何よりの喜びです。(深々)

ではまず、法律ヲタさんの参加された

【政教分離】創価学会と公明党2【政教一致】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1159597016/

から、以降にその過去ログを紹介させて頂きます――

3春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/14(土) 15:13:02
【政教分離】創価学会と公明党2【政教一致】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1159597016/

>550 :法律ヲタ ◆8PR9uxYCzw :2005/09/02(金) 08:23:02 ID:???
>法規範というものは、基本的にはそれを生み出す何らかの社会的背景・必要性が
>存在するから定められるものと言えます。
>しかし、仮に規制が必要だとしても、必ずしも社会における法的規制の必要性を
>すべてを満たす形で法が規定されるとは限りません。
>その例としては様々なものがあるのですが、例えば、いわゆるストーカー規制などを
>あげる事ができるでしょう。
>憲法上の政教分離原則も同様だと思います。
>それを生み出す歴史的経過・当時の社会的状況というものが存在します。
>
>今、各国様々なその具体的な歴史状況を一応捨象し、政教分離原則が生まれた
>背景を模式的に考えますと、政治(王権)と一部の宗教(宗派)との何らかの結託が
>あり、それが他の宗教(宗派)にとって自己の信仰の妨げとなったから要求された
>ものと考えることができると思います。
>日本においても、これは同様でした。
>戦前の神道と国家の結託が様々な宗教的弾圧を生み、更には単に宗教上の自由の
>抑圧を越えて精神的自由に対する幅広い弾圧に結び付いたと言えましょう。

42ch過去ログより、法律ヲタさんの考察を引用:2007/07/14(土) 15:15:51
>551 :法律ヲタ ◆8PR9uxYCzw :2005/09/02(金) 08:23:58 ID:???
>そして、実際に採用された具体的な政教分離の形は各国の歴史的・社会的・宗教的
>背景により様々ですが、請求分離を要求した側からすれば、政治と結託した宗教・宗派
>が特権的地位を有し他の宗教・宗派に抑圧を加えた事に対する抵抗・反省・抑制で
>あり、自由の保障を図ったと言う構図で捉える事ができるでしょう。
>
>このような中で、確かに法的(憲法的)規範としての政教分離原則としては、古典的な
>公法・私法の峻別理論に基づく法体系に従い、規範の名宛人を国家として国家に
>対する制約の形を採ったわけです。
>そして、同時にそれは、私人の自由を確保する事にも通じたのでした。
>しかし、そもそも政教分離原則を生み出す基となっている状況を考えますと、この自由
>の確保も国家(権力)と結託しようとする自由を保障しようとするものではありません。
>あくまでも、宗教が国家と結託する事から生ずる信教その他に対する抑圧・弾圧に
>対する自由なのです。
>法的制約・規制としては、国家の側のみに対して規定すれば一応それで足ると考えられ
>ますが、法的規範の部分を除いた社会的な規範としては、その結託を図る宗教の側をも
>当然その射程に捕らえなければ不自然であり、私人こそがその名宛人とならなければ
>無意味なのです。
>

52ch過去ログより、法律ヲタさんの考察を引用:2007/07/14(土) 15:18:35
>552 :法律ヲタ ◆8PR9uxYCzw :2005/09/02(金) 08:26:13 ID:???
>要は、その歴史的背景などを考慮すれば、信教の自由を保障しようとする憲法上の
>政教分離原則も、根本的なところでは、その保障しようとする自由の中に国家と
>結託しようとする宗教の自由を認めるものではないと言う事なのです。
>ただ、それが“(憲)法”と言う形式・範疇で行われる限りにおいては、それを
>顕在的に規定する事は一面困難であり、また、国家の側を制約すれば足ると
>言うだけの事にすぎないと考えるべきものです。
>(ここで言う“国家との結託”とは、日本国憲法の規定する“「政治上の権力」行使”
>より幅広いものです。過去に行った言動に関して無反省で自己抑制することのない輩に
>対しては、認められる社会規範に基づき、こちらもそれに応じた対応をせざるを
>得ません。絶対的な強制力のない(法的規範を除外した)社会規範ではありますが、
>逆に言えば、社会的に許容される限り法的な制約も乗り越える事ができるものと
>考えられます。)


