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漢文翻訳スレッド

233中根:2010/02/21(日) 14:18:15
>123さん
「殷捨能静」という語句の出所は緒形拳氏の書のようですが、
訳しづらい言葉ですね。
殷の意味は「ゆたか・あかい・ねんごろ」ぐらいのものですので、訳すと
「ゆたかに捨てる」「ねんごろに捨てる」「あかく捨てる」、
どれもヘンですね。ある箇所では「毀捨能静」の誤読ではないかと
指摘されていました。これなら「こぼち捨てれば能く静かなり」で
「壊し捨てれば、静かになる」という意味にとれそうです。殷と毀は
字形が似ていますから。禅語か何かでしょうか。

>231の方
>積善之家厥福惟昌
積善の家、厥(そ)の福は惟(こ)れ昌んなり、でしょうか。
出典は不明ですが、意味は「良いことをしている家庭には
幸福が盛んにくる」というようなものでしょう。調べてみるとこの語句、
篆刻の題材に使っているようですので、
墨場必携あたりに載っているのかなあ。儒教の経典にありそうな
語句ですし、易経には「積善之家必有餘慶」という、同じような文句が
あるのですが、十三経にはないですね。

>吉田さん
書き下せば「屈平の惠佩は世に芳を伝う 楚国の詞人は奥屯を吟ず
海水預からず言は耳に逆らう 汨羅江上春香を送る」でしょうか。
最後の泪羅は、汨羅の誤字だと思います。
屈平は楚の詩人屈原のことで、汨羅(べきら)に投身自殺をしたことで
有名です。屈原のことを詠んだ漢詩だと思いますが、一休宗純の詩は
禅思想が根底にあるため古来難解とされていますので、
禅の専門家の訳によられた方が良いでしょう。私は坐禅もやったことがないので、
禅はわからないので翻訳できないという所です。

禅の大家で一休研究の第一人者、柳田聖山氏(元京大人文研所長)の訳が
中央公論新社から「狂雲集」として出ていますので、
それを見ていただければ意味は取れると思います。


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