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2世や3世の退会って具体的にどうなるの?

1耳猫:2005/08/22(月) 00:32:07
初めまして。
現在非活動の学会2世です。
いずれ退会したいと考えてます。退会方法は、こちらで紹介されてる内容証明郵便で行こう!と決めました。
ですが、心配なのは、家族との関係です。
現在両親と同居してるんですが、2人ともしっかり活動家です。
罰なんか信じないけど、両親の反応がコワいです。
退会のタイミングは、独立するときか、結婚するときを考えてるんですが、その後両親との関係は断絶してしまうんでしょうか?
ブログなどで、勘当状態になってる方のの文章を読むと、とても心細くなります。
両親の信仰まで否定する気はないですが、向こうはそう受け取ってくれなくて、自分たちの人生を否定している、と思われるのかな?
実際に退会された二世や三世の方、よろしかったらどういう経過をたどったか教えていただけるとありがたいです。
あと、非会員の親戚がいるんですが、相談しようか迷っています。
でも下手にこんな家族のごたごたに巻き込むのはよくないかも、とも思います。
(例えば、第3者的な立場で話し合いに立ち会ってもらうなど考えてるんですが・・・)
さしせまったことではないのですが、心の中で準備をしておきたいのです。
どうぞよろしくお願いします。

2春田の蛙:2005/08/22(月) 12:15:26
はじめまして、耳猫さん。頼りない管理人の蛙です。
猫さんなんですね…蛙は食べないでね、不味いから。(汗)

>退会方法は、こちらで紹介されてる内容証明郵便で行こう!と決めました。

あ、ひょっとして法的Q&Aをご覧になりました?
あの方法は、2chの脱会相談スレで紹介されていたのを、此方にも転載させて頂いたものです。
多分、一番最大公約数的な解決策だとは思うのですが、
それでも様々に個別の事情がおありだと思いますから、
不安や愚痴などを書き込むのに遠慮はなさらないで下さいね。

私自身は外部の人間で、入会も退会も体験がありませんので、
ご覧になっている皆さん是非ご助言をよろしくお願いします。m(_ _)m
必ずしも脱会自体はされてなくても、活動から離れる際などの話や、
耳猫さん同様に悩まれているお話も参考になると思います。
お手の空いた方がおられましたら、どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

あ、それから耳猫さん。データベースから、2chの脱会相談スレの過去ログへのリンクも貼ってありますから、よろしければご覧になってみて下さい。
なにぶん量が多いので、大変かとは思いますが…
テーマ別に内容を整理したものを用意したいところなのですが、中々手が回らなくてすみません。m(_ _)m

>ですが、心配なのは、家族との関係です。

そうですよね…皆さん仰いますが、それが一番問題ですよね。

ですが、非会員の親戚の方にご相談なさるのは、中々良い案だと思いますよ。
リアルで身近にお味方を作られる事は、それが可能な場合は是非にとおすすめしたい、大切な準備です。
もしお味方として話し合いに同席して頂けるなら、そうしてもらったほうが良いと思います。

とても丁寧で整理された文章を書いて下さってますが、
不安やご心配で大変なのは耳猫さんなのですから、あまり気を遣われないで下さいね。
思った事は、何でもお書きになって下さい。

書いていく内に、自分の気持ちや今後の方策が見えてくる場合もありますし、
ご親戚へ相談される際の予行練習にもなるかと思いますので。(^^

3耳猫:2005/08/23(火) 02:32:04
春田の蛙さん、どうもありがとうございます。
頼りない管理人だなんて、とんでもありません。
ついでに、食べたりもしませんから(^^)

>あ、ひょっとして法的Q&Aをご覧になりました?
はい、そうなんです。
こうして退会手順がわかっただけでも、どこか安心できます。
ただ、退会届はそれでいいとして、どうしても家族に説明ということを考えます。

例えば転居や結婚となると、両親は当然のようにご本尊を持たせようとすると思います。
そのときに「要らない」と言ってしまうか、或いは貰っておくのがいいのか?とか。
ここのところが、私の中ではっきりしてません。
ご本尊に対しては、尊重する思いはありますし、祈ると心が落ち着いて、すがすがしい気分で過ごせるし、人にも優しくなれるみたいです。
でも、学会の本尊ということでの、世間の偏見が面倒とも感じていて、別の行為(瞑想など?)で代用できるなら、そうしてしまおうかとも思います。
うん、このあたり矛盾した気持ちですね。
よく考えておかなければ・・・

>2chの脱会相談スレの過去ログへのリンクも貼ってありますから、よろしければご覧になってみて下さい。
はい、ぜひ見てみます。何が出てくるんだろう?どきどきです。

親戚への相談については、じっくり考えてみます。
親戚はうちが学会員ということは知ってるけど、学会の実態までは知らないようだし、
退会する意思を告げて、親がどういう反応をするかまるで予測がつかないからです。

>あまり気を遣われないで下さいね。
いえ、それほど気を遣ってるわけではないですよ、ホント。
ただ、ネットの掲示板は文章しかないので、読んでご回答くださる方にしっかり伝わるように、
と思ってちょこっと推敲したりはしてますが。

4春田の蛙:2005/08/23(火) 07:00:46
>頼りない管理人だなんて、とんでもありません。

いえいえ、頼りないです。(断言)
それは今までサイトにいらした方がよくご存じだと思いますので、機会があれば聞いてみて下さい。(笑)

>ついでに、食べたりもしませんから(^^)

…ホッ、良かった。(-.-;)

>こうして退会手順がわかっただけでも、どこか安心できます。

それはよかった。
まずはそのお気持ちから、
「辞めるのは私個人の都合で自由にしていいんだぞ」と思えるところからです。
それは良い悪いの問題じゃなくて、本来は誰も邪魔しちゃいけない、耳猫さんの当然の権利です。

>ただ、退会届はそれでいいとして、どうしても家族に説明ということを考えます。

うん。家族に納得してもらう必要はありませんが、退会を知った時の反応が怖いのは当然ですよね。
皆さん、最初にそう仰る方がほとんどですよ。

だから、余計な事かもしれませんが、その不安を「自分が弱いからだ」とか
「もっとちゃんとしなければ」とか、責めないで下さいね。

不安なら弱音を吐けば良いし、誰かを頼ったって良いんです。
弱音を吐いてもらえる事だって、それは信頼の証しでしょう?
頼られて、相手の役に立てれば嬉しい。
嬉しいから、学会員だって親切の押し売りに回るんだから。(笑)

頼ったり甘えたりする事を、困った時に躊躇う必要はありません。
まぁ、相手は選んだ方が良いけどね。
何なら、ここで弱音を吐く練習をして、これからの実生活に役立てましょう。(笑)

ああそうだ。耳猫さんご自身は、活動はどれくらいされてましたか?今もなさってます?

>>2chの脱会相談スレの過去ログ
>はい、ぜひ見てみます。何が出てくるんだろう?どきどきです。

いや、そんなどきどきしなくても大丈夫ですよ。
読んでみて、大丈夫そうならあちらにも参加してみて下さい。
2chですから荒れる事もありますので、怖かったら読むだけに。(^_^;)

ご本尊については、一番耳猫さんの気持ちの負担にならない方向を(これは家族の反対云々ではなくて、あくまで耳猫さん自身の心の負担という事です)、一緒にゆっくり探していきましょう。

何か差し迫って解決しなければならないご事情はありますか?
時間があるようでしたら、ゆっくり今までの重荷を下ろしつつ、負担の少ない方法を考えましょう。(^-^)

5きょうこ:2005/08/23(火) 09:06:57
耳猫さん、はじめまして。
私は退会いたしましたが、両親とも他界した後だったので、
耳猫さんと状況は違います。
ですから、お役に立てるかどうか解りませんが、
耳猫さんの不安に思うお気持ちが解る一人として、
書き込ませていただきました。

ご両親はしっかり活動家、とのことですよね…
ご両親にとっては、耳猫さんが退会されることは
ある意味、非常に恐ろしい事だと思います。
学会を離れることが、イコール福運は消え、不幸への道、だと
たぶん思っていらっしゃると思います。
そこで、耳猫さんのご両親が、
耳猫さんの退会の意思を知って取り乱す、
または感情的になる事がご心配なのかな、と勝手に想像しちゃいましたが、
それでよろしいでしょうか?
耳猫さんから見て、ご両親はどんな反応をしそうでしょうか…?

私は、耳猫さんが、退会前にここで相談されることをえらんだのは、
賢明なご判断だったと思います。
春田の蛙さんは信頼できますよ(^ー^)

一番問題なのは、どのように耳猫さんの退会の意思を
ご両親に伝えるか、だと思います。
言葉一つ、そして言い方でも、相手への伝わり方も違いますし。
ですから、前もってその時の事を考えておかれるのは、
とっても良い事だと思います。
そして、ご親戚に相談される事も、私も賛成です。

ただ、気になりますのは、
退会したら、ご本尊をいただけるか、疑問です。
ご本尊が耳猫さんにとって必要かどうかは、
耳猫さんのお気持ちしだいですので、
そこをよく考えてみる必要があるかと思います。

私が一番お伝えしたい事は、
『耳猫さんが退会を選んだとしても、それは親不孝ではない』
ということです。
2世・3世にとって、ここはネックだと思います。
耳猫さんが一番しあわせを感じられる状態を、ご両親に理解していただくのが
結果的に一番みなにとって良いことだと思います。
そう出来るように、ゆっくり考えていかれる事を願っています。

(すいません、まとめようと思うんですけど、いつも長くなっちゃいます。
 (;´▽`A``)

6耳猫:2005/08/23(火) 20:13:38
春田の蛙さん
どうもありがとうございます。

>「辞めるのは私個人の都合で自由にしていいんだぞ」
はい、そう思ってます。そこんところは大丈夫です。

>ああそうだ。耳猫さんご自身は、活動はどれくらいされてましたか?今もなさってます?
疑問を感じつつ、ではありましたが、子供の頃からコンスタントにずっと活動していました。
地域の役職と、未来部担当を兼任してました。一時期はプラス人材グループにも所属してました。
今はすっぱり出るのを断ってます。

>何か差し迫って解決しなければならないご事情はありますか?
>時間があるようでしたら、ゆっくり今までの重荷を下ろしつつ、負担の少ない方法を考えましょう。(^-^)
本当にご親切にありがとうございます。
差し迫った事情は今のところないんです。
ただ、退会したいという意思が固まってくると共に、何が起こりうるのか、
予測できることは可能性として頭に入れておきたいな、と思うようになりました。
時間はたっぷりあります。
退会は家を出るときと考えてますが、早くても今年の終わりとか来年にならないと無理そうだし、
下手すると2〜3年このままの状態(非活動のまま両親と同居)かもしれないです。

7耳猫:2005/08/23(火) 21:06:24
きょうこさん
初めまして。「目指せ MC analyst」のきょうこさんですよね?
いつもブログ拝見させていただいております。こうやってお話することができて嬉しいです(^^)

>そこで、耳猫さんのご両親が、
>耳猫さんの退会の意思を知って取り乱す、
>または感情的になる事がご心配なのかな、
はい、まさにそこのところが心配です。
両親とは普段仲良くしておりますし、非活動になってからも格別うるさいことは言わないです。
活動家とはいえ、組織の矛盾点は身にしみて感じてると思います。
なのですが、最近の選挙のことで(私が非協力宣言したので)言い争ううちに、
どうしても思考が止まるポイントがあることに気付きました。
たとえば政策の話をしてるのに、
「日蓮大聖人さまと池田先生は絶対間違わない」
「学会についてかなくてはならない」
「疑問を持つこと自体がおかしい」
みたいにもって行かれてしまって、全然話がかみあわないんです。
両親からしてみると、
「耳猫はすっかり信心がおかしくなった。そのうち戻るからそっとしとけ」
くらいに認識してるのかもしれません。
ところがどっこい、戻りませんよ(笑)
どこに行くのか全然方向性の見えない組織に協力するなんて、絶対ぜったい嫌ですから。

