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この本ってどうよ?!   (旧:参考文献スレッド)

73中根:2006/02/01(水) 22:53:39
軽い読み物なら、こんなのもありますね。

杉山正明『遊牧民から見た世界史』日経ビジネス人文庫
中国北方民族の読み物風通史で、その中で劉元海載記などによりながら、
劉淵のことに関しても述べられています。日本経済新聞は最近遊牧民を
多く取り上げているようですね。
篠原央憲『中国知将一日一言』三笠文庫
王導・石勒について取り上げられています。元ネタは十八史略(参考文献にも
十八史略が出てくる)だと思われますが、叙述が史略の文よりも詳しいので
おそらく晋書ないし世説を読んだのではないかと。
伴野朗『なんぞこれ神速なる』徳間文庫
おそらく本邦唯一の司馬仲達を主人公にする短編小説。もっとも小説といっても
殆ど宣帝本紀に則って書かれているのでおかしげな感じは案外受けません。
著者は晩年の冗長な失敗作「呉三国志」で評価を下げていますが、この小説は
引き締まっていて冗長な感じはありません。多分、短編の名手で長編は
難しい方だったのではないかと。
金谷治『易の話』講談社学術文庫
易経の入門書ですが、王弼の学についてのまとまった説明が有ります。
晋代思想史の入門として是非。
これは易をやるひとがまず読む本のようで、前々から評価の高いもので、
中国へ逆輸入されています。
この4冊は軽い本ですが、まともに晋代の歴史を叙述しています。


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