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2世の退会---分析・方法・実際---

140春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2006/06/12(月) 20:20:50
(※>>139は投稿ミスです。すみません。m(__)m)

様々なカルトからの多様な人々の救出に携わった経験豊かなカウンセラー(たとえば「マインド・コントロールの恐怖」の著者スティーヴン・ハッサン)の、そうしたケースでの判断を否定する気には、私はなれません。
しかし「カルト被害者」という立場で一方的に理解しようとすれば、こうしたケースは些か受け入れ難いのではないかと思います。
さらに述べるなら――これはいずれ強信な人が迂濶に突っ込んで来た時に教えて差し上げようと考えていたのですが、私がよく例にあげる浅見定雄さんの以下の論評についてです。

http://www.toride.org/asami/cult.htm

一見、創価学会をカルトだと批判している事で、学会に敵対的な論評に感じられると思います。
しかし事実は全く異なり、実は浅見定雄博士は宗教学者の中でも、新宗教については最も寛容で好意的な論をお持ちの人物です。
創価学会を含む新宗教コミュニティの在り方にも、特に高度成長期における意義を認め、オウム事件の時に与党が創価学会牽制の目的で宗教法人法改正に動いた時にも、それへ批判的なコメントをされていました。

さらに靖国神社国家護持の動きが盛んだった昭和40年代、各宗教団体が連携して反対運動をする中で、謗法同座を嫌う観点からか孤立して反対運動を行う創価学会に理解を示され、現地の学会員の運動に協力すらされています。
当時の首相宛てに提出された反対意見書にこそ名を連ねていないものの、創価学会も独自にちゃんと反対運動を行なっていた事を、自著のその話題に触れた箇所でわざわざ触れておられるほどです。

つまり先にあげた浅見氏のご指摘は、新宗教全般にも創価学会の信仰や組織についても、内実をよく知り『最大限好意的な見方』をした上で、「カルトという呼び方を認めざるを得ない」との論評な訳です。
創価学会の利点も信仰も、きちんと認め好意的に評した上での指摘であって、むしろ「創価学会はカルトとは呼べない」と一見中立な意見を述べてる宗教学者の方が、よく知らないから当たり障りの無い意見を述べただけの場合もあります。


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