>耳猫さんから見て、ご両親はどんな反応をしそうでしょうか…?
上記のことがあってから、両親のことがよくわからなくなりました。
なんかすごくアヤしいこと言ってますが、普段はむしろ常識的な人たちで、
子供の頃は学会活動があるからと言ってすっかり放り出されたりはしませんでしたし、
食事の用意をしてくれないこともまずなかったし、
休みにはいろんなところに遊びに連れて行ってくれる親でした。

でも実際に話してみると(まだ表面的なことなのに)ああいうことを言うんです。
そういえば、以前退会の相談に来た人に、
「地獄に落ちたいの?」
とか言ってたのを思い出しました。
ということは、私にもそう言う可能性おおありですね(汗)
心のどこかで、理性的に話し合えたら・・・という希望はあるのですが、
どうも無理だろうと思います。
絶対修羅場!です。もう想像つかん・・・

>ご両親にとっては、耳猫さんが退会されることは
>ある意味、非常に恐ろしい事だと思います。
>学会を離れることが、イコール福運は消え、不幸への道、だと
>たぶん思っていらっしゃると思います。
本当にこんな感じです。

ご本尊については、なくても祈ったりできるかな、とも最近考えたりもします。
きょうこさんはどうされてますか?
私は、以前困ったことがあったときに、集中的に題目あげたら、不思議な具合に解決をみたことがあります。
偶然とか、「潜在意識のなせるわざ」かもしれません。
それはそれでいいとして、今は、そういう祈祷みたいな題目はもうあげたくないのです。
柳の下の泥鰌を狙うじゃないけど、そういう棚からぼたもちを待つような習慣が身に付きそうでいけないと感じます。
なんだか自分で模索する力が弱くなっていきそう、で。
今は、自分が心からご本尊と向き合いたくなったら、
その都度丁寧に集中して、時間にはこだわらず題目をあげています。

>『耳猫さんが退会を選んだとしても、それは親不孝ではない』
本当にありがとうございます。心強いです。私もそう思います。
ただ、両親に通じるかしら・・・?
これから、退会の意思をどう伝えるか、いろいろ考えてみますね。

それと、私もスピッツ大好きなんですよ。
恐怖感とかは基本的にないんですが、たまに理屈ではなく、
すごく不安定な気分になることもあります。
そんなときは、
♪ああ 無いとわかったのさ 新しい罰など
(「ムーンライト」です。歌全体としてはまるでこの件に関係ないですけどね)
と、自動的に頭の中に流れるようにインプットしてます(笑)
ブリーダーには結構有効かもしれませんね。

私も長くなりました・・・。

8きょうこ:2005/08/25(木) 00:56:25
耳猫さん、こんばんは。
「目指せ MC analyst」のきょうこです。
思えば、本当に大それた名前をつけてしまいました!
きっといつまでも、目指すだけだと思うんですけど(笑)
こちらこそ、耳猫さんとお話できて嬉しいです。
スピッツ好きと聞いては、俄然はりきっちゃいますよ♪


耳猫さんはとても冷静に考えていらっしゃいますし、
ご両親も聡明な方なんだろうなぁと文面から想像しています。

>どうしても思考が止まるポイントがあることに気付きました。
すごく解ります。
というか、私もきっと、以前はそうでした(笑)
ただ人には言わなかっただけで。
会員にとって、
>「日蓮大聖人さまと池田先生は絶対間違わない」
>「学会についてかなくてはならない」
>「疑問を持つこと自体がおかしい」
これらのことはどうしても譲れないし、
この先に思考を進めるのは悪道に堕ちる事ですから
危険だと思わせられているんですよね…

ご両親はきっと耳猫さんの退会の意思を聞いたら
反対なさるだろうし、取り乱すかもしれません。
でもそれは、耳猫さんが可愛いあまりのことで、
学会員の親の当たり前の反応だと思っちゃっていいと思うんです。
(なんか乱暴な意見ですね(;´▽`A``あくまで私の個人的な意見です)
問題はこの先で、
耳猫さんが誠意を尽くしてご自身が歩きたい道をお話して、
その上でご両親がどうするか…。
すっかり耳猫さんのことをご理解いただけるのは無理としても、
常識的で組織の矛盾もわかっておられるご両親ですから
そこに希望的観測を見出す事はできないかなぁ〜なんて考えていますが。

とにかく、耳猫さんの人生もご両親の人生も、
これからずっと続くわけですから、
解りあう事には時間をかけていいんではないかなぁ〜と思ったりいたしました。

(もし修羅場になっても、耳猫さんが嫌なのは組織で、
 ご両親のことを批判しているんではない、という姿勢だけ崩さなければ、
 大丈夫だと思います。)

ご本尊の件ですが、
私は退会のときにご本尊を返しませんでした。
今も勤行はしていませんが、好きなときにお題目をあげています。
でも私の個人的な意見としては、
ご本尊がなくても祈れると思います。
これは個人個人の信仰の問題なので、
耳猫さんがお決めになっていいと思うんですが…

ただ、退会したらご本尊はいただけないだろうと思うんです。
だからといって、退会せずに非活のままご本尊をいただくと、
引っ越し先にそこの地域の会員さんが来ますよね…
ご本尊を持ち続けるか、は耳猫さんの人生にとっても影響する事ですので、
この機会にご自身の信仰を考えてみられるのもいいかと。
みなさん、組織に疑問をもたれたかたは、
仏教や他の信仰を改めて学んだりしている方が多いようです。
世界が広がって、面白いですよ(^ー^)



「ムーンライト」いいですよね〜♪♪
スピッツの歌詞なんか出てくると鳥肌立っちゃうくらい嬉しいです(笑)
私は最近は、「歩き出せクローバー」とか「俺の赤い星」とかが
頭の中に流れます。(曲調はぜんぜん違うけど(笑))

不安定な気分、とてもよく解ります。
私もそうでした。
だって人生の転機ですもんねぇ。
「テクテク」、ゆっくりご自身をいたわりながら歩いていただきたいです。

9こだま:2005/08/25(木) 04:57:55
耳猫さん
はじめまして。
耳猫さんのご相談に関しては、春田の蛙さんときょうこさんが的確なアドバイスをされていらっしゃるので、私が口を挟むことつもりはなかったのですが、耳猫さんのお話を伺ってて私自身気づけたことがあったので
感謝の気持ちを込めて書かせてください。

私も学会2世です。非活動歴まだ5ヶ月の新米です。
私の両親、兄弟も役職持ちの活動家です。
結婚し、親とも別居してるにも関わらず、親との衝突を非常に恐れているため、非活動になったことすら親にはあいまいにしています。

親は昭和30年代に結婚。狭い汚いアパートでの貧乏暮らし、その後生まれた第1子が病気。まさに貧乏人と病人の集まりと言われた創価学会にわらにもすがるような思いで入会。(というか当時は入信、ですね)今から聞くと(今よりもっと)非常識甚だしい活動もすべて全力投球。そのおかげで今の自分たちと家族があると信じ切って今に至っています。
と、うちの話が長くなりましたが・・・、違いはそれぞれあれ、私たちの親(1世たち)は同じような体験を積んで、現在の妄信とも思える確信につながってると思われます。

私、非活になってから親を疎ましく思うことが何度もありました。
なんでこんなうちに生まれてきちゃったんだろう。親にもわかってほしい、今の自分の気持ちを・・・みたいな。
なので、学会についてのちょっとした親との言い争い(私の場合、非活であることすらあいまいにしてる訳ですから、ほんとにささいな言い争い、なんです)ですらとても落ち込んでたんです、私。

でも、耳猫さんのお話、伺ってて、
特に「思考が止まるポイント」のくだりはうなずきながら読んでました。そこで思ったんですが、
1世の人たちが、「気づいてしまった2世」である私たちの感覚と同じ土俵に立つのは、私たちが想像する以上に難しいことなんだな、ってことです。

私、先日起こった「男子部長解任」の時も、「あっ、このことで組織のあり方の矛盾に気づく人が出てくるといいな」と期待しました。
また今回の突然の衆院解散の時も「やっときた夏休みのさなか、また選挙活動に駆り出されることで、疑問を感じてくれる人が増えるといいな」と期待しました。
でも少なくとも、私の親については、そんな期待は通用するはずもなく、何の疑問もなく活動にまい進しています。

私の場合、これまで、「親にわかってもらいたい」という期待が大きすぎたので、その分落ち込みが激しかったのです。でもいい意味で吹っ切れました。
2世だから不幸なんじゃなく、1世の人たちが目を背け、思考を停止して気づけない事に2世の私たちだからこそ、気がつけたんだ、と。
親と自分ではもう次元が違っているというか・・・、うまく言葉にできないんですけど、私は少しスッキリしました。

耳猫さん、今後親御さんとのお話し合い、大変かと思います。今後の私自身を想像すると、とても他人事とは思えません。
また引き続き、お話伺えたらと思っております。みなさんのアドバイス、私もご一緒に拝聴させていただきます。

10耳猫:2005/08/26(金) 00:17:29
きょうこさんへ

>もし修羅場になっても、耳猫さんが嫌なのは組織で、
>ご両親のことを批判しているんではない、という姿勢だけ崩さなければ、
>大丈夫だと思います。
貴重なアドバイスありがとうございます。いよいよ話し合う時に肝に銘じておきたいです。
「冷静」と言ってくださいましたが、リアルではけっこうかっとなりますし(特にこの話題では)、
頭に血が上ったあげく言葉足らずになることも多いです。
両親を否定してるわけではないことがしっかり伝わるように、ちゃんと考えておこうと思います。
(ちなみに、両親も別に「聡明」とかじゃないです。ボケボケ一家です(笑))

>仏教や他の信仰を改めて学んだりしている方が多いようです。
今日ちょっとのぞいてきました。(Libraさん中心の掲示板など)みなさん知識が深い!
一本道な学会教学とちがって、なんというか、滋味あふるるという感じですね。うまく言えませんが・・・。

「歩き出せクローバー」好きです。「俺の赤い星」も。っていうか、スピッツの曲みんな好きです(爆)
今日は、「ヒバリのこころ」の

 水槽の熱帯魚から 離れられなくなっていた 僕が僕でいられないような気が してたのに

という歌詞をふと思い出し、自分の来し方とちょっとオーバーラップさせてしまいました・・・。


こだまさんへ
どうもありがとうございます。

>なんでこんなうちに生まれてきちゃったんだろう。
私もたまにそう思います。学会のことさえなかったら、こんなに気を揉むこともなかったろうに、と
普通の家が良かったなあ、と。
でも現に学会員の家庭に生まれちゃったのだから、
そのことを見据えて自分にできることはひとつひとつしていくしかないな(タメイキ☆)、と考える今日このごろです。

>「親にわかってもらいたい」
実は私もそうなんですよ。ここに書き込むまであまり意識していませんでしたが、私も
「両親もいつか退会してほしい」
という気持ちがどこかあるんです。
(でもこだまさんはある意味ふっきれたんですね、良かった)
二人とも、非会員の友人もいるし、趣味もあり、妄信の人に比べて失ってしまったものは少ないみたいですが、
それでも(私から見て)何の意義も感じられない活動に、両親の貴重な時間が削られるのがたまらないのです。

でもこればっかりは、彼らの意思次第ですからね。。。
そして、私も自分の信じるところにしたがって行動したいし。。。
>2世の私たちだからこそ、気がつけたんだ
そうかもしれませんね。。。

