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ボイタ法 ボバース法について

1はてな:2008/04/25(金) 11:37:13
はじめまして、どなたか下記の日本の現状についてお答えいただきたいのですがよろしくお願いいたします。
脳性麻痺児に対する訓練として日本ではボイタ法やボバース法を行っている医療機関や福祉医療施設が多いようなのですが、どうしなのでしょうか?医学的効果や蓄積された臨床データから非常に疑問でならないのですが?少なくとも欧州では医療点数的には意味があっても実際のリハビリの効果からすればかなりの割合で???的というより常識的に何で???という感じなのですが、どなたか日本でなぜ未だにこの2つの方法が現代医学の現場に根付いているのか教えていただけませんでしょうか?また、リハビリ医の見解もできればお願いします。

398名無しのPTさん:2012/05/10(木) 23:17:28
>>395-397
おまいら、どんな結果が出したいんだ?

399OTOTOT:2012/05/10(木) 23:19:31
ボバースの定義は日本ボバース研究会のHPに載っていますよ。
相当アバウトな定義です。
これじゃ高いエビデンスは出せるわけがないw

400OTOTOT:2012/05/10(木) 23:20:22
英文の定義を書き込もうとしたらerrorになってしまいましたw

401名無しのPTさん:2012/05/10(木) 23:35:49
狂信的なボバース信者の気持ちは理解できませんが、狂信的なアンチボバース信者の気持ちも理解できません。
過去にボバースの講習会でひどい仕打ちでも受けたんでしょうか?それとも、アンチを掲げることで自分のアイデンティティを確立したいのでしょうか、アンチ巨人またはアンチ朝日みたいに?

402OTOTOT:2012/05/10(木) 23:37:08
401はOTOTOTのレスです。

403名無しのPTさん:2012/05/11(金) 01:12:33
>>399
これのこと?
ボバースアプローチとは、イギリスの医師である故カレル・ボバース博士と理 学療法士のベルタ・ボバース夫人により開発された治療です。脳や脊髄といっ た中枢神経系の可塑性を活用し、中枢神経疾患をもつ方々の機能改善をめざす 治療です。

404名無しのPTさん:2012/05/11(金) 05:40:03
>中枢神経系の可塑性を活用し、中枢神経疾患をもつ方々の機能改善をめざす 治療です。
要はこれが本当にできているかどうかね。
これができないから、曖昧で何とでも言えるザックリ系の治療法になったんじゃない?

>>401
ボバース法の成果を裏付ける根拠がないのに、それなりに認知された治療法として広まっている。
批判は絶対に必要でしょ。黙って野放しってんじゃあ、学術としての理学療法には意味がなくなる。ただの伝統芸能だ。
キチンとした成果が示されるまで批判し続けるのが当然で、狂信的なアンチにはならないんじゃないかな。

405OTOTOT:2012/05/11(金) 07:03:09
>>403
それではありませんが、まあ、似たようなアバウトさです。

>>404
同意します。批判は必要です。
エビデンスレベルが低い、介入方法があいまい、ジャーゴンが多い、インスタラクターによって講習会の内容がバラバラ、科学的知見の短絡的な治療への引用、等の批判には同意します。

ただ、ピントがずれた批判も多いように思います。
階層性理論に基づいている、筋トレ・装具療法に否定的、骨・筋・関節に無関心、対象者の生活を見ない等は的外れです。

406名無しのPTさん:2012/05/11(金) 21:46:51
「批判」って、どうしても的外れなものも存在するよね。
そこはちゃんと反論すればいいんじゃないかな。
あなたのように、ボバースの批判されるべき点を正しく理解している人は問題ない。
でもボバースやってる人で、そこらへんが分かってない人が少なくとも自分の周りには結構いるよ。

407OTOTOT:2012/05/11(金) 22:13:09
>>406
私の周りにもたくさんいますw
なんでそうなるんでしょうね。他の講習会でよっぽどひどい仕打ちに合ったのかもしれませんね。

408(^o^):2012/05/11(金) 22:28:29
私も、同意します!

神経科学だけを、問題視するのは、駄目でしょう!

409名無しのPTさん:2012/05/11(金) 22:50:11
>>407
狂信者のネガキャン

410252:2012/05/15(火) 22:20:39
>>406
>>409
同意。ボバースを学んでる人って、良識的で話の分かる人と、狂信者が混在してて、その差がはっきり分かれると思う。

>>404でOTOTOTさんが挙げてるような、
>階層性理論に基づいている、筋トレ・装具療法に否定的、骨・筋・関節に無関心、対象者の生活を見ない
って、俺の知ってる狂信者の主張にガッツリ当てはまる。
筋トレとか絶対しないどころかしてれば見下すし、装具を外そう外そうと躍起になって、まだリスク高いのに介助も不要だくらいのこと言って患者さんもそれを信じちゃって介助拒否、危うく転倒させそうになったと他施設からクレームが来たりと、かなりムチャクチャ。

逆に良識的な人は、ボバース技術にこだわらず必要に応じて適切なプログラムを組むし、患者さんにも現在の能力を把握させて絶対無茶なことはやらせないし過剰な自信を植え付けるようなこともしない。
生活を中心に見ていて、必要に応じて居室どころか自宅にも行くし、と尊敬に値するレベル。

結局人間の差なのかね…。

411名無しのPTさん:2012/06/12(火) 12:04:43
無意味なことは止めなさい!!

412名無しのPTさん:2012/08/14(火) 22:59:14
ボバースのインストラクターの方の講義を受けました。
現在、ボバースは主に姿勢制御を中心に考えているようです。

決して間違いではないと感じましたが、問題点も多いように思えました。
以下に私見ではありますが批判的な感想を述べたいと思います。

1)”ネコ”から得た知見を”ヒト”に応用しようとしている。
2)仮に”ネコ”の知見が”ヒト”と同じものであったとしても、それらを促すようなハンドリング自体が怪しい(本当にAPAsが働くようになるのかなどという客観的な指標がない)。
3)そもそも片麻痺者の本質的な問題がみえていない→”随意運動の障害は見えていない”

ボバース夫妻は素晴らしい方々だと尊敬します。
それらを受け継ぐ方々にももう少し、客観的で現実的な方法を考えてほしいものです。

413名無しのPTさん:2012/08/14(火) 23:14:03
>>412
>現在、ボバースは主に姿勢制御を中心に考えているようです。
同じボバースインストラクターでも、いろんな人がいるみたいだけど。
環境設定やら、認知やら。

>1)  >2)
理論的な部分で、動作の理論的解釈を、なんでもかんでも反射で説明、っていうイメージは、確かにあるわな。

>3)
>片麻痺者の本質的問題
って何?っていうか、>>412さん的にはどういう解釈?

>随意運動の障害は見えていない
の主語は?講義したボバースインストラクターさん?それとも患者さん?

