オスマン語(Osmanli)についての情報を交換しましょう。
オスマン帝国時代のトルコ語は、アルファベット表記で多母音の現代トルコ語とは異なります(「現代トルコ語・オスマン語辞典」も出ているほどです)。現代トルコ語は、アナトリア俗語をもとにアタチュルクが人工的に簡略化して創った言語です(参照、Geoffrey Lewis, "The Turkish Language Reform: A Catastrophic Success")。
オスマン語は、語彙のみならず文法的にもアラビア語及びペルシャ語の要素を多数取り込んでいました。三大陸にまたがる大帝国を統治した、格調高い言語です。
私の知っている入門書としては、Charles Wells, "A Practical Grammar of the Turkish Language" Asian Educational Services, 2003 があります。1880年ロンドン初版の名著で、読み物としても非常に優れています(復刻は印度製ですが、装丁は良好です)。
といっても、私も通勤がてら目を通している程度の初学者ですが…。