>耳猫さん、今後親御さんとのお話し合い、大変かと思います。
あっ、まだ当分先のことになる予定ですf^^;)
そうなれば、できるだけ経過を報告しようと思います。
今はひとまず、ここや他のところで情報収集中ですね。
春田の蛙さんにご紹介いただいた、2chの該当サイト見てみたら、
親子不和、親悲嘆にくれる当たり前で、親に縁切られたとか、勘当とかもあるみたいで、びびりまくりです(汗)

言われる言葉としては、
「不幸になるから」(学会にいるのがある意味不幸です)
「地獄に落ちるぞ」(ほんとにあるなら見学したいですね)
が横綱級で、香ばしいところとしては、
「動物になるぞ」(「馬の蹄の裏にわくダニ」とかゆうのも・・・マニアックだぁ)
というのがありました。はふぅ。

どうぶつだって?いいぢゃない、できれば猫になりたいな。
(ついでに、あちらの掲示板にも猫がいたニャン♪)

11春田の蛙:2005/08/26(金) 07:15:40
きょうこさん、こだまさん、ありがとう〜♪
実は、お二人が書いて下さるのを期待してました。ぜひぜひ、今後ともよろしくお願いします。

耳猫さん、良かったですね。私もいつも感心しながらきょうこさんのブログを見ています。
心に残るブログなんか読むと、「書いた人とお話してみたいな〜」とか思いますよね。

こだまさん、書き込みありがとうございます。
読ませて頂いて、大変共感しました。

いつも、ご自身の身を切られるような中から得られただろう思いを、吐露して頂いています。
それに何を返せる訳でも無い我が身が歯がゆいのですが…。

掲示板なんて、空っぽの容れ物にすぎません。
そこに注がれた心血こそ中身です。
中身である皆さんが、ここの宝物です。本当に…そう思います。

12春田の蛙:2005/08/26(金) 08:07:52
さて、私みたいな者が助言出来る事も無いのですが、大まかに二点ばかり。
まず耳猫さんの仰った、
>たまに理屈ではなく、
>すごく不安定な気分になることもあります。
>そんなときは、
>♪ああ 無いとわかったのさ 新しい罰など
>(「ムーンライト」です。歌全体としてはまるでこの件に関係ないですけどね)
>と、自動的に頭の中に流れるようにインプットしてます。
は、大変に有効な対策であろうと思います。

カルトの教え込みに対する不安感や恐怖に対し、スティーブン・ハッサンは以下のテキストに紹介したような対策を勧めていますが、
http://kibounokaze.hp.infoseek.co.jp/cult4.html
彼自身は統一教会の教祖文鮮明の「文」が英語では「moon」と同じ発音のため、月という言葉が不安感のスイッチになっていたそうです。
そこで、月に対する肯定的イメージを反射的に思い起こせるよう心がけたそうなんですが…
耳猫さんのされた事は、これをさらに容易に、しかも効率良いやり方に洗練なさったのと同じだと思います。

ハッサン氏の勧める対策と似た方法を、さらにご自分の好きな歌で行われるのは、一石二鳥にも三鳥にもなりそうです。
これは、他の方にも勧めてみる価値があるかもしれませんよ。
オウム事件の時も、被害対策弁護団の滝本弁護士が、信者への呼び掛けに歌を使っておられましたから。

ここはひとつ、合いそうな内容の歌をみんなで挙げていっても良いかもしれません。
私はアニメの歌くらいしか思い付かないけど。(汗)
あ、今放映してるガンダムSEED DESTINYの主題歌なら、歌ってるのがケミストリーだから知ってる人も居るか。有線でもよくかかってるしね。

♪日毎に 増えるすり傷を 自慢しても良いくらいさ
とか
♪選んだ道が もし行き止まりなら そこで迷えば良い
の辺りは、合ってるかもしれませんね。
♪どんなペシミストも 恋をして変わる
ってトコなんかは、恋人が出来て組織の在り方に疑問を持った二世三世さんに良いかも。(^^

ちなみに私は、「無限のリヴァイアス」ってアニメの主題歌「DIS-」って曲がピッタリに感じるんだけど、これは知らない方ばかりだよなぁ。↓こんな歌詞です。

♪光を与えて やり方は分からないけど 違う場所に行くために
♪欲しいものの かたちは何もないけど
♪最後の宇宙 壊して今 明日へ

13春田の蛙:2005/08/26(金) 09:15:37
それから信仰に関してなんですが、当面は色々な考え方を
楽しむつもりで、あちこち覗かれるのがよろしいかと思います。
良かったら、ここでも私がアホなネタ提供して差し上げますよ。
あんまり他では話題にならない、笑える(不謹慎とも言うw)ヤツを。(^_^;)

ただね、実際に耳猫さんの信仰を考える上では、
耳猫さんがホントは宗教や信仰に何を求めているのか、
ゆっくり自分自身と相談しながら考える事が大切です。

まだそれほど信仰という意味では気持ちが深入りされてないなら、白紙に戻して当面無宗教のままが楽でしょうし、
信仰は固まっていても、それは日蓮仏法を純粋に信仰したいのか、
創価学会のよく言う宇宙生命論みたいなものに惹かれていたのかで変わってきます。
前者の場合でも、こだわりがなければご本尊は
他の日蓮系宗派から頂く方法もありますし、後者ならそれはそれで問題ありません。

例えば自分ではすごく強信のつもりでいたけど、見つめてみるとそうでもなかった
なんて場合もありますから、あわてない事が大切です。

いずれにせよ、耳猫さんのお気持ちがまず優先ですし、事は信仰の話ですから、
創価学会のような活動さえしなければ、個人で何を信じようと個人の自由です。
もちろん無宗教も無神論も汎神論も、それぞれ自由です。

もうひとつ考慮にいれておく事は、耳猫さんが信仰にただ自分独りで祈る事を求めているのか、
一種のコミュニティ――仲間同士でボランティアとかも求めるのかといった点です。
というか、「信仰や宗教論なんて難しい事は分からんけど、
自分のゆとりの範囲内で誰かに何かをする」――これだって立派に宗教的な生き方ですからね。
ただそれを求めるなら、教えの良し悪しとは別の次元で、自分に合った楽な場所を探す事も大切です。

つまり、まずは耳猫さんの「ほんとうの気持ち」を、ゆっくり大切にしましょうねって事です。
「ほんとうの気持ち」といっても中々漠然と捉え難いものですが、
こうして整理していくと「やりたいこと」と「やりたくないこと」が、少しずつ見えてくるでしょ?

時間をかけて、寄り道回り道しながら、みんなで一緒にそれを見つめていきましょう。

14こだま:2005/08/27(土) 07:23:00
耳猫さん
わたしなんぞにまでレスいただき、感謝です。

>今はひとまず、ここや他のところで情報収集中ですね。
耳猫さん、先々のことを考えて行動を始められてて素晴らしいですね。
私は見切り発車が多く、あとでもがくタイプなんで、感心してしまいました。

今後、独立が具体的になったり、素敵なパートナーが現れたり、ご自身の足場が固まってこられるに従って、
もしかしたら親御さんとの話し合いも、今ご想像されているよりスムーズかつ冷静に進められるのでは・・・と、希望的観測ですが(笑)思います。

>「地獄に落ちるぞ」(ほんとにあるなら見学したいですね)
↑これ、私も「ほんとにあるならに見てみようと思います」って本気で幹部につめよろうとしたことあります。あのときはうちのダンナさんと、そして蛙さんにも止められましたね。
(とめてくれてありがとう!蛙さん)

>「動物になるぞ」(「馬の蹄の裏にわくダニ」とかゆうのも・・・マニアックだぁ)
>というのがありました。はふぅ。

ギャハハ!あっすみません、つい笑いが。それ、個人指導とかで大真面目に言ってたら、どーしよう。
蹄の裏でダニはどうやって生きてるんだろう。くぼみとかあるのかな?
私は動物なら、無難ですが、鳥になりたいです。(インコとかではなく、白鳥希望)

15春田の蛙:2005/08/27(土) 23:23:40
こだまさん、どもです♪

>今後、独立が具体的になったり、素敵なパートナーが現れたり、ご自身の足場が固まってこられるに従って、
>もしかしたら親御さんとの話し合いも、今ご想像されているよりスムーズかつ冷静に進められるのでは・・・
>と、希望的観測ですが(笑)思います。

そうですね。分からない事はどうしても不安が先に立ちますから、前向きに考えてみる事は大事だと思います。

あ、耳猫さん。↓の件なんですけど。

>春田の蛙さんにご紹介いただいた、2chの該当サイト見てみたら、
>親子不和、親悲嘆にくれる当たり前で、親に縁切られたとか、勘当とかもあるみたいで、びびりまくりです(汗)

分量ありまくりですから、あんまり一度に見ない方が良いかもしれないです。
確かに悲惨な事例も報告されてるから、それに呑み込まれて
『私の場合はどうなるか』を、冷静に考えられなくなる可能性もありますから。

あくまで他の方の例は参考に、分からない事や不安は遠慮なく吐き出して、独りでは抱えこまないで下さいね。

>あのときはうちのダンナさんと、そして蛙さんにも止められましたね。
>(とめてくれてありがとう!蛙さん)

いや、なんと言いますか…おバカな頭なりに一生懸命考えて
レスしたつもりではあるんですが、お役に立てましたかどうか…
やっぱり、素敵な旦那サマのお陰だと思いますよ。(^-^)

>蹄の裏でダニはどうやって生きてるんだろう。くぼみとかあるのかな?

詳しい方居たら、情報プリーズ!ですね。(笑)

>私は動物なら、無難ですが、鳥になりたいです。(インコとかではなく、白鳥希望)

綺麗だし空飛べて泳げて…むぅん、お得な感じです。

んじゃ私は、アホウドリにでもしとこうかなぁ…
関係ないですが、アホウドリとかバカ貝とかいうネーミングは、あんまりな気がします。
名前からして、なんだか他人のように思えません。(笑)

16きょうこ:2005/08/28(日) 01:27:58
耳猫さん

「ヒバリのこころ」 そうきちゃいましたか〜!!
名曲ですよねぇ…(シミジミ)
私は「うめぼし」も大好きです。
「プール」のイントロにはしびれちゃうし、
なんたって私も猫になりた〜い!
ついでに、愛されることを知らない真っ直ぐな犬になりた〜い!

って…すっかりブリーダーの会話になっていました…(笑)

こだまさん、蛙さんが仰ってくださっていることで、
私も今のところはもう、お伝えすることもないんですけど、
私が学会を離れて、一番喜びを感じたのは
偏見無く色んな事を自由に学べる、ということでした。
組織の中で植えつけられた先入観は全部捨てて、
世界をもう一度、自分の目で見つめなおせるのは
とても嬉しかったです。
この喜びを、耳猫さん、そしてみなさんに知って欲しいです。

なんか、このスレ面白い♪
猫・蛙・白鳥…
私はやっぱり、犬か蝶ですね(笑)
(見えそなトコで ハラハラ♪)

17耳猫:2005/08/29(月) 00:31:33
あなたのために蝶になって♪
ですよね、きょうこさんv(蝶々になる 君のいたずらで♪もいいですね)

>偏見無く色んな事を自由に学べる、ということでした。
>世界をもう一度、自分の目で見つめなおせる
それ、いいですね。早く私もそうなりたいです。
今まで読むものとかに制限かけられてたわけじゃないけど、知らず知らず心の中で、
勝手に『検閲』してて、素直に感じられてなかったかな?と思ったり。

==ここからブリーダー通信させてもらいます(笑)==
>愛されることを知らない真っ直ぐな犬になりた〜い!
あ、犬もいいですね。
こごえる子犬をあたためて♪
なんかもありますし。ふふふ。
「うめぼし」だと、
知らないあいだに僕も悪者になってた♪
が今の私の心持ちにハマっちゃってます。
>「プール」のイントロ
素敵ですよね。
夏の終わりの今の時季にぴったりで、ちょっと切なくなるような感じがたまらないです。
==ブリーダー通信以上で終わりです。==

こだまさんへ
>わたしなんぞにまでレスいただき、感謝です。
いえ、とんでもないです。よかったら、またいろいろ相談にのってください。

>もしかしたら親御さんとの話し合いも、今ご想像されているよりスムーズかつ冷静に進められるのでは・・・と、
そうなれたら本当に嬉しいです。そのためにも、いろいろ勉強しまっす☆

>これ、私も「ほんとにあるならに見てみようと思います」って本気で幹部につめよろうとしたことあります。あのときはうちのダンナさんと、そして蛙さんにも止められましたね。
あー・・・。私これ心当たりあります。
実は非活動になるときの話し合いのときに、相手に
「不幸になってほしくない」
と言われて、
「不幸になってもかまいませんっ」
と開き直ったとです・・・。あれれ、やっちゃったyo!
(しかもその後、「でも(不幸に)なる気はないけど」とつけ加えたヒトです。意味不明じゃあ??)