>571 :法律ヲタ ◆8PR9uxYCzw :2005/09/03(土) 09:56:05 ID:???
>これまで述べた事で、憲法上の政教分離原則に関する記載そのものは直接的に
>判例や学説を参照しておりますが、前回述べたところである政教分離原則の背景
>としての政教分離に関しては、何か学説その他を“直接”参考としたものではなく、
>日頃私自身が考えているところをそのまま書いたものです。
>今までこれをこのようにまとまった形で外部に公表した事はなく、必ずしも用語を
>厳密に検討した上で書いたものではありません。
>“国家との結託”と言うような用語の使い方には、実は多少の問題も感じている
>のですが、直ちに最適な用語も思いつかずにおります。
>憲法20条1項にある「政治上の権力」なる用語も本当は使いたい所なのですが、
>しかし、この問題で憲法の用語として使われているものに通説・判例の認める
>範囲を越えた意味を込めて使う事には、誤解も生じやすいでしょうし…。
>ここら辺は、今後の課題として残しておきます。

6春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/14(土) 15:56:10
この「政教分離」の問題については、アンチ側からは「憲法違反だ!」、学会員側からは「合憲だから何の問題もない!」という、
どちら側からの意見にも問題のある、単純な非難のやりとりに終始してしまうケースもあります。

法律ヲタさんのご考察を引用して紹介させて頂きましたが、該当のスレでは、他にも優れた内容の指摘や議論がいくつもなされていました。
しかし、こうしたアンチ側からの適切な指摘は、当のアンチの間でさえ、必ずしも理解が広まってはいないのが現状だと思います。

そこに、学会員からの反論(そのほとんどは、同じような内容ばかりなのですが)がやってくると、
↑で指摘したような、どちらの意見にも問題のある非難のやりとりになってしまうのだと思います。

該当スレでは、そのような類型的な学会側からの反論に対し、適切な指摘や問いかけもなされていました。
そのいくつかも、併せて引用し、紹介させて頂こうと思います。

7春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/14(土) 16:16:29
【政教分離】創価学会と公明党2【政教一致】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1159597016/

>547 :499-500:2005/09/02(金) 08:00:05 ID:???
>541
>>あなた達は本当は政教分離問題などは関係なくて
>>公明党の組織的な成長が嫌なだけなんだろう?聴くまでもないか?
>
>私は個人的に公明党が成長するのが嫌というより恐いです。
>不安な気持ちが大きくなります。ただの感想ですが、、、
>
>>現行の法律で認められている以上、政教分離問題を
>>これ以上公明や創価を非難するためだけの道具として利用する
>>のはよしたまえ。
>
>創価学会と公明党の関係を政教一致だと言い、政教分離原則に
>反してるという感想を持つ人が多いと思います。
>では、その感想は正しいのか?間違っているのか?
>その為に政教分離ってなんだろうと考えることは良い事だと思います。
>首相が靖国神社に参拝すれば、政教分離に反してるんじゃないの?
>とか、、教育現場で宗教に関するようなテーマを教えようとしたら、
>政教分離に反してしまうんじゃないかとか、政教分離に関する話題は
>豊富にあるでしょう。このスレが創価学会と公明党に関してのスレだから
>創価学会と公明党の関係に対して政教分離の話しが出ているだけで、
>道具として利用しているわけではないでしょう。
>

8春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/14(土) 16:18:06
【過去ログ引用続き】

>548 :499-500:2005/09/02(金) 08:00:51 ID:???
>541続き
>>公明・創価勢力に反対の立場であるなら、対抗できる政党なり
>>団体でも作るなりして公明党に勝る活動をしてみることが
>>民主主義で生きるあなた達のすべきことなのでは?
>
>確かに政治活動に意欲的な方等はこの様な行動を取るという方法もあるでしょう。
>私は公明党に投票しないという行動をとっています。他の人に
>これを押し付けたりするわけではないですし、わざわざ公明党に対抗するため
>だけに政党を作るべきだとも思いません。
>私が疑問に思っている、公明党が成長するのが恐いと思っている、そういった
>感想の大きな一つの原因になっているのは541さんがおっしゃっているように
>公明・創価勢力というひとくくりにする考えが一般的なのに、
>これは社会規範として許されるのか?ということです。
>まず、わかったことは欧米諸国を見ればここまで、政党と一体に表現される
>宗教は無いし、あれば社会規範としては許されないということです。
>じゃあなぜ社会規範としては許されないのかということをみなさんに
>お聞きしているところです。
>507さんは民主主義の本義に反しているとおっしゃっています。
>私は本当に現行法で認められる状態なのか?
>もし認められるのであれば先進諸国と比較してそれはいいことなのか?
>ということを考えています。
>541さんは宗教と政治の関わり方にどのような考えをお持ちですか?
>

