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この本ってどうよ?! (旧:参考文献スレッド)
70
:
殷景仁
:2006/01/25(水) 18:09:28
既に紹介されているかもしれませんが、3冊ほど
1:安田二郎『六朝政治史の研究』(京都大学学術出版会、2003年)
六朝時代の政治史に関する著者の論文をまとめたものです。第1編が晋代の政治史に関する論文となっています。その中で、最初の論文が、現在漢文解釈のスレッドで問題にしている、武帝と司馬攸の関係についてのものだったはずです。ひょっとしたらこの件についての参考になるかもしれません。ところで推薦しておいてなんですが、実は私はこの本を読みかけたところで挫折しています。あまりに文章が冗長だったので、最後まで読む気力が続きませんでした。ですから具体的な内容はほとんど知らない状態です。他にも謝安の執政における褚太后の影響力についてなど、面白そうな題目はあるのですが、損しているところがあります。
2:福井佳夫『六朝美文学序説』(汲古書院、1998年)
六朝期に流行したいわゆる駢儷文の特徴をさまざまな角度から解説した本ですが、駢儷文を読むためのポイントを紹介した参考書としても大いに使えます。『晋書』の列伝や評、あるいは上奏文などで多く用いられている駢儷文を読解したり訳したりするのには必携といえる本でしょう。特に第二章と第三章は必読です。非常に平易でわかりやすい文章も大いに推薦できるところです。
3:興膳宏編『六朝詩人伝』(大修館書店、2000年)
六朝期に活躍した詩人たちの伝の訳注書。『晋書』では、嵆康・阮籍を含む25人の伝に訳注がつけられています。訳注も詳細で、非常に参考になります。ただし、伝に掲載された上奏文や書簡などの類は省略されています。
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