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漢文翻訳スレッド

87えちぜん:2006/04/18(火) 23:49:10
殷景仁さん、ご教示ありがとうございます。

鼓吹についてよく分かりました。ただ、王倹のケースであればイメージしやすいのですが、石苞のように生前に下賜された場合、その特権をどういう場合に行使するのかが、よく分からないのでした。手元に適当な資料がないので実態がどうか分からないのですが、特権というより栄誉賞みたいなものなのでしょうか?鼓吹は音楽に関する特別な技能者でしょうから限られた人からなると思われ、かつ「天子直属の黄門鼓吹の伶人」となれば、その道の一流の人でしょうから、そういう鼓吹を下賜されるということ自体が非常に名誉なことだったのかなと想像しております。

ちなみに「王文憲集序」を『文選』を開いて見ましたら、冒頭に

 公諱儉字仲寳,琅邪臨沂人也。

とあります。この王倹も琅邪王氏ですね。王祥伝を訳したので、「琅邪臨沂人」に思わず反応してしまいます。(^^;)
李善注を頼りに、『宋書』の目次をめくれば、王倹の祖父王曇首の名の横に殷景仁さんのお名前が。奇遇ですね。(^o^)


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