414名無しのPTさん:2012/08/14(火) 23:21:08
1), 2)はおっしゃる通り。
2)に関してはAPAsが働いているかどうかを直線評価はできないので、結局は動作分析やfunctional reach testなどで評価することになりますね。
3)については講義でなかったですか?postural controlとmotor controlとの関係、もしくは皮質脊髄路と網様体脊髄路の関係について。
ま、あくまでも仮説ですけどね。客観的で現実的、という意味はよくわかりません。もう少し詳しく教えてください。

415106:2012/08/14(火) 23:33:06
姿勢制御は人間動作のベースであると思います。また、姿勢制御は普段は意識にのぼらないため、その改善には
反応レベルでの促しが必要となります。そのため、随意的に意識させることをせず、自然な反応を引き出すために
ボバース概念でのアプローチはハンドリングが中心となり、ハンドリングはセラピストの感覚的な技術を要するため、
なかなか講義を受けても、知識に裏付けされた技術と経験がなければ、実践レベルに繋げるには、それなりの訓練が
必要になるのだと思います。そのハンドリングスキルに対し、客観的で現実的な即戦力を求めるのは難しいのだと思い
ます。

しかし、ボバース概念の中にももう少し、積極的に気付きを促すような声かけや認知レベルも含めたアプローチに発展
してもらえると、より沢山の人に全人的アプローチとして理解が得られ、理学療法の底上げが出来るのではないかと
思っています。

416名無しのPTさん:2012/08/15(水) 00:02:44
認知理論はけっこう使えるんだけどね。
メソッド的には、タッピングとかPNFのバーバルコマンドとかにもみられるし、体せい感覚の認識を促すって結構重要だと思う。
でも、認知どっぷりな手法って、なぜか引いてしまう…。

417名無しのPTさん:2012/08/22(水) 14:11:26
イギリス帰りがご自慢の洋行帰り、英語ペラペラの関西のリハ院。
2年も待つして、6ヶ月通院、生きも帰りも効果はなし同じ症状、
ボーバスとは疑問。本来今も昔も只のアチャら式というだけよ

418名無しのPTさん:2012/08/22(水) 15:04:00
神経生理学やらに基づいてるのに
○○法という枠組みで考えようとする事自体おかしい。
結局は囲い込みたいだけなんでしょ。いろいろと。

419名無しのPTさん:2012/08/24(金) 22:25:38
>>417
ごめんなさい。日本語の意味がわからない。

失語症の患者さん?掲示板ではもうちょっと伝わるように文章を整えてほしいな。

420名無しのPTさん:2012/08/24(金) 23:38:56
>>417
要は、関西にあるボバースで有名なリハ施設に2年待った挙句6か月通院したが、結局症状は変わらなかった、ってことかな?

421419:2012/08/25(土) 00:25:10
>420
多分そうだろな、とは思うんだけど、表現がいちいち迂回しててわかりにくい。
失語症のリハビリならしょうがないか、とは思うが、そうじゃないんだったらもう少し伝わりやすい表現を考えてね。

422名無しのPTさん:2012/08/25(土) 07:43:34
417.です
只の文面だけで失語症と名指しで言う言葉・診断は医師法違反です、
理業は医師法にはヒッカカカラナイ仕事だからかも?

423419:2012/08/25(土) 08:02:24
診断してるわけじゃないから違法じゃないよ。何言ってんの。
あと、後半はやっぱり意味不明。

424名無しのPTさん:2012/08/25(土) 08:21:59
ヒッカカカラナイ仕事   あなたの今現在の病院内での位置そのもの、

「失語症の患者さん?」   他人を「失語症」で蔑視だね、

425419:2012/08/25(土) 08:48:35
そんなつもりはないよ。
言い方を変えて、英語風に「後天的な理由で言葉がチャレンジを受けている」人ですか?
と言えば満足?

失語症云々はどうでもよくて、
自分が言いたいのは「書いてる意味がわかりにくい」ということ。

>>424
この書き込みもよくわからない。

>ヒッカカカラナイ仕事   あなたの今現在の病院内での位置そのもの
自分の病院内での位置が「ヒッカカラナイ」とはどういう意味?
何となく意味はわかるんだけど、何となくしかわからない。
何となくしかわからないから、どう答えていいのかよくわからない。

426名無しのPTさん:2012/08/25(土) 09:24:39
これも あんたの文章ですか?

GOD HANDと比喩してもいいほどに腕のいいPTなら何人かお会いしたことはあるけどね
これも文章だけか?

▲8▼ 経験年数は理学療法士の能力の指標たりうるか? (Res:14)
14 名前:12 投稿日: 2012/08/21(火) 13:46:36

>>13
ごめんなさい、

427419:2012/08/25(土) 12:08:48
>>426
誰に聞いてるの?

428名無しのPTさん:2012/09/08(土) 08:54:13
脳生理や筋骨格系から裏付けしして考えられてるし、ボバース法としては正直なんとも言えないけど、ボバース概念としての治療の組み立て方とかは新人のうちはけっこう勉強になる気がするんだが?

429名無しのPTさん:2012/09/08(土) 12:12:56
>>428
同意。

430名無しのPTさん:2012/09/08(土) 13:55:26
御茶 お花 じゃあるまいし 

流派 流派でやるとはこれが日本の理学療法かいなあ

431名無しのPTさん:2012/09/08(土) 16:49:36
海外でも似たようなもんだよ

432名無しのPTさん:2012/09/08(土) 19:12:33
ドーマン法は、世界一厳しいリハビリ法であると言われています

悲しいかな!どっち道治らん爺々だが
猛烈に1日5万歩歩行です。
PT先生に この流派で お願いしますって言ったら 
ああそう 競馬好きなんですねと 皮肉言われちゃった・涙

433<削除>:<削除>
<削除>

434名無しのPTさん:2012/10/30(火) 10:43:17 ID:G6trW3460
ボバースについて、
一番科学的な本を教えてください。
できるだけ、ミクロな(神経学、神経心理学レベル)
科学的裏づけのくわしい本がいいです。

ステップス〜みたいな
「私にいわせたら、それじゃだめなんだよ(キリッ)」な本はもういいです。

435某ボバース信者:2012/10/30(火) 18:55:28 ID:H2Q3PF0Q0
>>434
多分、これ。
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4882827778/ref=mp_s_a_1?pi=SL64&qid=1351590516&sr=8-1

訳が微妙なところもあるし、小脳の説明はちょっと物足りない。ただ、書籍化されてるものであればこれが一番かな。

とは言ってもボバースは臨床科学だし、限界があるので、あなたが望むような科学的裏づけが得られるかは微妙。それと、ミスだとは思うがボバースに神経心理学的な裏づけはあんまりないよ。神経生理学の間違いだよね?