こだまさんが他のスレッドに書いてらっしゃるの、ちょこっと読ませていただきました。
全部ではないですが。
やっぱりみんな、多かれ少なかれ悶着あるんですね・・・

白鳥、いいですねぇ。
それに、あんなに綺麗で優雅なのに、実はなかなか強いらしいですよ。なんかで聞きました。

春田の蛙さんへ
>あ、今放映してるガンダムSEED DESTINYの主題歌
すみません!知りません。でも素敵な歌詞ですね。
(ガンダムなら、こないだ放送されてたガンダム特集番組で、
「機動戦士ガンダム」の映画(1作目と思います)を初めてみました。面白かったです。)

>彼自身は統一教会の教祖文鮮明の「文」が英語では「moon」と同じ発音のため、月という言葉が不安感のスイッチになっていたそうです。
>そこで、月に対する肯定的イメージを反射的に思い起こせるよう心がけたそうなんですが…
私は最近、「いけだ」という名前の人と接したりするだけで、あるいはその名前を聞くとムカッとします(笑)
そこで何か肯定的なものを捜そうとしたけど、あんまりインパクトものをなかなか思いつけません。
・イケダパン
・池田恒興(確か信長の家臣)
・池田模範堂(かゆみ止め薬ムヒをつくってる会社)
薄いですね。。。

ところで、蛙さんは猫が苦手なんですね?
それを知らずにHN付けてしまいました。
まあ来世は猫志望とはいえ(←冗談ですからね)、今はまるきり人間ですので、あまり気にしないでください。

>んじゃ私は、アホウドリにでもしとこうかなぁ…
遠くまでいけそうでいいですよね。
確かアホウドリは、警戒心があまりないのでこういう名前付けられちゃったんですよね?
でもバカ貝はどうしてだろう?
貝なら何貝であれ、あまり意思の疎通を期待する人っていなそうなのに、このネーミングは不思議ですね。

18耳猫:2005/09/07(水) 21:13:38
こんばんは。
なんだかこないだ私の書き込み、読み返すと、どうも文章がいっちゃってますねf^^;)
友人と小旅行に行って帰って来たばかりの、かなりハイな状態で書いてしまったのでした。。。

あれから、あちこちでいろんな事例を見てきたんですけど、
活動家の家族から一人が退会する場合の、おおまかなパターンがあるみたいです。

・とりあえず、退会の意思を告げた時点で、「親は取り乱すもの」と思ってて間違いないらしい。

そのあとでは対応が分かれます。

€怒りながらも、「信仰が違っても親子には変わりない」となるパターン。
 「もう親でも子でもない」になってしまうパターン。

 でもその後、
a.頭を冷やして和解に至る家族
b.そのまま義絶状態が続く家族
があるらしいです。

できれば€に持っていきたいです。
でなくても、せめて aを目指したい。

とはいえ、相手があることだから、自分の思惑どおりに行かなくて当たり前ですね。
ですが、やれることはやっておきたいです。

いろんなところ見た結果、有効な手段としては、
・普段から信頼関係を築き
・相手に正論をおしつけず
・自分を保ち
・相手を尊重する
ことが王道らしいです。

言うのはかんたんですが、実行するのは大変そうですなあ(苦笑)

それは置いといて、なぜ退会したいかを自分にはっきりさせようと思って、このごろ考えていました。

創価学会にもまじめな信仰者がいるのは否定しないし、実際に見知ってもいます。
それに正直言って、私自身は組織で理不尽な目にあったこともないようです。
(今振り返ると、自分のしたことに後悔ばかりですが、それはまた別の話)

たとえば、組織活動は全部断り、ただ自行だけする信者として、組織の片隅に留まることも考えました。
私はどちらかといえば、頑固者で情のない性質ですので、活動に嫌気をさした時点で躊躇なく断れましたし、
会合に出なくても全然罪悪感など持ちませんでした。

ですが、あちこちのブログや掲示板をめぐるうち、活動を休みたくても休めない立場に追い込まれた
素直で優しい人たちが、悲鳴のような書き込みをされてるのを目にしました。

創価学会に名前を置くことでさえも、そのように人を追いつめる組織に、
どこかで協力することになってしまう、と感じるのです。

それがとても嫌だし、がまんできない。
私ひとり抜けたからといって、どうなるものでもないとは思いますが、
自分にできることは一つでもしていきたいのです。

(でもこれは、私が自分で自分の気持ちにけじめを付けたいだけのことですから、
退会したら精神的うんぬんで余計大変な状態に追い込まれるような方は、
もちろん組織にいらっしゃるのがいいと思います。
どちらにせよ、その人自身がご自分のしたいようにされるのが一番いいことだと思ってます)

とはいえ、同居してるうちはまだ二の足を踏んでしまいます。
家族といつ果てるともないバトルをしながら、仕事に行ったり、生活したりできるかどうか、
どうにも自信がもてないからです(笑)

今は、独立が決まり、転居先に移動できる日が決まった時点で、
退会届を本部に郵送するのがいいかな、と考えています。

その後、退会届のコピーを見せながら、家族に退会したことを話そうと思います。
これだったら、距離がおける日への期限も定まるし、
バトルも期間限定品になるし(笑)、
頭に血が上ってても、じきにお互いに距離がおけるから、
あまりひどい争いにならずにすむと思うんです。

でもこの話題になると、なぜだか会話が成り立たなくなるんだよなー。やれやれ。

非会員の親戚には、事前に相談しておいて、
「これこれの理由で私だけ退会する。
もしかすると勘当状態になるかもしれないが、そのときはその後の両親の様子を知らせてくれたり、
連絡を取る時の手助けをしてくれるとありがたい。」
などのことを頼もうと考えてます。

(同席してもらうことも考えたのですが、やめとこうと思います。遠くに住んでるし、
交わされる会話が、第三者には相当意味不明なものになる予感がするので、
巻き込むのが気の毒な感じがするのです)

あと、独立したときにご本尊様はいただかないことにしました。
この前春田の蛙さんときょうこさんにご本尊さまのことで聞かれましたが、
あれからいろいろ思うところがありました。
自分の本尊観、宗教観みたいのが形を結んできたように思います。

それと、自分の考え方のクセのようなものについて、
蛙さんの問い掛けによって、気付かされたことがあったので、それも書くつもりだったのですが、
今日は長くなって集中力切れてきたんで、またあとで書きます。
ふうふう。

19春田の蛙:2005/09/09(金) 20:00:11
> 耳猫さん
>なんだかこないだ私の書き込み、読み返すと、どうも文章がいっちゃってますねf^^;)

え?いや全然そんな風には感じなかったけど。
あ、初代ガンダムの映画の話。いずれお時間がある時に是非w

それにしても、わずかの間にホントにきちんとお気持ちを整理されてるんですね…立派です。
仰っておられる事にも全く問題はないですし、
何よりお気持ちの真っ直ぐさに強く共感しました。

>言うのはかんたんですが、実行するのは大変そうですなあ(苦笑)

あー…『言うは易し。行うは難し』の典型例ですもんね。
ただ、「失敗や失言は許されない」なんて気負う事は無いと思います。
こじれそうになったら、引いてまたやり直す。
出来ればそのくらいの気持ちで、
「自分は絶対に冷静でなければ!」
みたいに御自身を追い詰めたりはなさらないで下さいね。

それから、「自分も加害者だったんだ」とか、あまり気になさらないで下さい。

私だって、同じ立場なら恐らく同じ事をするでしょう。
それに群衆や民衆心理の怖さの一端は、歴史をひもとけばあちこちに転がっています。
例えば関東大震災の時も、井戸に毒が投げ込まれたというデマのせいで、
犯人だとでっちあげられた朝鮮人が、大勢殺された事件がありました。
(同様の事件は、世界中に例があります)

惨殺された被害者は6000人とも言われ、もちろん見掛けじゃ
区別つきませんから、中国人も日本人も犠牲になりました。

暴徒と化した日本人達は、みんな普通の、普段は善良な人達だったと思います。
だからこそ、朝鮮の方への当時の迫害や差別から、
彼らが復讐するのでは?と疑心暗鬼になったのだろうし、
戦後はコツコツと遺骨の回収や供養が、関係者の手でも行われてきました。

そうした例は沢山あるんですよ…
いかに後悔したとて人間の生命は返りませんが、
耳猫さんは、そこまで手を染める前に、その怖さに気付かれた。
それは、耳猫さんをもっと大きな罪から救う、立派な財産です。

カルトに関われば、時に人の生死に関わる後悔を背負う事すらあります。
難しい病気や入院や、身近な方の生き死にに突け込むやり方は、創価学会でもよくあるでしょう?

耳猫さんの重荷がどういったものかまでは分かりませんが、
どうかそれ以上、ご自分を虐めないであげて頂ければと願います。

20春田の蛙:2005/09/09(金) 20:01:10
>頑固者で情のない性質です
なんて御自分を評しておられますが、『芯が強くて真っ直ぐな性質』の間違いじゃないですか?
情のない人は、苦しんでる人が悲鳴を上げてても、
それに心を動かされたりはしませんよ。(^^

そうそう、私になんで内部の事が分かるか不思議と仰ってますが
(あまり自信はありませんけどw)、
一つには、仰るようにカルトには共通の性質があって、
しかもそれは人間の性質として、あまり特殊なものではないからです。

でも一番の理由は、今まで私を相談相手に選んで下さった、皆さんのお陰です。
本当に、色々と教えて頂きました。
私みたいな頼りない人間に引っ掛かった方は、とんだ災難ですが。(汗)
私の方は、本当に得るものばかりだったように思います。

私が様々な気持ちを頂いたように、相手の方にも、
少しでも何かをお返し出来てたら良いんですけどねぇ……。

>カルト状態というものは、どこでも似通ってくるものなんでしょうか。

ええ。根っ子の部分では、そうですね。
最近は、よく知らずにごちゃまぜに論じる人も増えたので、
カルトごとの違いも少しずつ説明するようにはしてますけど。↓

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/3784/1089161852/107

ですが基本的には、UFOとか育児に関するカルトでも、驚くほど似た性質があります。
例えば育児文化研究所というカルトの場合、アトピーはお母さんの魂が汚れているから起きるなどと教え、
このカルトの教えを守れば魂が軽くなって救われるから、肉親や友人の死も嘆かなくてよい
(もちろん悲しむ人は教えがよく分かってない、つまり“信心が足りない”訳です)
といった考えを勧めて、「頭を使わず心で感じなさい」「人は否定、批判、評価してはならない」と、
個人が自らの良心に問いかけて物思う態度を戒めています。(「トンデモ本の世界R」太田出版より。山本弘氏の解説に寄る。)

