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この本ってどうよ?! (旧:参考文献スレッド)
76
:
中根
:2006/02/12(日) 10:45:11
王羲之がらみ、5つ。硬軟取り混ぜて。
祁小春『王羲之論考』 東方出版
晋書王羲之伝などについての論考。本伝が誤っている箇所について指摘有り。
桃山ソウ介『王羲之蘭亭叙・十七帖』書聖名品選集 マール社
蘭亭叙・十七帖の法帖からの引用と訳文、詳細な注、晋書王羲之伝の紹介
及び分析など、かなり綿密に出来ている本です。このシリーズは
書の名品に関して現代語訳・注釈・考証を付すもので、わたしも3冊持っていますが
どれも教えられることが多いです。なかなかおいてある書店が少ないので、
ネット書店で買うのがいいかもしれません。
陳舜臣・鎌田茂雄・NHK取材班『故宮 2』NHK出版
現在入手が困難ですが、王羲之という人物に関していま一番分かりやすく、
かつ正確に書かれているのはこの本のようです。王羲之というより、書道
というものもわからんというひとでもわかるように書いています。
元々はNHKスペシャルで王羲之をやったときの取材記録みたいです。
流石に報道関係者は分かりやすく伝えるという点ではすごいですね。
古屋奎二『これだけは知っておきたい故宮の秘宝』二玄社
王羲之真蹟説が有る「快雪時晴帖」(最近では摸本説が有力)について
紹介すると共に王羲之についても紹介しています。著者は産経新聞副
論説委員で台湾故宮に長年行かれた方のようです。そのせいか文章が分かり
やすいのはいいのですが、残念ながら間違いあり。「王羲之の字の練習で
池の前の家が墨でまっくろになった」とありますが、これは別人の故事
だったはず。
石川九楊『やさしく極める“書聖”王羲之』新潮社
あまりやさしくもないうえ、誤りが多いので、お薦めできかねます。
アマゾンの書評で書道書史学会の高木義隆氏が批判していましたが、
無理のない事です。著者はどうも晋書を読まずに王羲之のことを語って
いるようです。こういうのもどうかと。
武田双雲『「書」を書く愉しみ』光文社新書
王羲之関係の書道関係書は、桃山氏以外では伏見沖敬先生のものが
優れていますが、一般向けということで入手容易な書物となると、
中々難しいです。この本は私の地元の田舎町の書店でも
入手できましたので、その点は良いですね。
王羲之に関して3ページほどしか記述がないのですが、
書家としての視点から謙虚にかたられているので、
書道が全く分からない私にも納得が行きました。王羲之の人物像の
捉え方にせよ、王羲之の書とはどういうものかにせよ、短いものですが
なかなか良質な視点だと思います。また、図版が定武本蘭亭序と集王聖教序
というあたりもよいですね。
定武蘭亭の非常に鮮明かつ綺麗な図版があります。
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