9春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/14(土) 16:43:26
――以上に引用させて頂いた「499-500」さんの問いかけは、私たち一般の素人の抱く、率直な不安や素朴な疑問と、
法律ヲタさんの示して下さった、的確なご指摘や考察とを繋ぐ、架け橋ではないでしょうか。

このような観点から、一つひとつの問題を丁寧に明らかにすることによって、
創価学会・公明党の抱える問題の根本的な部分も、浮き彫りになるように思います。

最後に、もう一つ法律ヲタさんのレスを引用の上、ご紹介させて頂きます。
皆さんよければご意見やご指摘、ご感想など宜しくお願い致します。m(__)m


>573 :法律ヲタ ◆8PR9uxYCzw :2005/09/03(土) 10:00:40 ID:???
>>政教分離規定が憲法に挿入される背景となった事情をよくよく考えてみれば、
>>政教分離とは国家が宗教に介入することを禁止するだけのものではなく、宗教が政治に介入
>>することも禁じているのだと理解しました。
>
>その通りです。
>ただ、繰り返しになりますが、憲法上の政教分離原則それ自体は、あくまでも
>「国家が宗教に介入することを禁止するだけのもの」であって、また、政教分離原則
>そのものの問題ではありませんが、憲法(の人権規定)全体としては「宗教が
>政治に介入すること」の少なくとも一部は、憲法は逆に間違いなく肯定している
>ものと思います。
>(「介入」と言う表現が多少気になるのですが、宗教団体による選挙の合法的な
>支援やその他政治的意思表示そのものは、基本的に合憲です。)
>
>憲法上の政教分離原則は信教の自由を護るための規定ですが、それを生み出した
>政教分離の歴史を考えれば、“政教分離”そのものは、信教の自由などを弾圧・抑圧
>しかねない“宗教と国家(権力)との癒着・結託”の自由を宗教(団体)に認めたもの
>ではないと言う話の筋です。
>
>従って、(憲法上の)政教分離原則とそれを生み出している政教分離自体は明確に
>区別する必要があります。
>創価・公明の関係を、“政教分離原則違反”“違憲”と言うことはできないのですが、
>“政教一致”“政教分離に反する”と表現する事自体には何の問題もありません。
>(ただ、そう主張するためには、先の表現を使えば“宗教(学会)と国家(権力)との
>癒着・結託”について実証的に論じなければなりませんが…。

10free ◆EtDBNAuDt.:2007/07/15(日) 15:29:35
さすがに 参議院選挙が近いためか 自blog選挙の欄http://freezu.blog76.fc2.com/blog-entry-10.html#comment138にたくさんのお客様がいらっしゃるようです。
昨日も「政教一致」と「政教分離」が freeは解っていないという お叱りを受けました。ははは。

創価学会は政教分離という憲法に触れていないという 学者様の「解釈」を引いて 議論しなくてはならないかと「まんどくせーー」って思っていまいました。いや 自分の勉強のためには ウエルカムなのですけれど、創価の方との議論は不毛だから・・・。
すると、蛙さんの掲示板に タイムリーなスレッドが。もう 身体が震えましたよ。法律ヲタさんの 切れ味の鋭い文章にもう そっくりとこちらを紹介してしまいました。m(__)m

>“政教一致”“政教分離に反する”と表現する事自体には何の問題もありません。
>(ただ、そう主張するためには、先の表現を使えば“宗教(学会)と国家(権力)との
>癒着・結託”について実証的に論じなければなりませんが…。