育児文化研究所では、所長の谷口祐司氏の指導による出産法で死者も出ていますが、
前掲の本で山本弘氏は、これに以下のような的確な指摘を行っています。

> そして母親たちは、自分の頭を使わなくなり、批判的な考え方ができなくなった結果、
> 谷口氏のトンデモない指導を信じ、危険な出産法を試みて子供を殺してしまうのである。

21春田の蛙:2005/09/09(金) 20:03:12
(続き)
> …(アトピーに関する)記述は、子供のアトピーに心を痛めている
> 全国の母親たちに対してひどく残酷な言葉だが、
> 彼らはそのことにまったく思い至らないらしい。
> 魂を軽くする目的にしても、結局は自分たちだけ宇宙人に助けてもらいたい、
> 他人は死んでもかまわないという、とことんエゴイスティックな理由なのだが、
> 彼らはそれを崇高なことだと勘違いしてしている。

創価学会員の功徳に対する姿勢や、活動に対する態度。
他者の身に起きる不幸に対しての捉え方とも似てるでしょう?
また、続刊の「トンデモ本の世界S」では、
『UFOカルト信者の墜ちる先は…』として、以下のような指摘があります。

> なぜUFOカルトが危険なのか。
> 最大の問題は信者に鼻持ちならないエリート意識を植え付けることである。
> コンタクティ(宇宙人に会った等と主張する教祖的存在)の書いた本を読み、
> 「宇宙の真理」とやらを信じてしまったものは、
> しばしば、「まだ真理に目覚めてない人間」を見下し、
> あげくに、大災害で多くの人が死ぬのを待望するようになる。
> 思いやりや生命の尊さなど、人として大切なものを見失ってしまうのだ。

…敵対者への仏罰を祈りますよね。
災害や事故に学会員が巻き込まれないと「功徳」つって喜ぶよね…。

いわゆるニューエイジ思想とかスピリチュアリズムなんてのにも、似た類は多いのですが、
これはマインド・コントロール云々というより、人間の暗黒面ですね。
誰もが陥りかねない罠だと思います。


そうそう最後に、こうしたカルトの共通点から考えて、
私は耳猫さんが指摘されてる、池田氏や上層部に関する以下の分析に100%同意です。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/6071/1124813609/51

とは言え、批判したい相手の分析は、つい陰謀論に走りたくなるものなのですが、
耳猫さんの冷静さと公平さには本当に感心しました。

実は、ちょっとしばらくレスをお返しするのが滞りそうなんですが、
呆れずにこれからも仲良くして頂けると嬉しいです。(深々)
そんな丁寧に文章をまとめられる必要はありませんから、
宗教観についてのお話も、また聞かせて下さいね。

22耳猫:2005/09/13(火) 21:06:30
春田の蛙さんへ
どうもご親切にありがとうございます。

>実は、ちょっとしばらくレスをお返しするのが滞りそうなんですが、
>呆れずにこれからも仲良くして頂けると嬉しいです。
わかりました。
一応これからの行動方針みたいのを決めたので、とりあえず一段落なんですが、
蛙さんのお話は面白いので、まだぼちぼち来ます。

自分のペースでまったり書き込みますので、
蛙さんも、お時間のあるときにでも、よろしくお付き合いしてください(笑)

>耳猫さんの重荷がどういったものかまでは分かりませんが、
>どうかそれ以上、ご自分を虐めないであげて頂ければと願います。
おおぅ、あまり心配しないでください。
今はちょっと凹んでいますが、そう大したことじゃないのです。

もともとバリバリの活動家というわけでもなく、会合にはよく出る人でしたが、
人に強制とかは苦手ですので、担当の部員さんなどに
意識的にプレッシャーをかけたことはなかったはずです。
でも家庭訪問とか会合の連絡とかでも、相手にはキツかったかもしれないなー、と。

凹んでるのはそれもありますが、子供の頃から、どこかしら胡散臭さをずっと感じていたのに、
はっきり目覚めるのが遅かったので、ああ時間がもったいなかったな、とも(苦笑)
(中学生くらいで、はっきり「いや」と意思表示してる子もいるのにね。)

でも、この気持ちは長く続かないだろうと予想してますので、
これをいい機会に、思い切り反省しておくのもいいかもしれません。

好きな小説の登場人物のセリフなんですが、

「一生に一度だけ、自分がどんなに悪かったかを、つくづく感じさせてくれないか。
私はその感銘に圧倒されることを恐れていない。すぐに消え失せてしまうだろうから。」

なかなかに真理を衝いていると思います。だから生きて行けるんだ、とも思いますが。
きっと、私の場合もそうなるんだろう(苦笑)

>私が様々な気持ちを頂いたように、相手の方にも、
>少しでも何かをお返し出来てたら良いんですけどねぇ……。
私はとても助かりました。改めてお礼申し上げます。
それと、後に続く方々も、あらかじめよろしくお願いします。
何しろ人数多いですから、大変そうですねw

>例えば育児文化研究所というカルトの場合、アトピーはお母さんの魂が汚れているから起きるなどと教え、
>このカルトの教えを守れば魂が軽くなって救われるから、肉親や友人の死も嘆かなくてよい
ナニカに似ている・・・・

>これはマインド・コントロール云々というより、人間の暗黒面ですね。
>誰もが陥りかねない罠だと思います。
そうですよね。宗教とかカルトとかに関わらず、人間の存在自体に
アヤシい、危ういところがあるように私も考えています。

23耳猫:2005/09/14(水) 00:41:34
いろんな学会関係のブログなどのコメント欄などを読むと、向精神薬を飲んでいる人や、
夜眠れない人や、アンチ系の文章読むだけで動悸がしてしまう人がけっこう多いと気付きました。

疑問を感じた二世や三世たちには、結構割合が高いことなのでしょうか?

かくいう私は、ずっと夜はグースカ寝てるし、この手の文章読んでも心臓バコバコしたりなどは、
最初からありませんでした。(タブー破りのスリルのようなものは感じましたが)

向精神薬も今のところ縁がなく、運がよかったら一生お世話にならずにすみそうです。
そのかわりというか、いささか不安定な気分になったりはしました。
そして、今はネット中毒気味ではありますが(笑)

そのへんを自分なりに考えてみたのですが、私の場合は、拠り所が
学会思想のみではなかったことが幸いしたのだと思います。

私を支えてくれたのは、エーリッヒ・フロムという社会心理学者でした。
学生時代から彼の本を愛読してて、というか、正直崇拝してました。
不安定になってたときに、このフロムさんの本を読むと、抱えてる問題がすっきり
見通せて落ち着いたりしました。

ていうか、せっかくこの人の本を愛読してたんだから、さっさと創価がヘンなことに気付けよ、
自分、と自虐してましたが☆

あと、私は自分としては、組織にべったり依存はしてないつもりでいたのに、
いつのまにか、
「世界平和に貢献する組織の一員である、崇高な使命を背負った自分」←アイタタァ〜|(><)|
というのが、アイデンティティーに組み込まれていたのに気付かされました。

でもなんというか、辛くはあるけど、同時にそれ以上、快感でもありました。
ブルーハーツの「情熱の薔薇」に、

【見て来たものや 聞いたこと 今まで覚えた全部 デタラメだったら面白い
                           そんな気持ち わかるでしょ?】

という歌詞がありますね。「そんな気持ち」、すごくわかりますよぉ〜(爆)

フロムさんを持ち出したのは、彼がときどき引用する言葉に、
とても私を助けてくれた言葉があり、良かったら紹介したいと思ったからなんです。
(紙に書いて、自室の机の前に貼り、毎朝読んでました。今でも貼ってます。)

『自らのなした悪について語り、また念を廻らす者は、自らの犯した穢れを思うのであり、
そして、人はその思うもののうちに捕われるーー
人はその思うところのものに全霊を奪わるる故に、悪を思うものはなお、穢れのうちに捕われている。
彼は立ち還ることを得ないであろう。彼の精神は俗悪となり、彼の心は腐れ、
彼は悲しみの虜となるであろうからである。
汝は何をしようとするのか?汚物を右に左にかきまぜようと、汚物は汚物にすぎない。
罪をおかしたること、罪をおかさざりしことーー何れにせよ、天上の救いに何の関わりがあるであろうか?
天を思うこと、そのことがすなわち天上の喜びのために真珠を糸に繋ぐことに外ならぬのである。
この故にかく記されている、「悪を離れ、善を努めよ」
ーーさらば、悪を離れ去り、その道を思うことなく、善を努めよ。
汝、悪をなしたるか。さらば、正しきをなして、それを償え。』

(「ガーのアイザック・メイヤー」という人の言葉だそうです。アイザック・メイヤーって誰や?
と思って検索したら、Wikipediaに「アイザック・メイヤー・ワイズ」さんという方についての
記載がありました。チェコ出身のユダヤ教の改革者らしいのですが、この人かな?)

もしかしたら、私に似た悩みの方には力になるかな、と思って書かせていただきました。

24きょうこ:2005/09/17(土) 22:20:25
どうもどうも!書き込みをサボっていたきょうこです。
耳猫さん、こんばんは。

18でとても冷静に客観的にご自身や2世・3世の状況について
まとめていただいている姿に
感銘を受けました。

それと、エーリッヒ・フロムさんの言葉、いいですね…
どうがんばっても、過去は変えられないんですし。
でも、過去をふんぎるのはなかなか大変です(;´▽`A``
やっぱり、どう考えても時間と労力の無駄が多かったですし。
それも貴重な青春時代に。(青春時代があったかどうかは別として(笑))
それに、耳猫さん、どこかで「加害者」と書かれていたと思うのですが
私もふとした拍子にそういう思いにとらわれて
チクッっと胸が痛むことが多々あります。

痛む胸を持っていることは、良いことかもしれませんが。
だって痛まない人たちは、
どんどん組織で活躍していける、不感症な胸をお持ちだと思うので。


しかし、蛙さんの育児カルトのお話、ひどいですね。
確かに、魂が軽くなればどんなにいいかと思いもしますが
(重い毎日です…はい)
そんな風に軽くなって悲しむ気持ちを失ってしまったら
恐ろしい事だと思います。本当に。

25耳猫:2005/09/18(日) 00:10:34
ー未知のページ 塗り替えられるストーリー 風に向かい
歩き出せ 若くて青いクローバー 裸足のままでー

きょうこさん、こんばんは。

>痛む胸を持っていることは、良いことかもしれませんが。
>だって痛まない人たちは、
>どんどん組織で活躍していける、不感症な胸をお持ちだと思うので。

そうですね。私も、加害者だった、世の中に罪悪を垂れ流した、
と思ってがっくりきたりもしますが、
何も感じないよりはずっと幸せだ、と思ったりもします。

これに関連するようなことを、フロムさんが(私は彼のことを、いつもエーリックと心の中で呼んでいるので、これからはそう呼びますね)
著書「自由からの逃走」で述べておられたので、ちょっと長くなるかもしれませんが引用します。
(破壊的カルトに触れているのではなく、個人の成長を阻害する社会と、個人の関係を論じたくだりです)

「すなわち、よく適応しているという意味で正常な人間は、
人間的価値についてはしばしば、神経症的な人間よりも、
いっそう不健康である場合もありうるであろう。
かれはよく適応しているとしても、
それは期待されている人間になんとかなろうとして、
その代償にかれの自己をすてているのである。
こうして純粋な個性と自然性とはすべて失われるであろう。
これにたいして、神経症的な人間とは、
自己のためのたたかいにけっして完全に屈服しようとしない人間であるということもできよう」