436221:2012/10/30(火) 22:32:06 ID:r4wCPHno0
>>434

申し訳ありませんが、ボバース法をはじめ、理学療法の特殊テクニックと呼ばれるアプローチには、全てにおいて科学的根拠はありません。
厳密な方法で科学的な実検を行えば、「通常の理学療法アプローチとの効果の差は無し」という結果に終わってしまうでしょう。

>>435

>ボバースは臨床科学だし、限界がある

というのは確かですが、この「臨床科学」という言葉には注意が必要です。もう少し大きなカテゴリーに入れるなら「人間科学」ということになるでしょう。
「科学」をもってして検証しようとするのであれば、「人間科学」と「自然科学」の違いとは何かを知らなければいけません。
私は「そもそも科学とは何か」ということに対して、理学療法士はもっと理解を深める必要があると考えています。

437名無しのPTさん:2012/10/30(火) 23:00:46 ID:G6trW3460
>>435
確かに認知はあまりあつかわないから心理学は関係ないかもですね。
それはしってるけど表紙がダサすぎて無視してました。

神経生理学的アプローチって、結局のところ、
運動がどのようにどこにいつどれくらい軸索のばすのに働くかとか
はっきりさせてないんですよね。

438某ボバース信者:2012/10/30(火) 23:04:39 ID:pmqZsA8Y0
>>436

①科学的根拠に基づいたアプローチであるか
②そのアプローチの正当性は科学的根拠があるか

この2点は分けて考えた方がいいね。ボバースは①は満たしているが②は満たしていない。これは認知運動療法も同じ。

ただ、少し疑問なのはボバースでは家族参加や24時間生活場面でのリハビリを重視して実践もしている。これらのアプローチ?は科学的根拠が高いが、それでもボバースという名前がつけばエビデンスレベルが低くなってしまうのだろうか?
科学的根拠は大事だが、その矛盾や馬・鹿らしさも理解しておくべき。

439某ボバース信者:2012/10/30(火) 23:10:05 ID:yBXCMpY.0
>>437
表紙ダサいよね〜。あれはないわ。基本的に最近のボバース関係の本はダサい。

軸索云々の話はその通り。ていうか、軸索云々は昨今のボバースではあまり話題にならない。中枢神経疾患の麻痺の回復はそういう問題ではない。

440名無しのPTさん:2012/10/30(火) 23:26:11 ID:VPy9s54oO
>>438
科学的根拠の矛盾やば・からしさ?
例えばどんなの?

441221:2012/10/31(水) 00:06:38 ID:r4wCPHno0
>>438

>①科学的根拠に基づいたアプローチであるか
>②そのアプローチの正当性は科学的根拠があるか

>この2点は分けて考えた方がいいね。ボバースは①は満たしているが②は満たしていない。これは認知運動療法も同じ。

ボバースは①も満たしていません。「科学的根拠」といった場合「入り口」だけでなく、「出口」を満たしている必要があります。
「入り口」とは解剖学や生理学、病理学といった医学的な知見。ボバース法はこれらを基にアプローチが仮説形成されていることは確かです。
しかし、「科学」と呼ぶためには、むしろ「出口」の方がより重要になります。
つまり、実際にそのアプローチを行った患者様に本当に効果が有ったか否かを検証する作業です。
「某ボバース患者」さんは、そういう意味で①と②を分けているのだとは思いますが。

残念ながらボバースや認知運動療法にはここが完全に欠けています。「入り口」だけでは「科学的根拠」とは呼べないのです。
反対に、「出口」のところが実証されているなら、たとえそのメカニズムが解明されていなくても、充分な科学的根拠になり得ます。
例えば量子力学などは、そのメカニズムは分かっていないことが多いのですが、実際の科学技術に幅広く応用されており、これ無くしては現代生活は成り立ちません。
だからむしろ重要なのは、「実在証明」と「説明仮説」という科学の根幹となる2つを分けて考えることです。
「入り口」だけ科学的知見を引用して仮説形成を行い、「出口」のところの検証作業を怠ったものをいわゆる「似非科学」といいます。
これは、一見「科学っぽく」見えるけど、その本質は「科学」とは到底呼べないものです。
理学療法学を科学的視点から鑑みると、この問題が非常に大きいと感じます。

442252:2012/10/31(水) 02:42:40 ID:I9Ketqso0
>>437
神経線維の再生と運動の関連については、マウスを使った研究で「運動は神経線維の再生を促す」という報告があるが、ボバースやPNFなどのいわゆる神経生理学的アプローチと呼ばれる技術に対して、それ以外の運動との比較が行われたという研究報告は恐らく無いだろう。
倫理的な問題、また個人によって技術力が異なるという特性から条件の統一が難しく、データ収集が困難というのがその理由だと思う。
また神経細胞・神経線維の再生、および再構成のメカニズムは、生理学レベルでもまだ完全に解明され、実証されているわけではない。

443252:2012/10/31(水) 02:43:26 ID:I9Ketqso0
俺の私見だが、ボバースアプローチは神経生理学的なというよりは、古典的な神経学の知見に基づいた考え方が元になっているのだろうと思う。
ある刺激に対して、特定のリアクションが起こることに対し、それがネガティブな反応であれば起こさないような工夫をし、反対により多くのポジティブな反応を起こさせようとする。
これを膨大な経験的観察と思考、検証から、一つの体系を作り上げたのがボバース。

また、ボバースアプローチは、人間の中枢神経系の活動を、運動や動作で観察し、理解しようとしていた時代に生まれたという背景と、理学療法の特性(運動・動作を改善するための治療法であること)と、要求(人間の動作や運動が神経系の影響を多大に受けていることから、神経系の理解が必要であるというPT側のニーズ)から生まれ、「神経生理学的アプローチ」として広まったと考えられる。

しかし、ボバース信者ではない俺は、ボバースアプローチは神経生理学よりも、むしろ筋骨格系の運動学や機能解剖学的な視点から考えた方が理解しやすいという印象を抱いている。
実際、ライト〜なんかはその視点から書かれていると思うし。

444252:2012/10/31(水) 02:45:14 ID:I9Ketqso0
ちなみに、参考

神経生理学的アプローチの有効性と問題点 : 特に成人片麻痺に対するボバース法について : ボバース法および他法の中間的立場から (神経生理学的アプローチの有効性)
ttp://ci.nii.ac.jp/els/110003994976.pdf?id=ART0005773702&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1351617772&cp=
かなり古い記事だけど、ボバースアプローチについてかなり公平な視点で書かれていると思う。
俺はこの著者に全面的に同意。

無論、議論の焦点によって違うこともあるかもしれんけど。

445252:2012/10/31(水) 02:54:13 ID:I9Ketqso0
>>440
同意。
221さんのおっしゃるように、ボバースのみならず理学療法技術全般に言えることかもしれんが、その技術を手段として選択する場合、蓋然性は問えるかもしれんが、科学的根拠の有無を問えると言えるほどのものかと言われると、甚だ心もとないと言わざるを得ないと思う。