えっと最近では 福本氏がかなーり 吐いていますね。(週刊現代より)
公明議員に 「あなたの力で、池田先生に東京大学名誉教授の称号を取れないものか」「(墓苑用の)いい土地を探して来い」「(公明党議員の)使命は(創価学会の)組織を守り、総体革命に尽くすことだ。福本はそれをわきまえていない」「公明党に離党はない。公明党の議員は一生、公明党に所属するのだ」「秘書の葬儀を日蓮正宗の寺院でやるとは、福本の監督不行き届きだ」と激怒して、私の公認後任外しに結びついたのだと思います。それにしても、秘書の葬式の流儀でとやかく言われる政党は、公明党以外にあるでしょうか。一般有権者から見て、こうしたところが「政教一致」に映っても仕方がないでしょう。
公明党は、政党とは名ばかり。池田大作名誉会長を崇拝する創価学会に支配された組織なのです。議員は、このような座談会でさえも報告書を党に提出しなければなりません。
国民のために働くよう有権者に選挙で選ばれた議員が、地域の学会活動に参加することを〝強制″され、あまつさえ党に報告することまで要求される。私はこの党ではまっとうな政治活動ができないと悟り、離党を申し出たのです。

北側さんは、「学会員はよく分かっていない人が多いから、適当にやっておけばいい」と答えた。つまり、北側さんは、政策に矛盾があっても、学会員は公明党に自動的に投票してくれるものと考えているのでしょう。
(週刊現代H19 07/07号 07/17号)

私もホント忘れっぽいので、MEMO代わりに コメントを書き込んでみました。お目汚し失礼します。^^

11ゆっち ◆dLheqeuDbk:2007/07/15(日) 15:44:08
freeさん
>北側さんは、「学会員はよく分かっていない人が多いから、適当にやっておけばいい」と答えた。

ここに全ての「池田思想」が詰まっているような気がしますわん…。
ホント、現場の婦人部は、こういう人ばっかりですよ(嘲笑)、こんなバカ集団の中に居たくないって
思うくらい。

私もお目汚し失礼しました。

あと、freeさん荒らし・煽りは
しょうがないですかね…。

あいつら、自分が叩けそうな所しか寄って来ないでしょ(笑)。
私のブログでさえ(笑)、突っ込み所があれば、ギャーギャー、婆たちがウルサイのに(笑)。

人の事、皮肉ったりするより、「仏」なんだから、慈愛を持って教導してくれればいいのにね♪

12春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/15(日) 16:40:26
>>10 freeさん

ブログでのご紹介ありがとうございます。(深々)
あはは、ナイスタイミングというか、勢い込んで乱入してきた学会員さんにとっては何ともバッドタイミングというか。(苦笑)

きっとこういうタイミングも、組織が開き直った言い分で、沢山の人を選挙活動で追い詰め苦しめてきたことへの 仏 罰 ですかね?
freeさんのお手を煩わせずに済んだなら、私も嬉しいです。m(__)m

というか、ホントに相手の痛みや都合を考えない乱入ですね…。

あ、sawasさんもそちらのコメントで、「改正DV防止法」の良い面にはきちんと触れられてますが、このスレでも公明党が賛成してる法案について、
良い面や理解出来る側面、それへの反対論の問題などにはちゃんと公平を期して触れていく予定です。

でもそれは、創価・公明の今のような選挙活動のあり方を肯定する理由には一切なりません。

こうして記事のご紹介も下さって、お目汚しなんてことは全くありませんですよ。
むしろ、こちらこそブログのコメントやこうした書き込みを頂けて、報われましたし、お礼を言わせて頂きたいです。(^^;
freeさんの視点から感じられたこと、思われたことを、これからも教えて頂けると嬉しいです。(深々)

13春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/15(日) 16:55:58
>>11 ゆっちさん

現場からの率直なご意見、ありがとうございます。(深々)
議論に血を通わせるためには、学会活動を深く体験し、今も内実をよくご存じのゆっちさんのようなご意見が大変有難いですよ。

理屈では簡単に割り切れない、現実の血縁や人付き合いの難しさについても。
ちょっと話がそれますが、私も法律ヲタさんも、そういった負担を強行にはねのけて脱会せよなどとは、主張していません。
感情的には中途半端に感じられるかも知れませんが、現実に沿った対応をといつも勧めているつもりです。
そのような意味でも、血の通った議論がしたいなぁと考えています。