などなど。

>(重い毎日です…はい)
新ブログを拝見してて、きょうこさん楽しくお過ごしだと思って喜びつつ、
「うめぼし」の歌詞が引用してあるのが耳猫は気になってました。
でも、今までの歳月がありますから、どうしても揺り戻しみたいなのがありますよね。。。

ありささん(言葉を交わしたことはないですが)のブログ、「一行日記」で、
『非活動になった直後は、学校に通ったりして、とにかく時間を埋めた。
自分のために花を買ったりして、散財のレッスンをした。
一日に一時間だけ学会のことを考えるようにした。』
という記述があったように思います。

私はそれを参考にして、空いた時間にはなるべく楽しい、
快いことをして時間を埋めようとしてます。
学会のことを考えたくなったら、考えてます。

学会の問題は、私は一生忘れられないでしょう。
そして、忘れる必要もないと思うのです。
でも、囚われないようにしたいのです。

エーリックが何かの本(思い出せない&さがしたけどわからない)で、

”サディズムの支配する環境(=サディズムを、エーリックは「人間を支配しようとする衝動」の意味で使うことが多いです)
で育った人が、必ずしもサディスティックな人物になるとは限らない。
だが、サディズムに無関心になることはありえないだろう。
その人がサディスティックな人物にならないとしたら、
サディズムに対する「抗体」をもち、
人間を支配しようとする衝動に人一倍敏感な人物になるしかないだろう。”

みたいなことを言ってたと記憶します。
私は、自分の目指す方向がこのあたりかな、と感じています。

学会のマインドコントロールに対抗する、もありますが、
言ってしまえば学会も、「人間を支配しようとする衝動」の具現化した、
悪のひとつにすぎないとも考えたりするのです。
(でも心ならずも、「得意分野(ブッ)」になりそうだから、この界隈でとりあえずしばらくは踏ん張る予定ですが)

今の気持ちとしては、

なくした全てを 取り戻すのさ 地の底に 迷い込んでも(裸のままで)

がしっくりきてます。いや〜、マサムネさんは本当にいい歌詞を書きますね。<またそれかい

僕らこれから 強く生きていこう 行く手を阻む壁が いくつあっても(ヒバリのこころ)

見ろ あの夕焼けを 美しい・・・ 上昇し続けることはできなくても またやり直せるさ
                              (放浪カモメはどこまでも)

胸に火を灯そう もがき続けてよう 初めてを探している 
あまりに暗い夜 中途ハンパな毒 手が届きそうな明日
ああ 狂いそうな 時をひきずって 新しい十字路をめざす(孫悟空)

26耳猫:2005/09/19(月) 00:24:01
宗教観について整理してみようと思います。

私にとって宗教とは、現実の複雑な/不確実な世界を、
自分なりにイメージで捉えていく営みのひとつ、です。
いろいろな芸術も、その営みなのだと思います。

ですから、信じる対象が正しいとか正しくないとかは、正直言って興味があまりありません。
あまり荒唐無稽なことを言われたら、惹かれないのは確かですが、そこんところを
ある程度うまくしてくれたら、大体のところだいじょうぶです。

つまり、私にとって宗教は、ある意味フィクションです。
フィクションなのですが、私はフィクションの力を大いにみとめています。

小説をよく読みますし、映画も好きですが、
その中で特に好きになるキャラクターというのがあり、
下手をすると、現実に会った人よりも心に強く刻まれます。
(あ、私ちゃんとリアルで友人がいますからね、念のため)

本当に辛いときや、どう進めばいいのかわからなくなってきたとき、
その心の中のイメージが、現実に何度も私を支えてくれました。

ですから宗教も、信じることで、現にその人が
元気が出たり、人に優しくなれるのなら、それはそれでいいことじゃないかと思うのです。

それで、学会の信心についてなのですが、
両親から「ご本尊様は自分の心を映す鏡のようなもの」と教えられていて、
そんなものかな、と思ってぼちぼちしていました。

ご本尊に向かって勤行や唱題を、一時期かなり熱心にやってみたことがあるのですが、
「精神を集中するのに、かなり有効なツール」
というのが実感です。

(だから例えば「自分を見つめたい」と願う人がそれを念じながら
唱題していたら、集中力があがって効率よく考えられることは十分ありえると思います)

題目をあげることによって精神が集中したり、リラックスしたり、自信が湧いたりするのは、
私も経験してるので、それは否定しませんし、それ自体はうまく使えば良いこととも思います。
(ちなみに、上記のような効果は、題目によらなくても得られるそうです。)

それでも私は退会します(笑)

役に立つフィクション結構、題目のリラクゼーション効果結構、なのですが、
学会は、それがとんでもないところに繋がっていくことがようやくわかったからです。

学会のフィクションは、簡単に言えば、
「一人一人が日蓮仏法で強くなり、それが大勢の人に広まれば、世界を良くしていける」
とでもいったところでしょうか。

でも実情は違います。
18では内部で苦しんでる人に目がいきましたが、非会員で学会員と関わったかたの苦しみもまた、
同じくらいかそれ以上に大きいのだと思います。
その問題を解消しようとしない人たちのどこに強さとか、「世界を良くする」ことを口にする資格があるのでしょうか?

どこかでボタンが掛け違ったのか、それとももともと悪い意図の集団としてスタートしたのか?
なんでこういうことになったのかな、と思います。

日蓮さんのことは、嫌いではないです。正直で強い人だと思います。
ですが、今の時代に生まれてたら、宗教家にはならない人ではないでしょうか。
鎌倉時代の知識で判断して、法華経が人を救うと信じてがむしゃらに突き進んだのです。

最近は、題目をあげなくてもいいかな実験をしています。
(まあ別にあげてもいいかとは思うのですが、どうも最近頭に来るのです。)
その代わりに、ある人が紹介してた瞑想を試しにやってみたりしてますが、なかなか気分いいです。
少しヨガっぽい感じかな。

27きょうこ:2005/09/21(水) 09:18:23
おはようございます。

エーリック、やるじゃん!(笑)
失礼いたしました(;´▽`A``
エーリックくん、素晴しい言葉をたくさん残して下さってるんですね。

>それは期待されている人間になんとかなろうとして、
>その代償にかれの自己をすてているのである。
>こうして純粋な個性と自然性とはすべて失われるであろう
↑この部分はとても共感しました。
私は最近、特に「自然性」という言葉に敏感です。
だってこの世には、不自然な事が多すぎるんですもの(笑)

>言ってしまえば学会も、「人間を支配しようとする衝動」の具現化した、
>悪のひとつにすぎないとも考えたりするのです。
そうそう、そうなんですよね…
他人を自分の思い通りにしたい、っていう
人間の傲慢で超わがままな欲望が
学会に限らずいたるところであるんでしょうねぇ。
それは対人間に限らず、動物にもそうなんだなぁと先日思いました。
人間が絶滅させた種って、とても多いと本を読んでいて改めて知ったからです。


すいません、こんな事をいうのは失礼かもしれませんが
26の耳猫さんが宗教観について考察されている中で

>でも実情は違います。
>18では内部で苦しんでる人に目がいきましたが、
>非会員で学会員と関わったかたの苦しみもまた、
>同じくらいかそれ以上に大きいのだと思います。
>その問題を解消しようとしない人たちのどこに強さとか、
>「世界を良くする」ことを口にする資格があるのでしょうか?

>どこかでボタンが掛け違ったのか、
>それとももともと悪い意図の集団としてスタートしたのか?
>なんでこういうことになったのかな、と思います。

この部分は、全く私が通ってきた思考の道筋と同じだったので
とてもビックリしたと同時に、
回復過程では誰もが通る道なのかなぁとも思い、
すごく自分が来た道に対し、安心しました(^ー^)


ところで、ご心配いただいたようで、ありがとうございます。
「裸のままで」いいですね♪
「放浪カモメ」も大好きです。
私の今の気分は、あれかなぁ〜(笑)

♪もうちょいな 俺のまんまで 力まかせに漕ぎ出せば♪
(spitz 船乗り)

もうちょいな私ですが…

♪か〜ぜ〜に きい〜てくれ〜♪(笑)

28耳猫:2005/09/23(金) 00:50:11
こんばんわん。

>エーリック、やるじゃん!(笑)
デショ〜☆

>他人を自分の思い通りにしたい、っていう
>人間の傲慢で超わがままな欲望が
>学会に限らずいたるところであるんでしょうねぇ。
>それは対人間に限らず、動物にもそうなんだなぁと先日思いました。
>人間が絶滅させた種って、とても多いと本を読んでいて改めて知ったからです。
そうなんですよね、人間てもともと残酷なところがあって、
それをうまくコントロールすることを学べてないのかな、って思いますね。。。
(ちょっとこのことに関連して、きょうこさんがブログに書いておられた、ニートのこと、共感しました。)
で、その欲望をコントロールするのが「仏教」のはずなのに、あれれ?っていう私たちなのですね(苦笑)

>すいません、こんな事をいうのは失礼かもしれませんが
ええ〜、何をおっしゃいますやら!!
きょうこさんは先輩ですよ、
脱MCにおいても、ここの掲示板においても、ブリーダー道においても☆
逆に、
>この部分は、全く私が通ってきた思考の道筋と同じだったので
とお伺いできて、とても安心&快復できるゼ!と自惚れています。

>ところで、ご心配いただいたようで、ありがとうございます。
いえ、ちょうど私が凹みモードだったので、ついつい人さまのことまで干渉してしまい、
ちょい要らんことしいだったなあ、と後で思いました。

>♪か〜ぜ〜に きい〜てくれ〜♪(笑)
カッコいい!
「船乗り」もいいですねえ〜。いや〜やっぱ、マサムネさんは(以下自己規制)

29名無しもスレの賑わい♪:2005/10/03(月) 20:11:19
耳猫さん
「あなた色の創価」ご覧になりました?
掲示板ですが、比較的穏やかです。
もしまだならば、ググッてみてください。

MCのスレもありますよ。

30耳猫:2005/10/03(月) 21:22:24
こんばんは。教えてくれてありがとうございます。

「あなた色の創価」、存じております。
MCのスレ、そういえば以前一度目を通したことがあります。
(今見に行って思い出しました。蛙さんとこだまさんがいましたね)

それなのにここに書き込むようになったのは、・・・・
う〜ん、なんでだろう?
入り口の言葉がおだやかで、敷居が低く感じられたからかな?

MCについては、実は最近、あまり気にしていないです。
このまま普通に生活していくなかで、なるべく世間一般の価値観や、
自分をみつめてまともな生活をすること、
学会以外の思想にできるだけ触れ、感じていくことによって、
あらたなものの考え方を、形成していくしかないと考えています。

学会のものの考え方、捉え方の影響は当然残っているでしょうが、
今まで長い間いたんだから、ある意味当たり前と割り切っています。

えと、差し支えなかったら教えてください。
あなたはどなたですか?