ただ、自然科学的な根拠と、EBMを代表とする医学的根拠というのは、やはり違うと思うし、そういう意味では>>438ボバース信者さんにも同意。


関係ないかもしれんけど、小説「天地明察」を読んだが、今では当たり前のように使われている暦が、気の遠くなるような観察と膨大な計算・思索・検証の果てに生まれたものだと知ることが出来た。
天文学と暦の話が理学療法にそっくりそのまま当てはまるというわけではないだろうけど、観察と思索、この二つは理学療法にも通じる部分だと思う。

446名無しのPTさん:2012/10/31(水) 05:27:52 ID:VPy9s54oO
科学的根拠の話はもういいんじゃない。
そんなことより患者様にとって為になるアプローチは何かを話そうぜ。

447名無しのPTさん:2012/10/31(水) 08:39:04 ID:G6trW3460
>>446
どうぞ話していいですよ。それとは別に
科学的根拠の話は必要だから続けますけど。

>>445
賛成でも反対でもなく
科学というのは、ボバース法が正しいか、正しくないか
という視点では絶対にあらわせないと思います。
ボバース法のここが間違っているとか、新しい知見を引用できていないとか、
ここは科学的ではないけど蓋然性は高いとか、そういう小さなレベルで
話していくものなのに、ボバース講習やらでボバースという名の元に
全ていっしょくたにしているところがもっとも「科学性」の無いところだと
思います。人の名前のついた技法なんてそんなものかもしれませんが、
体系として神聖不可侵になったものに科学性など求められない
のかもしれません。
つまり大きくなってしまった「ボバース法」が「科学的」かどうかっていう時点ですでに
科学的であることはありえないということです。
初期のころのボバース法はまだ小さいフィールドを守備しているだけ
だったとしたらその範疇でのみやっている間は、
批判を受け入れて限界についても言及している間は
科学的だったかもしれませんが。

448某ボバース信者:2012/10/31(水) 09:14:01 ID:iWOPUHl60
みなさん参考になる意見をいただいて勉強になります。

いろいろと思うところはあるけど、ボバースの有効性が示されていない現状を信者はよくよく考えてみる必要があるね。

ただ、lancetなどがボバースを否定的に捉えている元文献の多くが古典的なボバース法をその対象にしている。反射の抑制やバランス反射・反応の促通など、現代のボバースとはかけ離れた治療内容を「ボバース法」としている。正直、こういった論文にはボバースに対する悪意さえ感じる。

449某ボバース信者:2012/10/31(水) 09:19:00 ID:IAg9cucg0
結局、ボバースって何?という部分が曖昧であることが一番の問題でしょう。>>447さんが指摘するように、ボバースは歴史が長く良くも悪くも大きくなりすぎて、その独自性がよくわからなくなっている。その点、CIなんかは上手いことやってるなと思う。麻痺肢を固定することで他の手技との差別化が明確に示されている。

450221:2012/10/31(水) 22:54:18 ID:r4wCPHno0
>>447

>科学というのは、ボバース法が正しいか、正しくないか
>という視点では絶対にあらわせないと思います。

この意見には反対です。「ボバース法が正しい=ボバース法は治療効果が有る」という定義で検証すべきだと思います。これは、実際に比較調査を行えば分かります。
例えば、ボバース法の治療を受けたCVA患者様群100名と通常の理学療法を受けたCVA患者様群100名の発症1年後のFIMの点数を比較するなど。
日本脳外科学会による「脳卒中治療ガイドライン 2004」では、推奨グレードC1。通常の理学療法との治療効果の差は無しとのことです。
つまり、「ボバース法はやってもいいけど、普通の理学療法と効果は同じですよ」ということです。
これは「実在証明」を示すに充分な科学的検証です。治療効果が実在しないのに、治療効果のメカニズムを科学的に証明するということはおかしな話です。
科学というのは、「有るor無い」をはっきりとさせなければなりません。「理論的にはあるはずなんだ」といくら主張しても、その証拠がなければ机上の空論です。
ボバース側は、まずその治療法の有効性を示す必要があります。
この「立証責任」を放棄して、自らの正当性を主張するのであれば、それはブログ主さんの言っていることと同じになってしまいます。

451221:2012/10/31(水) 23:08:50 ID:r4wCPHno0
あと、>>441のレスで
「某ボバース信者」さんを「某ボバース患者」と表記していました。大変失礼したしました。
しかし、自ら「信者」と称するだけあって、とても謙虚で誠実な方ですね。
かつて「OTOTOTさん」というコテハンの方も、ボバーシスト(この表現が適切かは分かりませんが)でしたが、
とても客観的かつ良識的な見解を基にボバース法に取り組んでおられるようでした。
ボバースをやっている人達全員がこの様であればいいのですが、結構盲目的な方々もおられるように感じます。
認知運動療法などは、さらに「狂信者集団」に見えます。
彼らにはやはり、もっと科学的な視点を持って自らの姿勢を顧みてもらいたいと願います。

452221:2012/10/31(水) 23:43:48 ID:r4wCPHno0
>>445

>蓋然性は問えるかもしれんが、科学的根拠の有無を問えると言えるほどのものかと言われると、甚だ心もとないと言わざるを得ないと思う。

ここは、252さんとは意見が異なるところです。
いわゆる「人間科学」とは、誤解を恐れずに言うなら、「蓋然性」を示すことだと考えます。
「人間科学」が「自然科学」と大きく異なるところは、

・個別的、具体的、偶然性が高く、再現性が低い。
・時間的な経過を伴って変化、進行する。
・文化、社会による規定性が強い。

といったところでしょうか。つまり、そもそも一般化、法則化が困難な分野なのです。
そこで、より客観的かつ学問的な把握や理論化の方法を探るのであれば、、

・「比較」という方法を有効に活用する。
・事例の蓄積によって、蓋然性、確実性を高めていく。

ということになると思います。そしてこれは「人間科学」の分野では、充分な科学的根拠となり得ます。
理学療法に対して「完全理論」を構築することは、そもそも不可能な話です。
ならば、「何かをすると、大体これぐらいの効果が出る」という、ある程度の客観的で学問的な把握が必要になります。
しかし理学療法学はこれまで、この作業を怠ってきました。
その結果、「〜法」、「〜アプローチ」など何でもござれの治療法の乱立を許しています。
ある意味、その究極のものが「妥協なき機能回復」と言えるでしょう。
まずは「蓋然性」をしっかりと示すこと。これは、理学療法を科学的な視点から考える原点だと考えます。

453106:2012/11/02(金) 00:01:37 ID:xvpFNgCM0
ボバースは最近は、ボバース法とは言わず、ボバース概念と言うらしいです。
よって方法論ではなく、どう考えてアプローチするのか、その結果をどう解釈するのかが、
ボバース概念に基づくアプローチなのだと思います。
どう運動性を引き出しその動きをどう生活動作に結びつけるのか、そのための方法論は
ボバースの研修で学ぶことは出来ません。しかし、そのためのヒントは得られますし、どう
臨床で応用していくかは、日々の臨床推論、仮説検証で導き出していくしかないのだと思って
います。
ボバースに対して、方法論としての効果を科学的に検証していくことは難しいのではないで
しょうか。そう言ってしまうと身も蓋もないですが・・・ すみません。

