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中近東・アラブの演劇

2さーひぶ。:2005/03/16(水) 00:20:33
『アライブ・フロム・パレスチナ 壁−占領下の物語Ⅱ』(東京・西新宿、パークタワーホール)
去年3月のアルカサバ・シアター来日公演(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/558/1026920718/26
の第二弾です。やはり東京芸術祭の一環です。

昨年の公演は、いかにも低予算で、舞台に新聞紙が山のように積み上げられ、
猥雑な感じがしましたが、今年は制作費がかかっています。
何と、イスラエル−ヨルダン川西岸のコンクリート分離壁を模した7列の壁!
強化ダンボールを使用して6メートルの模擬分離壁を造りあげたそうです。
この壁は可動式で、劇の間中、縦横無尽に動き回り、照明とあいまって舞台の
幻想的な雰囲気を醸し出すのです。しかしこの動くダンボール壁は、実は役者
が背後から動かすのですが、軽くて倒れるのを防ぐためのおもりが入っていて
たいへん重くなり、動かす役者7人にとっては重労働だったようです。拍手!

劇は前回同様、西洋的な影響を受けた、日本でも見られる普通の現代劇であり、
イスラエルの圧制をコミカルな調子で風刺しながら、占領下を生き抜くパレス
チナ人たちの日常を生き生きと描いていました。前回同様パレスチナ方言だった
ようです。ただ全体を貫くストーリーのようなものは感じられず、日常のエピソ
ードを延々と繰り返してゆくのでやや散漫な印象も受けました。
でも、これからどう進化してゆくのか、今後の来日公演が楽しみです。
http://tif.anj.or.jp/program/alka.php

会場では、前回(昨年)の公演のDVDが売られていたので思わず買ってしまいました。
(パレスチナの劇とクウェートの劇)

今週末には、チュニジアの演劇もあります。乞うご期待!


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