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司法試験

1ななしのぜんめい:2003/07/19(土) 11:36
あんたたち、ウチからほんとに受かると思ってるのか?

617七枝四雄さん:2007/03/08(木) 01:18:12
清水真教授ですか。
中央大学院出てるみたいだけど明治系の人なんですかね。

618七枝四雄さん:2007/03/08(木) 21:02:17
吉田といい臭味といい、よい教授が次から次へと去るね

619明大前春子:2007/03/09(金) 00:27:40
S見教授より、S水教授の方が期待できると思うが>刑訴
禅明は定年だから止むを得ない。

620七枝四雄さん:2007/03/09(金) 12:24:21
うん。
s水先生は司法試験合格者だしね。

621七枝四雄さん:2007/03/09(金) 17:11:27
>>610
明治を基準である1と考えれば、山田先生は1+1=2、墨先生は2+3=5
くらいなもんじゃないか

622七枝四雄さん:2007/03/10(土) 20:16:10
S水先生は、近年論文も量産しているし、
油が乗っている感じがするね。

623七枝四雄さん:2007/03/29(木) 15:32:12
平 野 裕 之
「普通の人間では終わりたくない」
           孤高の野心家

 司法試験、それは日本で最も難しい試験である。昨年の合格者の平均年齢は二十八歳弱であり、
その難しさを端的に物語るにふさわしい。この司法試験に現役合格を果たすのは
東大や京大のほんの一握りの学生だけである。にもかかわらず、本学で見事現役合格を果たした奴がいる。
その名は平野裕之である。
我々法学会特別取材班は早速、彼にインタビューを申込み、それに成功した。
今回ほこの模様の再現である。彼がどういう考え方のもとに大学四年間を過ごして
きたか、また司法試験受験生のために彼がどういう勉強をしてきたかを紹介してみたい。

 −現在の感想と、この難関をどのように突破していったのか教えて下さい。
 平野 感想ですか、別にないですけど、まあ夢みたいだったですかね。僕は三年の時、
択一に落ちたのですが、学者になりたくてがんばりました。司法試験は二年の初めから目ざし、
その年の夏までに七科目すべての基本書を一通り読んだんです。初めはわからなかったのですが、
だんだんと法解釈のおもろしさに魅了されたのです。
僕はいつも心の中で、

「明治」で終りたくない、

普通の人間で終りたくない

と思っていて、これが僕の心を支えていたのです。
いわば、このままで終りたくないという危機感ですね。
ですから、スランプもなかったし、息ぬきもしませんでした。
受かるまで「人権はない」と考えました。

624七枝四雄さん:2007/03/29(木) 15:35:26
 −どんな勉強方法をとったのですか。
平野 基本書が中心で、十回ぐらいは読まなければいけませんね。
徹底的に。それから、私が合格した唯一の原因は基本書の中にあり、次のようなものなのです。
それは蛍光ペンで色、形で記号を分類し、基本書の著者の結論を赤の星印、理由を赤丸、
その反対説の結論を緑の星印、理由を緑の丸、そして、錯綜する学説を第三者的立場から説明する部分で
著者の結論と一致するものに紫の星印、理由で一致するものに紫の印をつけ、
その他、立法趣旨には青の星印、解釈の指針にはオレンジの星印、概念は赤の四角、
解釈上の争点は二重丸でそれぞれチェックし、棒線も色分けし、判例は黄色、条文の文言
そのままは青、条文を解釈レベルまでいかない程度に砕いて説明した文はオレンジ、そして解釈上の争点が
生じる原因にはピンクをそれぞれ引いた。
この方法によれば、論文対策は必要でなく、基本書を読むことで、答案構成ができるし、速続も
できるのです。この方法で、一日十時間ぐらいで、二時間ずつほどで七科目やりました。

 −大学の授業はどうしましたか。
平野 二年までずっと出ていたのですが、三年になって会社法・小切手法・労働法・担物法は出ませんでした。
労働法はおもしろいが司法試験向きでなく、他は教科書的説明だけで、法解釈のおもしろさを教えてくれなかった。
本当に役立ったのは、僕には納谷先生と川端先生の講義だけでした。

 −最後に後輩達へ何か一言どうぞ。
平野 まあ、一つの道を選んで、がんばることですね。遊んで暮すのもいいけど、ほとんど遊んでしまうのが
明治ですからね。しかし、

明治だからといってあきらめてはいけない。

同じ明大生が互いに足をひっぱりあっている今の現状は大嫌いだ。
ですから、僕はあまり大学に愛校心もないし、むしろ落胆しました。
校歌を歌ったこともほとんどないですね。
友達もいませんでした。野望をもった人間はいなかった
ですからね。まあ、これから大学院に進むのですが、これからもずっと孤独でしょうね、僕は。

