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RNA:Ritsumeikan News Association vol.1
563
:
名無しの立命生
:2008/09/23(火) 20:16:05 ID:L6Yx125k0
インターンシップ
立命館大生2人が報道現場体験
毎日新聞北陸総局で6日間
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080923-00000197-mailo-l17
毎日新聞北陸総局で今月、立命館大法学部3年の上瀬綾香さん(21)と2年の伊藤友香さん(19)の2人が6日間のインターンシップを経験した。記者と同行して記事を模擬的に書いたり、県警、県議会、海上保安部など報道の現場を見た。職場体験を終えた感想を寄せてもらった。
◇「現場の小さな声」の大切さ−−法学部3年、上瀬綾香さん(21)
白い壁に薄く残る茶色い濁流の跡。土砂や流木の残がい。浅野川の水害で被害が大きかった上流の現場へ同行させていただいた。ニュースからだけでは見えない被害の深刻さが目に入った。記者の「現場を見ないと何も分からない」という言葉の意味がよく分かった。自分の足で歩くことで、疑問もたくさん浮かんだ。被災された方の生活は今どうなっているのか、行政の対策は……。
簡単に解決できるものばかりではない。今後の教訓のためといえば聞こえはいいが、被災者に話を聞くことはつらいことだし、記者も常に自問自答しているという。現場に向かい、人として、人と向き合っているからこそ、常にそのような葛藤を抱くのだろう。しかし、声を伝えることで行政が、市民の意識が、何かが変わるのではないか。
「目立つところだけでなく、小さなこと、小さな声を拾い上げたい」。記者のこの言葉を大切にしていきたい。
◇取材は準備と努力−−法学部2年、伊藤友香さん(19)
私は、記事の書き方や取材の仕方、新聞社の仕組みなどを学んだことに加え、感じたことがある。一つ一つの記事が持つ重みだ。
取材先にはほとんどの場合「人」がいて、人から話を聞き記事にする。これは当たり前のことのようだが、記事とは「記者の努力」と「取材相手の協力」があって初めて成立するとても奥深いものなのだと、多くの現場へ同行させてくれた中で感じた。
また、児童文学者のインタビューに同行させてくれた記者は、事前に著書を読むだけでなく、本の舞台となった場所を歩いたり、関係者を訪ねたりと多くの場所に足を運んで事前準備をしていた。
こういった努力は記者にとって当然のことなのかもしれない。しかし、まだこの仕事を知ろうとする段階の私にとっては、とても心打たれる事実であった。惜しまない努力と、取材先の方々の精いっぱいの協力とが作用し合って記事が作られていると感じた。
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