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【研究】立命館大学 大学院 情報交換スレ【研究】

661名無しの立命生:2009/06/20(土) 11:26:15 ID:7NQjSKIg0


素粒子研究で昨年、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏(69)が来春から、
母校の名古屋大(名古屋市)を拠点に研究活動を行うことが分かった。名大は、
素粒子と宇宙の起源を研究する新組織を設け、益川氏をトップに迎える計画を
進めている。

大学の関係者によると、新設を計画しているのは「素粒子宇宙起源研究機構」
(仮称)で、理論と実験を総合的に研究する組織にする。益川氏が名大時代に
在籍した「素粒子論研究室(E研)」や関連研究室、宇宙、数学関係の研究室
からも研究者を集める。

ノーベル賞の「小林・益川理論」を超える新しい素粒子理論を検証、探求する
部門の新設も計画している。

京都産業大(京都市)の教授を務めていた益川氏は「京都から名古屋に軸足を
移して研究を続けたい」との意向があった。名大側は組織のトップとして、
益川氏に自由に研究してもらう環境を提供する。

本年度から約2カ年かけて7階建ての建物を建設し、新組織はそこに入る予定。
ノーベル賞の展示コーナーも設け、市民がノーベル賞のメダルのレプリカなどを
見学できるようにする。

益川氏は、ノーベル賞を共同受賞した小林誠・高エネルギー加速器研究機構
名誉教授(65)らとE研で素粒子論を研究。京都大に移った後、1973年に
両氏が発表した論文がノーベル賞を受賞した。その「小林・益川理論」は、
E研での研究が礎となっている。

益川氏は名大に戻ることについて「精神形成をした愛着ある場所。学生に時々、
集中講義をしたり、学生と自由に議論をしたりしたい」と話し、名大は「新たな
組織で“益川イズム”を継承しながら、次世代の優秀な研究者を育てたい」と
している。

京都産業大は今月、定年を迎えた益川氏を「終身教授」とし、同氏を塾頭とする
「益川塾」を来年4月に設立すると発表。益川氏は京産大とのかかわりを持ち
ながら名大を活動の中心にするとみられる。

■益川敏英氏(ますかわ・としひで)…1940(昭和15)年、名古屋市生まれ。
62年名古屋大理学部物理学科卒、67年同大大学院理学研究科博士課程修了。
70年京都大理学部助手、80年京大基礎物理学研究所教授、2003年退官し、
名誉教授、京都産業大理学部教授。95年中日文化賞。09年名大特別教授。
ノーベル賞は、宇宙や物質の起源にかかわる「CP対称性の破れ」の現象を理論的に
証明した成果で受賞した。

◎名古屋大学 ttp://www.nagoya-u.ac.jp/

◎京都産業大学 ttp://www.kyoto-su.ac.jp/


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