31春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2005/11/07(月) 08:06:28
大変、大変遅くなりました。m(_ _)m

> 耳猫さん
>蛙さんのお話は面白いので、まだぼちぼち来ます。

おお!ホントですか? それは嬉しいです。

たまに、自分の無知無学さにウンザリして、サイトのテキストも
全部削除してしまいたい衝動に駆られる事もあるんですが、
こんな中身の無い話でも面白いと読んで下さる方が居るなら、幸せな事です。(^-^)

>自分のペースでまったり書き込みますので、
>蛙さんも、お時間のあるときにでも、よろしくお付き合いしてください(笑)

はいはい、
そう言って頂けると、私も気が楽です。(笑)
気の抜けたサイダーみたいに、ゆるゆると参りましょう。

ちなみに私、子供の頃に炭酸が苦手で、
シャカシャカ振って炭酸を減らし、気が抜けてから飲んでましたw

>子供の頃から、どこかしら胡散臭さをずっと感じていたのに、
>はっきり目覚めるのが遅かったので、ああ時間がもったいなかったな、とも(苦笑)

ああ、それは分かる。(^_^;)
目が覚めて見ると、「なんでもっと早く…」とは思うよね。

それは、分かったからこそ考えられる事なんだけど、
そうすると自分が何に引っ掛かってたかもハッキリするから、
「それを流さないで、ちゃんと考えとけば良かったなぁ」って、損した気分になりますよね。

でも、気付かずに終わるよりずっと良いんです。
早い遅いは関係無いと、私は思いますよ。

>(中学生くらいで、はっきり「いや」と意思表示してる子もいるのにね。)

いやそれは…一概に言えないんじゃないかな。
個別の事情も性格も、みんな違いますし。

早くに反発はしたものの、反動で後々考え込んでしまって、
返って抜け難くなる方も居るでしょう。
あるいはバリバリのアンチになっちゃって、何時までも其処から前に進めない方も居ます。

まさに耳猫さんが引用された言葉の示すように、
「汚物を右に左にかきまぜようと、汚物は汚物にすぎない」のに
「その思うもののうちに捕われ」て、頭から離れなくなるんです。
汚物というのはキツい言い方かもしれませんが、
破壊的カルトの組織って言うのは、やはり結局は紛い物ですから。

32春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2005/11/07(月) 08:07:02
確かに、各カルトの勧める『信仰を受け入れ、それに基づいて』語り合う時、
カルトには実社会にはない連帯感と、互いを認める暖かさがあります。
本当にかけがえない集まりであり、得難い仲間に思われてくるでしょう。
どんなカルトの場合でも大抵そうであって、
自分の何かを受けとめてくれる存在なのは、間違いないと思います。

しかしカルト組織は、何のかんの言いながらも結局、その心や暖かさを歪め、
誘導して搾取するものというのが本質です。そういう仕組みになってます。

ですから、引っ掛かってた不信感や胡散臭さの正体は何なのか、理解し
納得出来て初めて、心の整理も本当の意味で始まるんだと思います。
それは辛い作業でもありますから、人それぞれに
ふさわしい時期やタイミングもあるんじゃないでしょうか。

私は、あれこれいじり回さなくても、
人間の心には自然な回復力が備わってると信じています。
と言うか、もしそうした段階を越えて、例えば幻覚や幻聴にまで
悩まされているなら、正直ネットを見てる場合じゃないと思いますし。

だから鬱や不眠で辛い方の場合は、お薬を処方してもらって、その力を借りながら、
自然に自分が立ち直るのを、待ってあげる気持ちも必要かと思います。

原因になってる事柄から離れるにも、中々思う通りには難しいでしょうが、
何とか理解者を見付けて踏ん張って欲しいと思いますし、
その過程で過度に自分を責めたり、『情けない…』等と思わないで頂きたいです。

それに睡眠薬にしたって、昔自殺事件や推理小説の小道具で使われた
バルビツール酸塩類を処方される事なんて、今はありませんでしょう。
むやみにイメージから不安になっても仕方ない訳で、
医師の説明をきちんと理解して用法容量を守れば、薬も有益な道具な訳ですから。

この辺りは、耳猫さんにはあんまり必要じゃない話かな。
でも、本当に多いようなんです。私が聞いた限りでも、こういうお悩みが。
なので、ついでだから書いときました。(^^

33春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2005/11/07(月) 08:07:36
ところで耳猫さんが引用された小説の台詞、優れて端的に
人間の側面を突いた、良い言葉ですね。何て小説ですか?
ホントにその通りだと思いますよ。

希望とも言えるし、だからまた間違いを犯すんだろと
皮肉な見方も出来ますが、私は、それで良いんだと思います。
耳猫さんの仰るように、だからこそ生きていけるんですから。

一度過ちを犯すと、人はそれを繰り返さないぞと思う。
その時そう思う事自体は、けして間違っていません。
つくづくそれを認め、その重さを受け入れてこそ、
本当の意味で其処から前に進めるのだと思います。

けどね、そう決心したら過ちを犯さないなら、世の中はとっくに理想境になってます。
二度と間違うまいと思っても、実際は無理なのが現実です。

でも、過ちの経験から自分は間違うんだとつくづく自覚すれば、
次から間違えた時は、早めに引き返す事くらい出来るでしょう。

本当の反省を抜きにして、ただ二度と間違うまいと自分を縛れば、
二度目の間違いこそ致命的になります。
その間違いを受け入れる事への抵抗は、一度目の比ではないでしょうから。

つまりは、一世と二世三世の間の溝というのも、
こうした点からも生じるんじゃないかと思います。

人生には様々な困難がありますが、そんな不幸や不安に巧みにすりよるのが、カルトの勧誘の方法のひとつです。
そしてこの世の欺瞞を突き(←ここで用いられる批判は必ずしも間違ってる訳じゃありません)、
それと対立する形で安易な理想と世界観(←騙すのはここです)を示す訳です。

創価学会に限らず、カルトは敵を作って激しく批判する事がよくありますが、
それはつまり、多くのヒトは気付いていない(と彼らは思ってる)
何らかの欺瞞を気付かせようと、批判し訴えている体裁です。

彼らから見れば、カルトの外の人達こそ、欺瞞に満ちた世の中に洗脳されているのですから。

カルトに出会って洗脳が解けた、そう思い込んでる事が、こうした組織の信者さんが頑強に抵抗する理由のひとつでしょう。

34春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2005/11/07(月) 08:09:38
間違いに、この組織のお陰で気付かせて貰った。
過ちに気付かずに罪を犯している人も多いのに。
だから感謝して、自分と同じ気付きをより多くのヒトに分けてあげなくては!

――↑これが、経緯はどうあれ自分が生きる途中でもたらされたのか、
それとも自分の人生に最初から存在したかでは、かなり事情が違う。
ですから多くの一世の方にとっても、創価学会の間違いを受け入れるのは、
人生にとっての『二度目以降の間違い』を受け入れる事と、同じなんじゃないでしょうか。

なので二世三世の方にも、同様に心配な事があります。
創価学会の場合、多分信者さんを急き立てる大きなものは選挙だと思います。
だからなのか、公明党の政策や主張の『逆の立場』を受け入れて、
それこそは正しいはずとしがみついてるように見える人が、ネットでも目につきます。

これは程度こそ異なりますが、一世の方にとっての信仰と、同種の信念だと思います。
ですから私は今、その事が少し気掛かりに思えます。

35耳猫:2005/11/09(水) 21:33:13
どうもです。お話いちいち頷きながら読みましたです。

>ですから、引っ掛かってた不信感や胡散臭さの正体は何なのか、理解し
>納得出来て初めて、心の整理も本当の意味で始まるんだと思います。
>それは辛い作業でもありますから、人それぞれに
>ふさわしい時期やタイミングもあるんじゃないでしょうか。
そうですよね。能天気な私でさえ、イロイロ考えてたらときどき胃が痛くなります。。。
今のところ、辛くなったら、なるべく気を逸らすようにしてます。
(もし自分の許容量超えそうだと思ったら、無理せず心療内科などに行くつもりです。)

>でも、本当に多いようなんです。私が聞いた限りでも、こういうお悩みが。
多いですよね。きつくなったら無理しないで、
早いうちに専門家の助けを借りるのが、一番いいですよね。

>ところで耳猫さんが引用された小説の台詞、優れて端的に
>人間の側面を突いた、良い言葉ですね。何て小説ですか?
ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』です。
引用した台詞は、放任してた娘がダメ男と駆け落ちして
人生を棒に振ったことがわかったときに、そのお父さんが言った言葉です。
ストーリーは、
「美人で聡明な娘さんが、金持ちでハンサムで人格高潔な男性とめでたくゴールイン」
って女性の願望全開な話で、一見ありきたりなんですが、
全然退屈しないし、何度読んでも飽きないです。
奇抜な描写とかはまずないし、あまりひどい悪事を働く人も出て来ないのですが、
とにかく人の行為を見る目が容赦ないです。

>これは程度こそ異なりますが、一世の方にとっての信仰と、同種の信念だと思います。
>ですから私は今、その事が少し気掛かりに思えます。
ああ、・・・・ありますよね。
せっかく学会と縁を切っても、考え方のシステムみたいなものはそのままだったりするのですね、
ただ主張することが変わるだけで。わたしも気を付けよう・・・
あと、ネット全体に、なぜか右寄りの意見が多いみたいですから、
それに影響されちゃうのかもしれませんね。

36春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2005/11/15(火) 19:14:00
どもです。ちょっと私事でバタついてる上、風邪気味でブルブルガクガクなので(笑)、まずは大切な点だけレスしますね。

http://soitgoes.seesaa.net/

ホントは↑こちらの耳猫さんのブログに書こうかと思ったんですが、
BBSと違って自分のブログのコメント欄だと、「お返事返さなきゃ」ってプレッシャーにもなるかと思いまして。
ですから、私の以下の書き込みはスルーされても構わないです。
私もレス頂いたとしても、ちょっとお返事は待たせちゃうかもしれませんし。

だから耳猫さんも、気の向いた時に読むだけ読んだら、気の滅入る事に向き合って義理を果たすより、
まぁ蛙が淋しがるからガンダムの続きの感想でも、その内書いてやろっかな〜くらいな気持ちで居て下さい。(^^

>能天気な私でさえ、イロイロ考えてたらときどき胃が痛くなります。。。

これなんですけど、ブログで拝見しましたが、「毒になる親」って本を読まれたんでしたね。

耳猫さんの記事が気になりましたので、私も読みました。まだざっと目を通したくらいですが。
ちなみに、耳猫さんの気にされていた、本書の「考え方(信条)チェック」ですか?
私もやりましたよ。八つ当てはまりました。

一つひとつが、全て不幸な行動に繋がる考え方で、四つ当てはまったら危ないんでしたね。
耳猫さんは、まずこの点にショックを受けられたんだと思います。
大丈夫です。ここに八つも当てはまったバカも居ます。

まぁ私の場合と現在抱えてる問題については、別の機会に愚痴るとして(愚痴るのかよw)、
本書(私が手にしたのは文庫版ですが)にざっと目を通した限りで些か気になるのは、著者の立つポジションです。

一般化したチェックリストなどの一部断定的な論調はともかく、個々の具体的事例に沿った論に関しては、
とても真っ当な内容に思うのですが、しかし本書を大変負担に感じられた方は居るようです。

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/reader/200409/2004091100053.htm

↑こうしたケースは、単に本書の指摘があまりにズバリであった
ショックとも見なせますが、私は同時に少々別な見方もしています。

37春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2005/11/15(火) 19:15:00
著者は解決案を示すにあたって、近代以降に確立した価値観、「自立した責任ある主体たるべし」
という立場からの、ある種のプレッシャーを与えてはいないでしょうか?