454某ボバース信者:2012/11/02(金) 07:50:38 ID:2h2GmNuA0
確かに、ボバースは方法ではなくコンセプトだと思う。
ただ、やはりそのコンセプトに基づいて何らかのアプローチをするわけだから、その妥当性を証明する必要がある。
実践を伴ってこそのボバース概念であって、机上の空論や禅や哲学のようなものでは決してないと思う。
科学性を求めないのであれば、ボバースは科学・医学の表舞台から立ち去るべきだ。ヒーリングやスピリチュアルの方面に進出すればいい。

455名無しのPTさん:2012/11/02(金) 15:55:53 ID:G6trW3460
部分的に科学性を用いているが
すべてにおいて科学性があるわけではないというのは、
むしろ自然なことですよ。
医療なんてその最たる分野でしょう。
ボバースコンセプトというものを言うならば、
その中で科学性のある部分と思想の部分とをはっきり区別する
事こそが重要なのです。

456252:2012/11/02(金) 19:04:48 ID:I9Ketqso0
>>452
同意。
やはり、詳しい人にキチンと説明してもらえると、自分の中での不明な点・不明瞭な点も詳らかになるね。感謝。

>「何かをすると、大体これぐらいの効果が出る」という、ある程度の客観的で学問的な把握が必要になります。
これにはやはり、「条件付け」、」あるいは「境界(限界)条件の設定」というのが必要になるのではないかと思う。
これらを設定した上でこそ、研究の取っ掛かりが得られるのではないだろうか。

「妥協なき機能回復」の場合、まさに乱立した治療法の愚劣な部分を結集したような特性を持っている。
何でもかんでも単純な理屈で説明しようとする短絡的で安易な経験主義が、その温床のように思える。

ちなみに、>>453-455の106さん、某ボバース信者さん、名無しさんの言っていることと、>>452で221さんが述べていることは、言葉が違うだけで、かなり似ているという印象を受けた。
やはり、マトモな人はみんな同じような認識を、言葉にせずとも持っているのかな、と心強く思いました。

457名無しのPTさん:2012/11/02(金) 19:49:38 ID:VPy9s54oO
科学の意味がバラバラだからね。

458名無しのPTさん:2012/11/02(金) 23:10:53 ID:QBOhMkso0
>>457
患者様の為になるアプローチの話はもういいのか?

自分から振ったんだから責任持ってはなしてみろや

459221:2012/11/02(金) 23:21:19 ID:r4wCPHno0
>>456
「感謝」とまで書いてもらえると少し恥ずかしいですが、同意をいただきありがとうございました。

>>453
>ボバースは最近は、ボバース法とは言わず、ボバース概念と言うらしいです。
>よって方法論ではなく、どう考えてアプローチするのか、その結果をどう解釈するのかが、
>ボバース概念に基づくアプローチなのだと思います。

106さん、これって本当ですか?これを素直に読むと、ボバースは「ファシリテーション」を放棄したように解釈できます。
私が最も深くボバースに接したのは10年以上前ですが、実習の時になります。
そこはボバース一色のところで、皆一心に麻痺を改善させるための促通テクニックを行っているように見えました。
現在のボバースは、もう促通を行わないのですか?
私が実習生の時は、ひたすら「筋緊張の低下だ亢進だ」とわんわん指導されましたが、今のボバースは全く違った形になったのでしょうか?

460某ボバース信者:2012/11/02(金) 23:28:00 ID:52jQTr5c0
僕への質問ではないが、、、
10年以上前と今ではかなり違うだろうね。ファシリテーションという言葉はもちろんあるし、放棄していないが中身はかなり違う。また、「抑制」という言葉はほとんど使わなくなった。

461221:2012/11/02(金) 23:42:11 ID:r4wCPHno0
>>460
そうなんですか。ご返答ありがとうごさいます。
教えていただきたいのですが、ボバースがそのような大きな方向転換に踏み切ったのはなぜですか?
ボバースセラピストが、その神経筋促通手技の効果に疑問や限界を感じたからでしょうか?
それとも外部からの批判などにより、その手法を変更せざるを得なくなったからでしょうか?

462106:2012/11/03(土) 13:45:46 ID:xvpFNgCM0
詳しいことはわかりませんが、神経生理学的に中枢神経の可塑性が明らかになってきた現在に
おいて、麻痺側の反応を促通すること、それによって代償的な反応を軽減させること、全身的
な姿勢制御を学習させていくことは一般的なアプローチとなり、ボバース自体、特殊なアプロ
ーチでもないように感じています。

252さんが言うように、ボバースアプローチと言いつつ、基本的な解剖生理学・運動学を意識して、
動きを作っていくことに重要性を置いているように思います。

なぜそうなったかはわかりませんが、ボバース概念は「全人的アプローチ」とも言っており、その
ために常に追求し、時代と共に変化していっているので、単純な「促通・抑制手技」ではなくなった
のだと思います。

463221:2012/11/03(土) 19:41:36 ID:r4wCPHno0
>>463
分かり易く説明していただき、ありがとうございます。
現在のボバースは、少なくとも私の知っているもとのは違っているようですね。
しかし、

>ボバース概念は「全人的アプローチ」とも言っており

というのであればある意味、「どんな状態の患者様に対しても妥当性がある」という印象を受けます。
もしそうであるなら、科学の定義の一つである「反証可能性」に触れてしまい、もう科学とは別の次元のものということになってしまいます。

某ボバース信者さんの言っておられる、

>結局、ボバースって何?という部分が曖昧であることが一番の問題でしょう。
>科学性を求めないのであれば、ボバースは科学・医学の表舞台から立ち去るべきだ。ヒーリングやスピリチュアルの方面に進出すればいい。

というご意見が、ようやく理解できたように思います。とても勉強になりました。ありがとうございました。
ところで話は変わりますが、ファシリテーションの双璧である「ボイタ」はどうなのでしょう。
ボイタもボバースのように大きなパラダイムシフトをしているのでしょうか?
御存じの方がいたら、教えていただけると幸いに存じます。

