>>264にマジレスすると、
「ハッテン」とはドイツ語の動詞haben(英語のhave)の過去形hatteを語源なんです。
このhatteは主語が複数だと語尾変化してhattenとなります。
要するに、
sie hatten eine Beziehung (彼らは関係を持った)
とか、
sie hatten einen Verkehr (彼らはヤった)
の動詞の部分「ハッテン」が語源なわけです。
そこに、日本語の「発展」を絡ませているんです。
そんな場所が「ハッテン場」です。
つまり、複数人数の人間が知り合ったりヤったりする場ということです。
だから、元来はそれが男&男でも女&女でも男&女でもハッテン場と
言われていたのですが、大正時代から昭和初期あたりを境に、
主として男&男、すなわち専らゲイの出会いの場、交友の場の意で
この語彙が用いられるようになりました。
なぜドイツ語なのかは不明ですが、文明開化以来、インテリの間では
ドイツ語を使った隠語が流行っていたという事実と関係がありそうです。