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RNA:Ritsumeikan News Association vol.1

683名無しの立命生:2009/01/05(月) 14:51:06 ID:JCl6FxK60

「覚悟の年」日本流を磨け 
加地伸行氏×櫻井よしこ氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090104-00000510-san-pol

 ■日本よ自信持て

 −−日本もしっかりしないといけない

 櫻井 ロシアは金融危機でかなり深い傷を受け、ほかのどの国よりも力を落としていく可能性があります。であれば、北方領土問題についても日本がしっかりしていればもう一度、取り返す可能性が出てきます。日本はほかの国に比べて金融危機の傷は浅く、技術力もある。

 だからこそ、政治がそうした日本の長所をてこに果敢に国際社会に日本の存在感を示していければ、展望が開けてくるのです。経済危機打開のために、持てるすべての力を活用する。加えて、日本の技術力をより確かなものにするために、研究開発費には大胆な税控除を実施し、世界に貢献し、日本の繁栄に結びつけるような中期戦略を実施することです。

 −−政治の課題です

 櫻井 経済だけでなく、外交でも政治でも、日本をまともな国にするために政治が一日も早く行うべきことは、本当は憲法9条の改正なのです。けれど、それには何年もかかります。そこで、集団的自衛権の行使を可能にすること、自衛隊を国軍にすることをまず、一番先にしないといけないでしょう。

 加地 日本の覚悟ということでは台湾問題というのが一番具体的な形で出てくるだろう。中国は台湾を無傷で取り込みたい。オバマ政権が中国とのかかわりを深くするなら、日本はもっと台湾との関係を意識的に強くすればいい。それはものすごいとげになる。日本が台湾とのかかわりを深めれば深めるほど中国は武力で台湾を解放できなくなる。日本の企業家ももっと台湾に投資すべきだ。

 櫻井 日台関係をもっともっと深めていく。

 加地 米中が組むなら日台が組めばいい。そういう形の対抗軸をつくるということ。米国も中国が台湾を武力解放するといえば黙っていないから複雑になる。台湾と深い関係をもつことが日本の安全保障にもつながる。しかし、日本政府にその度胸はないでしょう。

 櫻井 しかし、それをしなければ本当に日本が危うくなるのが今年以降だと思います。

 加地 台湾のステータスをあげさせる簡単な方法がある。日本の閣僚が台湾に行くこと。中国に衝撃を与える。

 櫻井 同時に、台湾の閣僚と定期交流する。

 −−しかし、これまでできなかったのは覚悟がなかった

 加地 日本人の中国人に対する恐怖心は一つは人口だが、もう一つある。日本人の壮大な誤解がある。日本人、特にインテリ先生は中国人の顔をみたら、みんな諸葛孔明か孫子にみえる。何か深いことを考えているのではないかと思ってしまう。実は何も考えていない(笑い)。

 櫻井 文化文明で位負けする必要はまったくないのです。

 加地 ところが、日本人は勝手にそういうことを考える。それがだめだ。中国人は目の前の権益以外は考えていない。中国人はものすごく現実主義なのに、日本人は理想主義だ。この食い違いばかりです。

 櫻井 日本の文明と技術に自信を持ち、海洋国家と連帯して、この危機を乗り越えていきましょう。

【プロフィル】加地伸行(かじ・のぶゆき)大阪大学名誉教授、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所長。文学博士。昭和11年、大阪市生まれ。京都大学文学部卒。同大大学院修士課程修了。台北に留学。甲子園短大学長、同志社大学専任フェローなどを歴任。「論語全訳注」「儒教とは何か」「孔子」「現代中国学」など著作多数。専門は中国哲学史。第24回正論大賞受賞。

【プロフィル】櫻井よしこ(さくらい・よしこ)ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒。クリスチャン・サイエンス・モニター紙東京支局員、日本テレビニュースキャスターを経て、フリーでジャーナリスト活動を開始。第26回大宅壮一ノンフィクション賞、第46回菊池寛賞を受賞。著書に「権力の道化」「いまこそ国益を問え」「日本よ、『歴史力』を磨け」など。


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