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山口 和之先生 がんばれよ!

259名無しのPTさん:2015/06/13(土) 01:45:34 ID:GIETjFOs0
そして、2.日銀が国債を買い取り続け、「国の借金は」減っているはずなのに、財務省発表の報道を見るとどんどん増えているように見えるのはなぜか
という疑問。
これは、財務省の「嘘」ではなく、「レトリック」です。

不思議に思うかもしれませんが、日本政府と日銀の間にも、お金の貸し借り関係が制度上成立しています。
そもそも、日銀は日本政府の一機関であって、この間にお金の貸し借りがあるってのも変な話で、無論政府は日銀に借金を返済する必要も、利払いをする必要もありません。
しかし、制度上はお金の貸し借りをしています。
例えば、日銀が民間銀行が保有する国債を買い取ります。
国債は日銀に保有先が移ったわけですが、
財務省のレトリックでは、この時点では、まだ「政府が日銀に借金している」という話になってしまうのです。

ちなみに、政府は、日銀が保有する国債の金利を支払っていますが(支払う必要はもちろん無いのにw)、日銀の決算終了後に国庫納付金として返還されます。ほとんど茶番にしか見えませんよね。

日銀が保有する国債の金利は決算で返還されていますが、
国債自体は日銀が保有していることになっています。
つまり、いわゆる「国の借金」の中には、「日銀が保有している国債」も含まれてしまっているわけです。

先ほど述べた通り、日銀は政府の一機関であり、政府に借金の返済を求める必要性は全くありません。
なぜなら、政府も日銀も、カテゴリ的にはNGO、すなわち非営利組織であり、民間企業や銀行のように利潤を追求する必要性が全く無いからです。

要するに、財務省は「国の借金」に、「日銀が保有する国債」という下駄を履かせるというレトリックを用い、その上それをロクに説明もせず発表し、国民の不安を煽っているわけです。


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