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【研究】立命館大学 大学院 情報交換スレ【研究】
642
:
名無しの立命生
:2009/05/27(水) 22:50:40 ID:ezzptFJs0
科学者とメディアの関係
ttp://www.wasedajuku.com/wasemaga/unipro-note/2009/05/post_421.html
4月の半ばに東京大学で、素粒子物理の研究所で働く3人の広報担当者を話題提供者に招いてシンポジウムが開かれた。米国のフェルミ国立加速器研究所、欧州原子核研究機関(CERN=セルン)、それに日本の高エネルギー加速器研究機構という世界一級の組織で広報戦略を担う人たちだ。
とくにCERNでは、この世のあらゆる物質が質量(重さ)をもつという、いわば当たり前のような事実の真の理由を解明する大実験が始まろうとしている。これは現代科学の根幹にかかわる注目の実験なのだが、その周辺部もちょっと騒がしい。
ひとつは、実験装置の中で小さなブラックホールができて極めて危険なことになるという、SFのようなうわさ。もうひとつは、間もなく封切られるトム・ハンクス主演の映画「天使と悪魔」で、そこでは宗教と対立する科学の象徴としてCERNが実名で登場する。この映画では、現実に科学研究の対象になっている「反物質」が、科学的にはありえない筋書きながら重要な小道具として使われる。
さて、こんなとき広報担当者はどうするか。むかしなら「バカバカしい」と一蹴しただろうが、いまは違う。絶好のチャンスとばかりに打って出たのだ。シンポジウムでCERNのジェームズ・ギリスさんは、考えられる戦略として、(1)科学の真実をゆがめたとして作者を非難する(2)無視する(3)「映画ではこうだけれども……」と逆に科学を広める――の三つを挙げた。そしてCERNは(3)を選んだ。映画の内容と科学にズレがあることを承知のうえで、映画の監督や出演者を研究所に招きいれ、積極的に施設を見せた。映画を宣伝する記者会見まで一緒に開いた。この映画を、科学的に誤ったことが広まる脅威ではなく、世界に「反物質」やCERNが認知されることで本当の科学を広めやすくなる好機ととらえたのだという。
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