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アメリカ法

170ハンタカチ王子:2012/07/22(日) 16:37:45
*****2012年度アメリカ法1の試験について*****
標記の試験は、下記の項目の中から2題出題する(そのうち1問を各自選択し、答案を作成すること)。
 なお、シラバス記載の指定教科書、講義レジュメ、手書ノートのみ持込を認める。指定外の教科書、講義レジュメ以外の印刷物の持込は認めない。
 講義レジュメは、NoごとにB4形式1枚で印刷・コピーしたものを持ち込むこと。それ以外の形式での持ち込みは認めない。講義レジュメに関して、手書きでの書き込みは認めるが、講義レジュメの電子データを編集・加工したものは認めない。
 手書きノートはノート又はルーズリーフ形式を原則とし、コピー用紙で作成する、印刷されたもののみをノートに貼付する等、手書きノートと認められないものの持込は認めない。
 以上について、具体的な判断は試験監督者が行うこととする。

1 わが国の法学説における「いいとこどり比較法」について具体例をあげながら説明したうえで、これからの外国法研究のあり方について論じなさい。
2 英米法においてパンデクテン方式の法理論が定着しなかった理由について説明したうえで、同方式の長短を日本法と比較しつつ論じなさい。
3 Lochner判決とCarolene Products Co.判決の基本的法思想の違いを説明したうえで、これらの判決の観点から、1980年代から現在に至るまでの法のあり方に関するアメリカの議論状況及びわが国への影響について論じなさい。
4 アメリカ法の確立及び発展に法現実主義(Legal realism)が果たした役割について説明したうえで、その後の“Law and 〜”movementを具体例をあげたうえで説明し、法現実主義が与えた影響について論じなさい。
5 ジャクソニアン・デモクラシーがアメリカ法に与えた影響について具体例をあげて説明したうえで、この考え方が現代に及ぼしている影響について論じなさい。

(採点基準について)
 ・各問題のうち、「〜について説明したうえで」までを50点満点で、「〜について論じなさい」の部分を50点満点の、合計100点満点で採点する。
 ・「〜について論じなさい」の部分で類似する答案があった場合、すべて0点とする。また、この部分で、授業で詳しく触れられたり、強調されたりした点について言及すれば、加点される。
 ・文章構成がまったくできていないものは、内容が正しくとも、0点とする。


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