>「学会員はよく分かっていない人が多いから、適当にやっておけばいい」

確かに、そこに本質があるのでしょうね…学会員さんを一番侮り、バカにしているのは、
実は当の学会組織のあり方なのかも知れません。やりきれませんね…。

14ゆっち ◆dLheqeuDbk:2007/07/15(日) 17:10:18
創価学会の選挙活動時には
戸田第二代会長の
「心して政治を(厳しく)監視せよ!」等と言う、それに類する言葉が引かれます。
が、
実態は、学会の座談会で公明党洗脳ビデオを見せられたり
応援演説に連れ出しされたり
そういう「なんとなく」の空気で、しかも実際自分達の生活に、決まった法律がどういうふうに関与するのか精査する時間もなく
(きっと我が身が重度の障害者になったり、年金を満額給付されなくなったりしたことがない人が大多数でしょうから)
選挙に何の疑問もなく、自分の時間を投入できるのだと思います。

選挙=池田先生の為

ですから。当の池田が金満体質バリバリの人間であることは、学会員の多くには知られていません。
北の将軍様さながらの、贅沢体質である事が世間に知られたら困るのは、池田一族であるからです。

15春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/16(月) 12:27:23
>>14 ゆっちさん
>そういう「なんとなく」の空気で、しかも実際自分達の生活に、決まった法律がどういうふうに関与するのか精査する時間もなく

そのように落ち着いて考える時間や余裕を奪っているのも、会員さんの内面的にも実際の行動面でも
活動や役職に追われることになりがちな、組織の体質故ではないでしょうか?

こういう指摘をすると、「いや、自分の周囲では違っていた」とか
「自分はすんなり活動から離れられた」と仰る方もおいでだと思います。
そのように配慮される幹部の人をご存じの方も、きっといらっしゃるでしょう。

たとえば、旧軍にも尊敬出来る将校や、立派な帝国軍人と呼べる人はたくさんおられました。
しかし、その中で何故辻政信や牟田口簾也のような人物が現れ、影響力をふるって問題を起こし、またどうしてそのような人物が
組織の権力構造から排除されることがなかったのかについては、旧軍の組織的な問題や体質にこそ、その責を帰することが出来ます。

これを、「旧軍には何の問題もない、そういう行き過ぎは個人の問題だ」と主張するのが、
日本の近代史を見る上で如何に馬鹿げた主張かは、歴史を知れば知るほどに明白であるでしょう。

個々の体験談のみから語る限り、「酷かった」「いや、そうでもなかった」の水掛け論が交わることはありませんが、
それを束ねて歴史として見れば、何故そのような体験が生まれたのかへの理解と、新たな悲劇を防ぐ知恵に繋がります。

「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とよく言われるのは、このようなことが理由です。
歴史に学ばない者は、自身に如何に悲劇的な体験があろうとも、別な場面で同じ過ちを繰り返すからです。

引用させて頂いたレスにおける、「499-500」さんの率直な問いかけと、法律ヲタさんの切れ味鋭い見事な考察は、
個人の素朴な体験を歴史的な知恵へと昇華するための、不可欠な車の両輪だと私には感じられます。
freeさんの紹介して下さった福本氏のインタビュー記事、ゆっちさんのお話し下さる生の組織での体験も、
みんなでゆっくりと考え、新たな問題を防いでいける知恵に昇華出来れば…と、出来れば希望しています。

私自身、あまり物を知りませんので遅々とした歩みになると思いますが、これからもよろしくお願いします。(深々)
ご意見やご指摘、どうぞお気軽にお寄せ下さいね。>all

16春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/16(月) 14:33:09
>「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とよく言われるのは、このようなことが理由です。
>歴史に学ばない者は、自身に如何に悲劇的な体験があろうとも、別な場面で同じ過ちを繰り返すからです。