464221:2012/11/03(土) 19:44:09 ID:r4wCPHno0
>>463>>462 へのレスです。失礼いたしました。

465中堅おーてぃ:2012/11/04(日) 07:39:48 ID:WF3VEUlk0
ずっとボバースを避けていましたが久しぶりにボバースに触れました!10年近く前に触れていたボバースの考えかたと少し変わった印象を持ちました。
ボバースの勉強会とは名乗らない重度のかたの心の声をきくとか高次脳のひとへのボバースが基本にもって講義を聞いていたときは一瞬の時間だったですが……
最近の講習会ではstop
stand??長かったぁ……用語も英語で話すし……先生と呼び会う受講生(もうしわけないか虫酸が走った)
実際の治療場面はすごいなぁと思ったけど対象者に挨拶もそっけなく、いきなり移乗……観察、ポジティブなところといいながら対象者を目の前にしてネガティブ発言連発……理論のまえにひととして??の講師でした。治療のあいだは落ち着いてた筋状態も移乗した瞬間……あちゃあちゃでした!
講師はもう見てないし!
今後、私のおーてぃの中では使いこなせないなぁと感じましたわ(笑)
家族や対象者に接するところから参考にさせていただけるようなデモであってくれれば感動したんだろうなぁと思いました!
なんだかんだいって本人や家族への配慮ができるのが療法士などの役割だと思って帰ってきます!
満足か残念な勉強会かとセレクティブ()

466中堅おーてぃ:2012/11/04(日) 07:41:41 ID:WF3VEUlk0
ずっとボバースを避けていましたが久しぶりにボバースに触れました!10年近く前に触れていたボバースの考えかたと少し変わった印象を持ちました。
ボバースの勉強会とは名乗らない重度のかたの心の声をきくとか高次脳のひとへのボバースが基本にもって講義を聞いていたときは一瞬の時間だったですが……
最近の講習会ではstop
stand??長かったぁ……用語も英語で話すし……先生と呼び会う受講生(もうしわけないか虫酸が走った)
実際の治療場面はすごいなぁと思ったけど対象者に挨拶もそっけなく、いきなり移乗……観察、ポジティブなところといいながら対象者を目の前にしてネガティブ発言連発……理論のまえにひととして??の講師でした。治療のあいだは落ち着いてた筋状態も移乗した瞬間……あちゃあちゃでした!
講師はもう見てないし!
今後、私のおーてぃの中では使いこなせないなぁと感じましたわ(笑)
家族や対象者に接するところから参考にさせていただけるようなデモであってくれれば感動したんだろうなぁと思いました!
なんだかんだいって本人や家族への配慮ができるのが療法士などの役割だと思って帰ってきます!
満足か残念な勉強会かとセレクティブ(勉強会で言っていた?)残念ーーーでした。

467中堅おーてぃ:2012/11/04(日) 07:43:13 ID:WF3VEUlk0
スミマセン!途中で投稿さてしまいましたよ……

468某ボバース信者:2012/11/04(日) 09:05:23 ID:4sv4tmPg0
>>466
有意義な時間とはならず残念だったね。

>ポジティブなところといいながら対象者を目の 前にしてネガティブ発言連発

そういう人いるね。本当にどうかしてると思うわ。

正規の講習会かな?私的な勉強会かな?講師はインストラクター?正規の講習会でインストラクターだとしたら残念極まりない。

>stop stand?
stop standingだね。

469名無しのPTさん:2012/11/04(日) 09:45:37 ID:0jEDSbms0
立つのを止めるって説明受けたけどこれってどういった狙いがあって行うものなんですか?

470252:2012/11/04(日) 16:29:08 ID:I9Ketqso0
>>468
確かに、講師によって勉強会の質やレベルがかなり変わっちゃうよね。
>>469
ボバースに限ったことじゃないかもしれないけど、用語や表現が特殊な印象は確かに受ける。
言葉の意味だけ考えても「?」となることが多い。

正規の教育受けてれば理解できる、ってわけでも無いのに、特殊な用語や表現がポンポン出てくるから、講習会に参加しても消化不良になりがちな俺。
学生の頃、実習先の恩師がボバースのインストラクターだったのだが、その時は用語に関して割と丁寧に教えてくれたし、ヘンに考え方を押しつけてくるようなこともなかったな。

471某ボバース信者:2012/11/04(日) 18:09:26 ID:PwX0w2K60
>>469
「機能的な」立位から座位への姿勢変換は座る(屈曲活動の増加)というより座るのをやめる(伸展活動の選択的な停止)みたいなニュアンスだと思う。正直、感覚的な話も多分に含まれるから掲示板よりもきちんと講習会で確認した方がいい。

472中堅おーてぃ:2012/11/04(日) 21:36:12 ID:WF3VEUlk0
正規の講習会でインストラクターもおーてぃの方は名前は有名そうでした……ベテランを強調してましたよ(笑)
あまりいうと個人を特定しそうなのでもう詮索しないでくださいませ(笑)
しっかり勉強すれば奥深いものと思いますがもう少し入り口を魅力あるものにしていかなければ療法士よがりになりますよ!
裸の王様にならぬようお気をつけくださいませ。ベテランになればなるほど注意が必要ですね!気を付けるぞォ。もう自分のおーてぃに戻りますので掲示板は見に来ますが書き込みはしない予定です!
言いたいことだけ言って申し訳ありませんでした!反省……

473名無しのPTさん:2012/11/08(木) 20:54:56 ID:s2JjnKDA0
>>471
講習会の講師より某ボバース信者さんの説明の方がわかりやすかったり。

474某ボバース信者:2012/11/08(木) 22:01:29 ID:nTz7/q5M0
>>473
ありがとう、と言っていいのかどうか、、、

221さんと同じで、僕も最近のボイタがどうなってるのか気になる。アメブロでは小児を中心にまだやってる人もいるみたいだけど。

475ウラ・オトメキ:2012/11/14(水) 23:11:03 ID:hf6aXedk0
はじめまして。
医学的効果や蓄積された臨床データというとエビデンスがあるかということになると思うのですが、エビデンスというのは客観的評価・結果ということになるとおもいますが、ボバースが謳っているようなことの臨床データはありません。
以前、ボバースは脳梗塞後の障害はエンドレスで回復するとしていて散々批判を受けることが多かったと記憶しています。しかし、今では脳神経の可塑性が証明され理論的にはそのようにいえるかと思いますが、
実際には若いほど大きく高齢者では実質的にそういえるかは疑問に思います。
また、論文でボバースとその他の治療成績を比較したものを呼んだことがありますが差はないとなっていました。実際、差はないでしょう。
理論的に脳神経可塑性をふまえた訓練方法はいろいろ出てきていますから個人的にはそちらのほうがよいと考えています。
ただし、ボバサース記念病院のリハビリが優れているかといえば優れていると思います。
それは入職者のモチベーションが非常に高く、よく勉強し、職員の指導方法も確立されているようだからです。
(アプローチ方法に優劣がなければPT個人の能力が差をつけますから)
質問内容からずれた返事になってしまいましたね。
中枢の理学療法は難しく、まだわからないことも多い(特に以前は)だから名前が通っており効果がありそうなものに飛びついてしまっている結果ではと考えています。
ボバース信者なるものもありますしね。

