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RNA:Ritsumeikan News Association vol.1
359
:
名無しの立命生
:2008/01/26(土) 15:57:29 ID:fxMM6t2g
3候補の“演説力”は?
東・立命館大教授が分析 梅田氏「語り口調きっちり」 橋下氏「感情表現で親しみ」 熊谷氏「興味深い情報多く」
27日の投開票に向け、舌戦が激しさを増す大阪府知事選。政治家の言葉を研究する言語学者の東照二・立命館大教授(51)が、有力3候補の演説について、録音記録を基に分析した。弁護士の梅田章二(うめだしょうじ)氏(57)(共産推薦)は「丁寧だが、感情への訴えに乏しい」、弁護士でタレントの橋下徹(はしもととおる)氏(38)は「わかりやすいが、深みはない」、元大阪大教授の熊谷貞俊(くまがいさだとし)氏(63)(民主、社民、国民推薦)は「情報は多いが、抽象的な表現が目立つ」と特徴がはっきり。その〈演説力〉の評価は――。
梅田氏の特徴は、格式張った表現とされる文末の「ます」。全体の42%で使用し、橋下氏の11%、熊谷氏の26%に比べ、際だって多かった。
この口調で「福祉」「教育」「雇用」など政策を次々と説明。時折、「新しい大阪を、この私と、ご一緒につくろうではございませんか、皆さん」など、よく使うフレーズを添える。
東教授は「きっちりとした語り口調で、話題は政策中心。脱線する『あそび』や感情に訴える表現は少ない」と指摘する。
呼びかけ型
梅田氏と正反対なのが橋下氏。「僕は悲しい」といった感情的表現や、「まっすぐ、まっすぐ」などの繰り返しを多用し、政策にはほとんどふれない。
「歴史を変えましょう」など、「ましょう」との呼びかけは熊谷氏がゼロ、梅田氏が1回なのに対し、橋下氏は26回。聴衆に「そこ、交差点だよ。大丈夫?」と語りかけるなど、聞き手との親近感を演出する。
東教授は「深みや格調はない。でもなぜか聞いてしまうテレビショッピングのような話し方」と例える。
事例紹介型
「中国から阪神港と、阪神港から(大阪府)大東市の工場に運ぶ流通コストが一緒なんですよ」。こうした熊谷氏の演説に、東教授は「興味深い情報や事例が盛り込まれている」と注目する。
ただ「必要性」「利便性」など抽象的な言い回しが多い。室内の演説が約14分なのに、街頭は5分前後しか時間をかけず、常に十数分熱弁をふるうライバルに比べて短い。
東教授は「せっかくの情報を街頭で伝えきれていないのではないか」と話す。
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/o_chiji/op80125a.htm?from=tokusyu
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