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山口 和之先生 がんばれよ!

42252:2013/04/13(土) 01:24:45 ID:eh9kLr/Y0
彼の功績に関する論評で、「大して成果上げてないじゃない」といった話を聞くが、成果を上げなかったのではなく、上がったように見えなかっただけなんだろう。
我々は、理学療法士という存在が、いかに世間に認知されていないかという事実と、そのリスクについて認識した方がいいと思う。

山口先生曰く、我々が医療や福祉の現場で果たしてきた役割と、その意義と言うものが、政治の場、つまり国会ではほとんど認知されていなかったがゆえに、訪問リハや今後の健康増進政策において理学療法士の存在は彼が駆け回るまで全く無視されていたというような状況だったそうだ。
実際、臨床の場でも、最初から理学療法士だのPTだのと呼んでくれる患者さんはほとんどいない。
その世間一般の認識が、そっくりそのまま、政治の場に反映されてしまっているというのは、多少の誇張を差っ引いても、全くウソとは言えない話だと思う。

少なくとも、この国では「意見を代弁する国会議員の存在=数が多い、多数派」、すなわち「力がある」と認識される。
いくら公称の人数が多かろうと、それは統計上の数字以上の意味は無く、意見を代弁する国会議員がいなければ、そんな意見は無いものとみなされる、あるいは無視される、というのが、この国の政治のリアリティなんだと感じた。

もし仮に、このままPOSTを代表する国会議員が今後生まれなかったとしたら、例えPOSTの数が何万人、何十万人に増えようとも、
10年後くらいに、これらの諸資格は完全に形骸化され、そこからさらに20年後には、社会的・政治的に抹殺されてしまうかもしれない。
それほど、国会議員の存在、または国会議員への働きかけというのは重要なのだと思った。


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