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試験問題保全スレ

373なやっさん:2005/07/21(木) 23:33:36
2005年度 前期 民法総則(林先生)
於:駿河台

持ち込み不可・条文コピー配布

Xは、G1からかなりの借金をしていたが、返済のめどがついておらず、このままではX所有の土地αがG1に差し押さえられてしまうと考え、知り合いのAに相談した。Aは「形だけでも土地αの所有名義人(登記)をかえねばならない。名義(登記)だけ変えておけば、差し押さえは偽の名義人に行われるから、債権をもっていないG1には手が出ない。ほとぼりが冷めたら、またあなたの名義(登記)に戻せばよい。私が買ったことにしましょうか。」というので、Xはこれに従い、土地αをAに売った形にし、登記もAに移した。ところが、Aは登記が自分の名義(仮装名義)になっていることをよいことに、すぐにBへ売却し、BもYへ売却した。現在、登記はBからYのところに移っている。
なお、Bはこの土地αについてXA間の契約が虚偽表示だと言うことは全く知らない者(善意者)であり、一方、Yは事情を知っている(Yは悪意者)。

Q:Xは悪意者Yに移転登記ができるか?



プリント49ページの事例13の1です。




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