ちょっと話題が逸れますが、閑話休題ということで一つ例を考えてみましょう。
以前、「あなた色の創価」に投稿させて頂いた内容の焼き直しですが(手抜きとも言うw)。

たとえば、エホバの証人と統一教会という団体がありますね。どちらもキリスト教系のカルトだと言われています。

ここで、ある人が統一教会を辞めて、エホバの証人へと入信したとします。
周りは「どっちも所詮カルトじゃないか!何て馬鹿なことを」と非難したとしましょう。

私も、まぁ正直そのような改宗は、本質的な問題を何も解決していないと思います。
では、以下のような反論には、どのように応じたら良いでしょう。


『統一教会は何かを売ったりとか、偽の慈善寄付集めに家を訪ねるんだよね。

けれどもエホバの証人は、金くれとは言わない。まず「聖書を勉強しませんか?」と家を訪ねるんだよ。

ウチに来たのも品の良い母子連れでさ。統一教会の活動に疲れ切ってたから「純粋に聖書を勧めてて良いなぁ…」と思ったんだ。

ね、確かに統一教会は悪いカルトだけど、そういうことしないエホバの証人は良い宗教でしょ?』

17春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/16(月) 14:35:42
……くれぐれも、>>16で示した反論は本気にしないで下さいね。(汗)
この例で申し上げたいのは、同じく世間からカルトと見なされている団体でも、実際の活動面には様々な違いがあるということです。

そのような違いを越えて、組織の有り様や体質に共通の問題があるからこそ、同じくカルトと見られるのではありますが、
しかし現場の活動にウンザリするという視点から見れば、異なる点が多くあります。

実際、>>16で示したような違いはあります。
また統一教会は、輸血を拒否しなければ地獄に堕ちるなんて言いませんから、
それで身内を失った人を統一教会が勧誘すれば、逆にエホバの証人から鞍替えしてくれるかも知れませんね。

つまり、個々の活動の悪い点がどれだけ骨身にしみて分かっていようと、だから同種の団体に引っ掛からない訳ではないんです。

けれども、例で挙げたような改宗をすれば、本人はまさに自分の体験から、前の過ちとは違う
正しく新しい道を歩んでいるんだと、頑なに信じてしまうことも有り得ますよね。

ですから、自身の体験を、他の組織や事件との共通点から客観的に見てみること、
つまり体験を歴史化する作業は、それを防ぐのに役立つ一つの方法なのだろうと思います。

18春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/16(月) 14:38:17
って、今テレビつけたら酷い地震が…
freeさんや皆さんは大丈夫だった?(汗)

19free ◆EtDBNAuDt.:2007/07/16(月) 17:34:57
先ほども大きな余震がありましたが、私の住んでいる地域は あまり被害はないようです。
新潟・長野は電話が繋がりにくく、一部地域では断水、停電が出ています。まだ数日は余震があるようです。

余震の中 図書館に行ったのに、閉まっているし。。安全のためには仕方のないことですが、公共施設は閉まったところが多いそうです。 ぐったりがっかりorz

さて ゆっちさん 公明党のマニフェストでは「戸別訪問解禁」ですか、なんて解りやすい!もう なりふり構わぬ断末魔に見えるのですけれど。。
蛙さん 歴史に学ぶですか?「盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず」どうも この言葉がリフレインするのです。

20春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/16(月) 18:11:39
>>19 freeさん

おお! お怪我などされてなくてご無事で良かったです〜。

>余震の中 図書館に行ったのに、閉まっているし。。安全のためには仕方のないことですが、公共施設は閉まったところが多いそうです。 ぐったりがっかりorz

あう…それは災難でした。
そういうのは、私も経験ありますけど、理屈では分かるんですが何ともがっかりしますよね…。_| ̄|○

21春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/16(月) 19:17:11
>さて ゆっちさん 公明党のマニフェストでは「戸別訪問解禁」ですか、なんて解りやすい!もう なりふり構わぬ断末魔に見えるのですけれど。。

確かに解りやすいですね。(苦笑)
おそらく建前としては、諸外国では戸別訪問が一般的な選挙運動として認められてる場合があること
などを引き合いに出し、政治への国民の参加の活性化や投票率の改善辺りを理由にあげてくるのではないかと思いますが。

以下は、素人の戯言ですから、出来れば後日、法律ヲタさんのチェックとご指導を頂きたいところです。そのレベルの話だと思って、読んで下さい。

私の理解では、戸別訪問が禁止されているのは、それが買収の温床となる可能性を踏まえてのことだったと思います。

選挙違反で最も重視されるのは買収であり、そうした手段を拝して公平に広く支持された候補者が選ばれるように、
また支持者や運動員も無給のボランティアが望ましいというのが、現在の公職選挙法の根本的な考えではないでしょうか。

いわば、この点を逆手にとって、創価・公明のやり方はまかり通っているのだと思います。
けれども、そういう開き直りと受け取れる姿勢が、私が公明党を全然信用出来ない理由です。