476名無しのPTさん:2013/01/26(土) 09:48:36 ID:VSzRTg0M0
ボバースは、神経可塑性に着目した、というアイデア賞として
有名になっただけで、その手法が必ずしも現代にも通じるような
ものだったわけではない。
だからボバースコンセプトなどと過去のアイデア賞を強調し
延命をはかっているが、神経の可塑性などいまさらのことであるし
手技にも頭一つ抜けた改善性もないのに、いまだボバースという
名前を残したがるのが不思議だ。運動訓練士(仮)などが、
知識がないゆえにボバースなどと体系的に学んで医療外行為として
訓練するならまだしも、専門教育を受け(たはずで)
論文などをもとに細かく判断していくべきはずの
理学療法士があえてボバースなどという言葉を使うのは、
ただの怠惰だ。

477某ボバース信者:2013/01/26(土) 12:10:37 ID:p.24XcMg0
>>476
確かに、

>その手法が必ずしも現代にも通じるような
>ものだったわけではない

その通り。

ただ、
>神経の可塑性などいまさらのこと
本当?
いまだに必要以上に代償を強調するようなリハは多いし、
養成校で可塑性の講義が十分になされてはいないと思うけど。

>手技にも頭一つ抜けた改善性もない
頭一つ抜けた改善性はないが、頭一つ落ちた改善性が示されているわけでもない。
悪くはないが、特別によくもないアプローチだから、十分に吟味して取り入れましょうね、ということでしょう。

>論文などをもとに細かく判断していくべき
と言うからには、
ボバース、NDTの効果を検証した原著を読んだことはあるんだよね?

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21788266
最近のものだと、上記はRCTでボバースの効果を示しているよ。
他にもRCTでボバースの効果を謳っているもの多数。

ぜひ、ガイドラインを鵜呑みにして判断するのではなく、
専門職として論文などをもとに細かく判断してください。
現状では、簡単に〜法が絶対正しいor絶対間違っている、などと言えるレベルじゃないよ

混沌した現状を理解せず単純化して物事を批判するのは理学療法士の怠惰だ。

478名無しのPTさん:2013/01/26(土) 16:37:26 ID:ycvp7aIs0
その通り!
そういうやつほど結果が全てと言いたがる

479名無しのPTさん:2013/01/26(土) 19:30:42 ID:EQ8M1ixU0
>>477さん

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21788266
>最近のものだと、上記はRCTでボバースの効果を示しているよ。

RCTの対象が26人というのは、けして多い対象ではないですよね。

>現状では、簡単に〜法が絶対正しいor絶対間違っている、などと言えるレベルじゃないよ

ボバースアプローチは脳卒中ガイドラインや理学療法診療ガイドライン第一版にも記載されていますが、まだ効果が実証されていないんですよね。
477さんが言われているように、間違っているとは言えませんが、正しいとは言い切れない。
だからこそ、ボバースアプローチを第一選択肢として理学療法を進めていくことは危険ですよね。

>ぜひ、ガイドラインを鵜呑みにして判断するのではなく、
専門職として論文などをもとに細かく判断してください。

確かにそうですね。
ただエビデンスレベルが高い順に並べると、ガイドライン→システマティックレビュー(SR)、メタアナリシス→RCT→CCT→コホート研究→ケース・コントロール研究→ケースシリーズ研究、症例報告→総説等、のような形になりますよね。
つまり考える順番としては、ガイドラインを見て、SR見て、それからRCT…ですよね。
ボバースアプローチを行っている方って、ボバースアプローチが第一選択肢になっていませんか。
これって医師のアプローチに例えると血圧が高い患者さんに、推奨グレードがAorBの方法を第一選択肢にせずに、推奨グレードがC1(ボバースアプローチもC1)の方法を第一選択肢にするってことですよね。それってすごく危険じゃないですか。
患者さんによってはC1が一番優先されることもあるのかもしれませんが…

それでもまずボバース優先で脳卒中患者を診ていこう、ということにはならないと思うんですが、どうでしょうか。

480252:2013/01/27(日) 03:50:58 ID:3BPmGJis0
>>477
某ボバース信者さんて、確かにボバースよりだけど、信者とか自称する割に凄く公正な考えを持ってるよね。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21788266
この研究、対照群は、具体的にはどんなことやったんだろう?

>混沌した現状を理解せず単純化して物事を批判するのは理学療法士の怠惰だ。
全く同意。

>>479
>RCTの対象が26人というのは、けして多い対象ではないですよね。
今後の努力に期待、というところじゃない?
今までがサボってたから、昔よりは全然マトモに取り組もうと努力はしてるんじゃないかな。

>ボバースアプローチを行っている方って、ボバースアプローチが第一選択肢になっていませんか。
>それでもまずボバース優先で脳卒中患者を診ていこう、ということにはならないと思うんですが、どうでしょうか。
ボバースに関しては学生時代にチョロっとの俺が訊くのもおこがましいかもしれんのだが、ボバースのメソッドを全く取り入れていない脳卒中理学療法って、現在の日本国内にどのくらいあるのかな?
学校でも普通に(少なくともどんなものかは)学んでるし、アプローチに全くボバース的要素を含まずにやってる脳卒中理学療法ってどんなのか。

場所によっては、健側の筋力をガンガン鍛え、代償動作のみでADL自立を目指すようなアプローチをしているところがあると噂に聞いたことがあるけど、ここまで極端なコトをやってる理学療法士が国内に果たして何人いるのやら。

逆に、ここまで極端なコトをやらないと、ボバースメソッドを全く含まない理学療法なんて存在しないんじゃなかろうか。

健側ガンガンのやり方は、脳卒中片麻痺の患者さんのADL自立のみに限って言えば、決して間違ったアプローチと言えないかもしれんが、その後の生活における二次的障碍について考えると、果たしてそれでいいのだろうかと俺などは思ってしまうのだが(筋緊張異常と運動麻痺で起こるマルアライメントが力学的にどういう影響をもたらすか、想像も容易だし)
だから、こういったメソッドとボバースのメソッドで比較してみないと、ボバース的手法があまりにも国内の脳卒中理学療法に浸透し過ぎていて、区別がつかないんじゃないだろうか。

481名無しのPTさん:2013/01/27(日) 10:31:55 ID:VSzRTg0M0
ボバースが言及しているからそれはボバースのメソッドだというのは
違うのではないでしょうか。
単に健側訓練の是非を検討すればよいだけです。
アップルが角が丸くて長方形のはiphoneの特許だといってましたが。

482名無しのPTさん:2013/01/27(日) 13:16:47 ID:VPy9s54oO
>>480
論点をアプローチからメソッドに変えたんだ。それとも自覚なかった?

