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【研究】立命館大学 大学院 情報交換スレ【研究】

678名無しの立命生:2010/03/21(日) 00:24:53 ID:cLmynW8o0

ローム53年目の社長交代
創業者・佐藤氏退任 沢村専務が昇格
「人前苦手」異色のカリスマ
ttp://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100320-OYO8T00242.htm?from=sub

ロームは19日、創業者で半世紀以上にわたり、社長を務めてきた佐藤研一郎氏(79)が名誉会長に退き、後任社長に沢村諭専務(60)が昇格する人事を発表した。4月1日付。佐藤氏は取締役も外れ、経営の第一線から退く。
 
佐藤氏は1954年、ロームの前身となる東洋電具製作所を京都市で創業した。58年に株式会社に組織変更すると同時に社長に就任し、一代で半導体分野で世界的なメーカーに育てた。

会社設立50周年の2008年にいったん退任する意向を固めたが、同年秋にリーマン・ショックが起き、業績が低迷したことから、退任時期を延ばしたという。

沢村氏は営業畑出身。大阪市内で記者会見し「次の50年に向け、従来に増して顧客視点を重視したい」と抱負を述べた。

京都のハイテク企業を代表するカリスマ経営者が、表舞台から去る。小さな電子部品メーカーを売上高が3000億円を超える世界的な半導体メーカーに育て上げた佐藤社長は、独創的な創業経営者が集まる京都企業の中でも、ひときわ異彩を放ってきた。

半世紀を超えてロームを率いながら、自社の入社式にさえ出なかったという。19日の記者会見も姿を見せず、沢村専務が「人前で多くを語ることを苦手としており、ご容赦いただきたい」という手紙を代読した。

佐藤氏は、立命館大の学生時代に超小型抵抗器を開発。ラジオ向け抵抗器を作る東洋電具製作所を創業後、60年代後半に集積回路(IC)など半導体分野に進出し、71年には日系メーカーで初めて米シリコンバレーに開発拠点を設けた。半導体分野で世界を席巻した日本企業の先駆けだった。

機械いじり好きは筋金入り。90年頃までは作業服で工場の機械を修理し、現場担当者が社長と知らず注意したという逸話もある。

父はバイオリニストで、若い頃はピアニストを志したほどの音楽好き。私財を投じてクラシック音楽の支援団体を設け、若手音楽家の育成にも力を入れる。

取締役まで外れることに他の役員は反対したが、佐藤氏は経営トップとして最後の意志を貫いた。

営業一筋「人前」任せて…ローム次期社長 沢村 諭氏(60)

沢村諭氏(さわむら・さとし)75年立命館大理工卒、77年入社。09年10月から専務。京都府出身。 佐藤研一郎社長から最初に後継指名を受けたのは2008年6月。「無理です」と断ったが、押し切られた。その後、リーマン・ショックに伴う業績低迷で延期になり、09年10月に再び指名された際は「重責だが、全社一丸でやれば未来は開ける」とほぼ即答した。

入社以来、営業畑一筋で、「多くの人に会ってきた営業の経験を生かしたい」と、人前にめったに出ない佐藤氏と対照的な顔を持つ。

社業については「海外市場に対する取り組みが遅れた」と分析、中国を中心としたアジア市場の開拓を急ぐ。主力の半導体集積回路などに加え、発光ダイオード(LED)照明部品にも力を入れる。

趣味は学生時代から続けるギター。クラシック鑑賞も好きで、休日に妻と演奏会に出かけることもある。信条は「虚心坦懐」。謙虚な気持ちで、次の50年の絵を描く。
(2010年3月20日 読売新聞)


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