また読み方によっては、心理学に従えば子育てが上手くいくとも受け取れますが(おそらく本書は
そうした意図ではないと思いますが)、もし万一そう信じる人が居たら、それは現実を無視した考えです。

論を進める前に、以前きょうこさんも紹介されていた斉藤学さんが編集を手掛けられた
「依存と虐待」(日本評論社)から、この問題を分かりやすく解説した箇所を抜き出してみましょう。
フロムの著作に関してもちょっと触れられていますから、耳猫さんにも分かりやすいと思いますよ。

> 社会学者のギデンズは、共依存の背景には、近代社会に特有の自己のあり方があるという。
> 近代社会においては、常に、自分で自分をモニターしながら自分をコントロールしていくことが要請される。
> そして、コントロールの失敗は、そのまま自分で負うべき責任となる。

> (中略)しかも、この規範はセルフコントロールをすべしと言うのみで、
> どのようにすべきか、何を基準にすべきかについては多くを語らない。
> というよりも、それ自体、個人が自分の責任で考え、自由に選びとるべきものとされる。
> そして、いったん、ある方針を選んだらそれをただ遵守していればよいというものでなく、
> 日々刻々と生じる状況の変化に対応しながら軌道修正を試み、
> 自己のあり方を不断にコントロールすることが要請される。
> しかも、そのコントロールのあり方が正しいかどうかの確かな保証はどこにもない。

> (中略)つまり、不断の自己コントロールを要請される主体が、
> そのコントロールに伴う多くの選択や決定という面倒な作業を回避して、
> 自分がコントロールすべき対象を限定しようとするとき、そこに共依存が生まれる。
> 自分で自分の欲求をモニターするのではなく、
> それを定義してくれる他者を見つけて、その相手との閉じた世界の中で、
> 自己のアイデンティティを維持する戦略と言い換えることもできよう。
> 定義してくれる他者は、配偶者であってもいいし、子どもであってもいい。
> あるいは、会社や国家(や宗教※引用者追加)であってもいいというように概念を広げることができる。

38春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2005/11/15(火) 19:16:53
(続き)
> そして、この関係においてもう一つ重要なポイントは、
> 「無意識に、献身が裏切られることを期待している」という点である。
> 献身が役立ってしまえば、その時点で新たな献身の対象や方法を見つけるという
> 困難な課題、すなわち、自己コントロールの課題に直面してしまう。

> (中略)このように考えてくると、共依存とは、
> どこかで聞いたことのある話にとてもよく似ていることに気づく。
> そう、あのナチスドイツにおける『自由からの逃走』である。
> 「欲求を定義してくれる人」という形容は、
> あのチョビヒゲの総統に何とふさわしい言葉であろうか。
> 強大な一人のカリスマではなく、最も身近にいる個人を対象に繰り広げられる
> 『現代版・自由からの逃走』、それが共依存の社会学的意味である。

近代は社会自体が共依存的であり、そうなってしまうのがある意味当たり前だという指摘です。

さて、では何故「自立した責任ある主体」といった価値観は、近代社会に特有なのか――
まずそれ以前の問題として、先進諸国の達成した豊かさが無ければ、自立した自己による自由な選択などという、
過去の社会から見たらいわば我が儘な態度は、大多数の人間にとって物理的に不可能だからです。

自由というのは、人類がその進歩の果てに勝ち得たものであって、未だ全人類がその恩恵に浴している訳ではありません。
ですから、旧来の社会を律してきた様々な美徳や道徳とされるものに対比して、
これを人間のあるべき価値観とする気持ちは分かります。

ですが、例えば内戦の真っ最中の国に行き、「あなた達は人間の本来あるべき生を生きてない」などと言ったらどうなるか?
先進諸国の豊かさに支えられた自由な生と、自分の置かれた現状を比較させる事は、必ずしも有益だと言えるでしょうか。

無論、奮起して成功を手に入れる場合はあるでしょうが、真の問題は周囲の状況にあるのに、それを己の非力だと背負わされては気の毒です。

39春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2005/11/15(火) 19:37:42
(続き)
同じ事は、そう…先進諸国にありながら、家庭の事情で進学を断念したり、あるいは社会的な差別に苦しむ場合にも当てはまります。
不景気だって、個人にはどうしようもありませんが、経済的自由は制限されてしまいます。

人生を諦める必要など全くありません。しかしハンデはハンデです。
そこに「自立した責任ある主体」の理想を示され、現状とのギャップを強く意識する。

どうあっても、今日明日にそのギャップが解消される望みは無いとなれば、
延々とそのギャップを意識し続け、鬱積した不満や自分を責める気持ちを溜め込む事にもなります。
日々のささやかな楽しみに、憂さを晴らす気持ちさえ萎えてしまい、
一歩ずつ着実に現状を変える事が、こうした意識から返って難しくなる場合もあります。

さらに一般的な日常に置き換えましょうか?
例えば妊娠です。出産・育児といった事が、近代の「自立した個人」と相性が悪いのは、身近に幾らでも例を見付けられますね。

赤ちゃんや幼児は、お母さんの自由な時間を決定的に妨げる存在です。
「母親」と「自立した自己」の間の折り合いに悩むお母さんは、それこそ掃いて捨てるほど居ます。

これは、先にリンクで紹介した、妊娠中に「毒になる親」を読んだ方の苦しみに、繋がるのではないかと思います。
妊娠という、自由という観点からのみ見ればハンデを背負っている時に、
「自由であるべきだ。いずれはそのための行動を」と突き付けられたと思えば、
日々悶々と己の今の「不自由」を意識し、ただ毎日原因となった親を憎みつつ
解決の糸口さえ見えない、といった事にも繋がりかねません。

つまるところ本書の指摘は――おそらく性的虐待などといった深刻な事例には
特効薬であると同時に、相手を慎重に選ぶ必要のある、いわば劇薬だと思います。
著者自身はカウンセラーですから、実地にアドバイスを行うに当たっては、
無論相手の状況を見極めてからにされているでしょう。
例えば手術を行うにしても、患者の容態次第では、まず体力の回復を待つ場合はあります。

ですから本書は、相手の状況に構わず勧められる、万人向けのアドバイスではないと思います。
昨今の不景気を考えると、親から自立して家を出るにも大変な苦労です。

40春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2005/11/15(火) 19:38:38
本書を読んで親の事が頭から離れなくなり、自分の自由な選択を妨げる全てへの不満を意識し続け、
あるいはそうしたハードルを乗り越えられない自分の非力さを責め、
世の中の矛盾まで悩みに抱え込むようになってしまっては困りますよね。

正論であれ近道を教える事は、時に自分は遠い道を歩むんだなと
必要以上に意識させ、逆効果な場合もあると思います。

そしてもう一つ指摘するなら、先の喩えで示した悩みは、
「そうあるべき自己」と「そうなれない現実」という観点から見れば、
実は「そうあるべき学会員像」と「そうなれない現実」のギャップに苦しむ事の、裏返しでもある事です。

ここでカルトからの脱会を考えてみましょう。
統一教会はほんとうのキリスト教ではない。
エホバの証人はほんとうのキリスト教ではない。
創価学会はほんとうの日蓮仏法ではない。
日蓮仏法はほんとうの仏教ではない。…etc.

これらには、対立概念として「ほんとうのキリスト教」「ほんとうの日蓮仏法」「ほんとうの釈迦仏教」がある訳です。
こうした立場から、いわば「邪教を破折」する事を目指されている方は居ますね。
自分はカルトから離れ、ほんとうのそれらになったと幸せな方も居ます。
必ずしも、間違ったやり方ではないでしょう。

こうした対立概念の内、恐らく最も多数に説得力を持つのが、
「責任ある主体」を「宗教」と対立させる考えです。

いずれの価値観を選ぶにせよ、その論は悩める人に大変な説得力を持ちます。
そして、ある人々には勇気と新たな人生に踏み出すきっかけを与えると共に、別なある人々に無力感や挫折や絶望を与えるのです。

41春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2005/11/15(火) 19:41:17
再度、「依存と虐待」から、先に示した続きを引用してみましょう。

> それは、回復とは何かという問題である。
> なぜなら、たとえばアルコホリックが治療を終えて戻っていく社会とは、
> これまで述べた意味での嗜癖的社会であり、共依存型社会であるからである。
> 社会復帰あるいは社会適応とは、社会的に許容されない嗜癖(たとえば、アルコホリズム)から、
> 許容されあるいは推奨される嗜癖(たとえば、ワーカホリズム)へと
> 嗜癖の対象を変化させることを意味しても良いのかという問題である。

> もちろん、それで良いという立場もある。それ以外に方法がないという答えもできる。
> しかし、ここでも興味深いのは、共依存の臨床家たちがたどり着いた答えである。
> 彼らは、回復という言葉に独特の意味をもたせている。
> それは、一言で言えば、共依存的でない関係性の構築ということである。

> (中略)逆に言えば、共依存からの回復は、共依存型社会への適応を
> 拒否するところに生まれるというのが彼ら臨床家の到達した答えである。
> さらに、彼らは、個人が共依存から脱した生き方をすることで、
> 社会システムも同時に共依存から脱出するという予定調和的な展望まで示している。
> この展望の当否はおくとしても、
> 共依存が決して別なタイプの共依存への転換では果たされないという
> 臨床的判断をわれわれはどう受けとめるべきかという問題がここに浮かび上がってくる。

↑で指摘されている事は、言い換えれば
「マインド・コントロールからの回復とは、ビリーフを別なビリーフに切り替えさせる事か?」という問いです。

確かに、それが分かりやすいし近道です。
しかし一方でそれは、「カルトにいたのは単なる無駄な時間」との後悔を強めはしないでしょうか?

単に対立する別なビリーフに切り替えるのではない、カルトに居た時も含めて、
あなたの「ほんとう」を探したひと続きの道なのだと、あるがままの自身を抱きしめる。

すぐにはそう思えなくても、長い目で見れば、その方が救いになる場合だってあるのではと思います。
分かりやすくはないし、あまりに傷が深い場合、とても難しいとは思いますが、
私が、浅見定雄さんやスティーヴン・ハッサン氏の著作を好むのは、そうした立場から書かれている事が理由です。

42春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2005/11/15(火) 21:39:58
あ、最後にこれも。(^^

>せっかく学会と縁を切っても、考え方のシステムみたいなものはそのままだったりするのですね、
>ただ主張することが変わるだけで。わたしも気を付けよう・・・

いや、こういうのは思想反動って言いましてね、
それ自体はカルトとかに関係なく、普通によく起きる心の性質なんですよ。

ただ、その事がその人のアイデンティティに絡むと、
本人や周りが苦しい場合も中にはあるだろうなってだけで。
それは思想反動自体が、カルトに植え付けられた性質って意味じゃありません。

これ自体は、普通にいくらでもある事なんですよ。
んー…例えば、三国志で小説や漫画や人形劇の内容を信じて盛り上がってた人が、
正史での記述を知ったショックと反動で、今度は正史に反する内容を、やたらに叩くようになるとか。

http://www.himeji-castle.gr.jp/JAPANESE/phoenix18.html
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tsuka/theme/genbaku.html

↑こうした情報に、今までの価値観がこっぱみじんに砕けて↓な感想持つとか。

http://vermeer.jugem.cc/?eid=279

>あと、ネット全体に、なぜか右寄りの意見が多いみたいですから、
>それに影響されちゃうのかもしれませんね。

結局、一種の思想反動でしょうね。
それまでの世の中が左寄りだったから、その欺瞞を知ったショックで右に傾く。
世の中が右だった戦前の価値観は、その欺瞞を暴かれて左に傾いたとも言えるでしょうか。
…あまりこんな風に単純化しちゃうと、個々の実態とはズレるかもしれないけど、
今頭回らなくて、あんまり巧い説明が思い付かないや。ごめんなさいです。(汗)

カルトの場合に、こうした事が激しく内面で起こったりするのは、
ショックのあまりに大きい事と、ポッカリ空いた気持ちの空虚を、早く埋めたい焦りからだと思います。
けして、その人自身がダメだからではないです。
だから、時間を掛けてゆっくり癒すのが、一番良いと私は思います。

43ひゃっきまる:2005/12/23(金) 19:43:45
2世の退会---分析・方法・実際--- というスレを立てました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/5753/1135333870/

本来はこちらに書き込もうと思って書いていたのですが非常に長文になってしまったので...。
もしよろしければ参考にしてください。

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