たとえ、マニュフェストに如何に美辞麗句が並んでいても、またその政策に
支持出来る点があったとしても、公明党を支持する気には全くなれません。
極論すれば、公明党の挙げる政策が100%賛同出来る内容だったとしても、私は投票しないでしょう。

何故ならば、そうした政策実現のためなら会員を精神的に呪縛し、追い詰めることが
許されるかと言ったら、とんでもないことだからです。それはもはや具体的な社会悪の一つです。

22春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/16(月) 19:18:22
(続き)

ですから戸別訪問を例にとって話すなら、仮にそれを解禁するのであれば、
同時に今の公明党のようなあり方も成り立たないようになっていくべきだと考えます。
それは、必ずしも新たな法律を作って規制しろという意味ではありません。

実際問題として、戸別訪問による選挙運動が盛んなアメリカで、では何故SGI傘下の
NSA(アメリカ創価学会)は「コウメイトウ」を持っていないのでしょうか?
社会的に、それが許されず受け入れられないからではありませんか?

戸別訪問の解禁自体は、必ずしも悪ではありません。それによるメリットもあるでしょう。
その主張が、創価学会と公明党によってなされ、その実態を見る時にこそ、社会悪となるのだと私は認識しています。

戸別訪問解禁それ自体への賛否と、創価・公明がそれを主張することの是非は区別して考える必要があります。
アメリカでの以下のような事例も、そのような手掛かりになるでしょう。

http://www.jwic.com/n062302.htm

↑のようにエホバの証人の訴えが認められることは、記事にある通り、エホバの証人のあり方自体が正しいと認められることでは決してありません。
創価学会の主張を見る場合も、それと同様の視点が必要だと思います。
そして、創価学会が好む「勝利宣言」も、↑の記事中にあるエホバの証人側の姿勢によく似ていると思うのは、私のうがちすぎでしょうか?

23春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/16(月) 19:25:02
>>21

× 選挙違反で最も重視されるのは買収であり、そうした手段を拝して公平に広く支持された候補者が選ばれるように、



○ >選挙違反で最も重視されるのは買収であり、そうした手段を『排』して公平に広く支持された候補者が選ばれるように、


いやいや、とんでもない誤変換ですみません。m(__)m
買収を『拝』したらいけませんね。金権政治を崇拝することになっちゃいます。(汗)

24春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/16(月) 23:48:16
あ、そだ。
戸別訪問について、>>21>>22のように学会側の反論を予測して、先手を打つような指摘を書いてますけれども、
そういうのを見習って、体験を話される際に、同じように冷静に理詰めで話される必要はあまりないですからね、皆さん。

ちなみに他にありがちなパターンとしては――
日本の選挙カーの五月蝿さが戸別訪問の解禁と引き替えに無くせるだとか、こういう選挙のやり方は
先進国の中で日本だけだとか、外国は自由なのに…だから日本はダメなんだとか
――まぁその辺りがすぐに思い浮かびます。(苦笑)

そんで、池田先生は日本よりも世界で認められているんだとか。SGIは世界に広がっているんだとか。
それなら、その世界に広がったSGIで、各々“コウメイトウ”作って、その正しさを証明したら?って言ってあげたいですね。
だって日本と違って、戸別訪問も自由なんだから、さぞや急成長して『嫉妬島国日本』の批判者を見返せると思います。(笑)

ただ、こういう創価・公明の現実を無視して学会擁護をなさる方の相手は、率直に言って大変負担だと思います。
freeさんもご指摘下さってますが、実に不毛な議論です。

私だって、創価学会とか日蓮系の信仰・団体のことについて比較的冷静に話せるのは、
直接的に嫌な体験をしてからはもう十年以上も経って、自然に気持ちが落ち着いてきたからです。

2chには、法律ヲタさんや◆Bwr5tJDUMcさん、T.Rさんや山椒島さんといった頼りになるコテハン・名無しの
皆さんがいらっしゃいますし、生理的な嫌悪でどうにも辛いのに無理に向き合おうなんてせず、
ゴキブリ退治はゴキブリがあまり苦手でない方に頼っても良いのではないかと思いますよ。

感情は、理屈や勉強だけで乗り越えられるものではありません。辛いことは、やはり辛いのですから…。


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