625七枝四雄さん:2007/03/29(木) 15:36:57
 以上が主な質問とそれに対する平野君のコメントであった。その他に我々は、次のような質問もしたので、
それについての簡単なコメントもつけて紹介してみる。
☆尊敬する人−野口英世。野心家故に。
☆趣味−特になし。猫と遊ぶことぐらい。
☆恋愛−勉強のため彼女をつくる暇なし。
☆好きなタレント−特にいません。
☆貴方の父が裁判官であるという噂があるが−でたらめである。父はサラリーマン。
☆大学での成績は−恥ずかしいのですが、三〇個ないのですよ優が。二年の試験の時、
熱を出してしまって。でも、専門はほとんど優ですけど。
☆演習は何を選択したのですか−演習Aは納谷先生で、Bの方は立石先生です。

 以上で、「時の人」平野裕之君へのインタビューを終える。
このインタビューを通じて、読者諸兄にも彼の人柄ならびにその勉強の方法も理解していただけたのではなかろうか。
彼の精神を支えるもの、すなわち、それほこのまま普通の人間で終りたくないという、せっぱつまった
感情である。そして彼は入学後、明治大学に深い失望をいだいている。そういう彼に対する心理的作用が彼をして
司法試験現役合格を成し遂げさせたのであろう。我々は彼の合格を称賛し、しかも彼を尊敬をもする。
しかし、彼の喜び方はあまりに孤独だ。大学生活において、彼は自分自身に勝ったであろうが、友を得ることが
できなかったのである。我々はそんな彼を「孤高の野心家」と呼ぶにふさわしいと思う。

最後に彼は重要な事を指摘してくれた。明大生(法学部生)は変な劣等感を持っていて、明治の
学生なのだから、裏を返せば、東大や早稲田でないから、ある一定以上の事はできないというような見えない壁を
造っているという。この指摘は大学内のトイレのらく書を見た人なら、十分うなずけるものであろう。
 我々にとって劣等感は必要なものである。けれど、それだけではいけない。劣等感をバネにして飛躍
しなければ意味がないのである。さらに、彼の指摘は大学の授業のあり方にも言及している。この指摘ほまさに
そのとおりであり、大学側も十分考慮すべきではなかろうか

626七枝四雄さん:2007/03/29(木) 15:38:51
 ※平野君の使用した基本書
憲法 
「清宮・憲法I」択一にはよいが、司法のところは他で補充すべし。
「宮沢・憲法Ⅱ」  各論が薄く、最近の論点がないため短答式から、「小林・憲法講義(上)」を使用した。

民法
「我妻・民法講義ⅠⅡⅢⅣⅤ」「舟橋・物権法」
「来栖・契約法」「松坂・事務管理不当利得」
「幾代・不法行為」・「我妻・親族法」
「中川・相続法」
−いずれも司法試験には不要なことがかなり多いが、
基本書には書き込みがあるので、そこだけを読めばよいようになっていた。

刑法
「団藤・刑法綱要総論各論」徹底的に理解できればこれだけで十分で、応用がかなりきく。

商法 
「大隅・商法総則」「西原・商行為法」
「田中誠二・会社法詳論(上下)」「鈴木・手形小切手法」
総則と商行為法は二年の期末テストのため読んでから、論文の前まで全く読んでいなかった。
会社法はこれをすべて理解すればなんでもこいという安心がえられる、文字通り詳しい本である。

民訴 
「新堂」、これについては参考書を全く見ないで、基本書を読んだだけ。

国際公法
「田畑・国際I」「横田・同Ⅱ」「田岡・同Ⅲ」
これだけやれば不安はない。

政治学 
「高畠・政治学への道案内

627七枝四雄さん:2007/03/30(金) 00:11:12
平野さん懐かしいなw
一年間お世話になった
まあ落ちたけどw

628ハンタカチ王子:2007/04/07(土) 14:40:12
もうすぐこのスレは不要になるんだね。
なんだか切ないものがある。

629ハンタカチ王子:2007/07/22(日) 06:58:51
あと2年だっけ・・・

630ハンタカチ王子:2007/07/26(木) 18:37:19
>>629

631ハンタカチ王子:2015/10/29(木) 09:27:42
司法試験に受かる能力はあるのだが英語が出来ないので
一橋の法科大学院にはいけない


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