483252:2013/01/27(日) 17:23:56 ID:3BPmGJis0
>>482
VPy9s54oO
このIDはおバ力ちゃんだね。
屁理屈ばっかり捏ねるところは、最初に絡んだころから全く変わっていない。
お前はまず、アプローチとメソッドとの明確な差をキッチリ説明してから言いがかりを付けるんだな。

>>481
俺が言いたいのは、何をもってボバースメソッド、ボバースアプローチとするのかと言う点についてだよ。
これはボバース、これはボバースじゃない、なんて明確な違いがどこにある?
それとも、インストラクターと全くボバースに縁が無い人の間で区別すると?
そんなもんナンセンス。

ボバースに縁が全くなく、ボバースの影響を全く受けていないアプローチをする人間と言うのを、どうやって証明するの?
教えてもらえるとありがたいが。

484某ボバース信者:2013/01/30(水) 21:45:10 ID:p.24XcMg0
返信遅くなりました。すみません。

>>479さん
>RCTの対象が26人というのは、けして多い対象ではないですよね。

おっしゃる通り。アンチ・ボバースのRCTでも似たような問題はあるけど。

脳卒中治療ガイドライン2009(http://www.jsts.gr.jp/jss08.html) を参照すると、
例えば歩行障害に対するリハビリテーションに関してのグレードA、グレードBは
起立─着席訓練や歩行訓練(グレードA)、短下肢装具(B)に関してはボバースコンセプトに基づいたセラピーと全く矛盾するものではない。
当然これらは状態に応じて第一選択肢として成立しうる。


フェノールブロック(B)、バイオフィードバック(B)、機能的電気刺激(B)、トレッドミル訓練(B)は、
自分に関して言えば臨床的にはあまり使っていない。
治療効果に疑問があるというわけではなく、対象者全員に使用できるだけの設備が整っていないのが理由。
研究目的で使用することは時々ある。
、、、が、徒手療法と比べて格段に効果があるかどうかは正直不明。
費用対効果を考えると、積極的に行うまでには至っていない。

252さんが指摘するように、「ボバース」って何よ?「ボバース優先で脳卒中患者を診ていこう」とは何を指すのか?てことだと思う。
そして、それが曖昧になっているのはボバース側の問題が大きい。
自分の場合、ボバースとガイドラインとの間にそれほどの距離は感じない。

グレードA or Bのみでセラピーが成立しているセラピストっているのかな?
それはそれで興味あるが、、、

485252:2013/01/31(木) 00:40:35 ID:3BPmGJis0
>>484
>フェノールブロック(B)、バイオフィードバック(B)、機能的電気刺激(B)、トレッドミル訓練(B)は、
>自分に関して言えば臨床的にはあまり使っていない。
>対象者全員に使用できるだけの設備が整っていない
>費用対効果を考えると、積極的に行うまでには至っていない。

確かに;
Aとかならまだしも、Bってんじゃあ、経営者も中々金出したがらないしねぇ。
別にそれで収入が変わるとか言うもんでもないし。
グレードが相当高ければ、診療報酬に加算がつくかもしれないから、そうなれば買ってくれるかもしれんけど、2年以内に採算とれるレベルじゃないと難しいだろうしね。

>そして、それが曖昧になっているのはボバース側の問題が大きい。
必ずしもボバース側だけの問題ってわけじゃないと思う。
上田敏氏の著書によると、日本の理学療法は、輸入された段階から、脳卒中やポリオ等、後遺症必至の重篤な疾患と向き合うことを宿命づけられていたようだ。
理学療法士は、「従来の体操や運動療法的な手段が必ずしも適応ではない」というのが、神経学的な側面から漠然と指摘された状況下で、自らの行いが患者さんの改善を手伝うかどうかすらあやふやな状態で臨床に向かわざるを得なかった(今でもその状況はそれほど変わってはいないと思うが)。

そんな中、少しでも改善効果が期待できるとされるボバースのアプローチに、日本の理学療法士が注目を集め、急激に浸透して脳卒中理学療法に多大な影響を与え、ボバースとそれ以外の境界を曖昧にしてしまったのは当然の結果だと思うし、
それこそが当時の日本の理学療法士の良心と誠実さの表れだったとも言えると思う。

薬物のように、その治療効果に対する検証に妥当な方法があれば、輸入される前の段階で現在論争の種になるような問題も起きなかったかもしれないが、名前と海外で高い評価を受けているという以外これを推奨する論拠がないまま輸入されてしまったのは、確かに事実ではある。
しかし、現在に至るも、ボバースのみならずその他の理学療法の特殊技術と呼ばれる領域では、この妥当性を検証する妥当な手段と言うものが考案されずにいる。
この点は、吉尾先生が25年も前に理学療法学にその点を指摘する文章を寄稿されている。

理学療法士が今後も存在を許されるかどうかは、やはりこの点を避けては通れないと思う。

486名無しのPTさん:2013/02/01(金) 23:26:51 ID:VSzRTg0M0
その話はほとんどが日本に限った事ではないから
「日本の」PTとしては責任は感じる必要ないと思いますよ。

487252:2013/02/02(土) 00:04:19 ID:3BPmGJis0
>>486
そうですな。
まぁ、一番たちの悪いパターンだけど。
誰にも責任を問えないどころか、道義的にはむしろ良心を称えなければならないことだし。

488名無しのPTさん:2013/08/09(金) 18:11:28 ID:aks9e1ZQ0
今のボバースの対象疾患と対象症状と
言われるものはなんでしょうか?

492ニッシー:2013/11/22(金) 09:49:00 ID:/8Z9moHc0
436〜

493うす:2014/04/15(火) 20:26:18 ID:Ptb5Fgh60
以前、ボバースの勉強会に参加した時のことです。
患者さんのデモンストレーションがあったのですが、
国際インストラクターが2人掛かりで、1時間30分みっちりアプローチを行っていました。
正直、有意な結果は感じなかったです。
私の病院では、一人のリハビリは20分がほとんどなので、20分か40分程度の
デモをみてみたいです。

494名無しのPTさん:2014/04/18(金) 12:42:17 ID:kADsrUrA0
結局、国際インストラクターでもそんなもんということでしょ?
シンプルに考えてそうじゃない?
なんか間違ってる?

495某ボバース信者:2014/04/19(土) 20:45:55 ID:fN4brmBY0
いや、別に間違ってない。難しい症例は誰がやっても難しい。ただ、そうやって中枢神経疾患の患者のデモンストレーションする治療アプローチはボバースだけ(?)と思う。派手にコケることもあるけど、、、(笑)

496252:2014/04/20(日) 19:55:33 ID:m/6Z/YHc0
まぁ日本国内では20分単位でリハ時間が切られてるからね。
自分とこ(日本国内)の事情に合ったパフォーマンスが見たいというか、そういう話なら解る。

どれほど優れた(改善効果のある)アプローチでも、
二人がかりで、1時間30分も掛けるとあっては、実際に日本の制度内に縛られる自分の臨床に活かすという訳にもいかないもんね…。

497名無しのPTさん:2014/04/21(月) 17:48:58 ID:aks9e1ZQ0
で、その効果とやらの持続時間は?

それ以前に90分は患者が意識を
集中することすらまずできないだろう。
つまり途中経過も記憶にも残らないような。
患者には何が得られるんだろう?

90分の時間の使い分けは?パートごと?
1回じゃ上記だし、再理解・認識すら
出来ないんじゃ・・・


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