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【研究】立命館大学 大学院 情報交換スレ【研究】

620名無しの立命生:2009/04/28(火) 21:20:52 ID:HUXUJix.0


立命館大学が、社会ニーズに対応する
新しい研究領域の研究センターを設置──
「間文化現象学研究センター」「医療経営研究センター」
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=780

立命館大学は、2009年度から社会ニーズに対応する新しい研究領域の研究センター、「間文化現象学研究センター」及び「医療経営研究センター」を設置する。



1. 間文化現象学研究センター
1) 趣旨
 20世紀において、哲学のみならず社会学・精神医学などを含めて一大潮流を形づくった現象学運動の世界的進展により、各国に現象学の研究センターが設立されている。他方、長い研究蓄積を誇るわが国は現象学に軸を置いた研究機関がなく、世界の研究動向に立ち遅れている。

 そこで、立命館大学が日本初の現象学研究センターを設立し、国際連携を推進することによって、世界の研究動向に対応した独自性のある研究拠点構築を図り、国際的な現象学研究の方向性を拓くことを目的として、「間(かん)文化研究センター」を設置する。

2) 概要
[1] 名称と位置づけ
 名称は「間文化現象学研究センター」(英文:Research Center for Intercultural Phenomenology)とする。
 衣笠総合研究機構人文科学研究所のもとに設置する研究センターとする。

[2] 研究内容と特色
 日本初の現象学研究センターとなる本センターは、世界各地の現象学研究センターのなかでも、世界的文化都市京都で間文化性の現象学的解明に力点を置いた研究を展開することを特色とする。
 より具体的には、異文化との遭遇が日常生活のなかで生じるようになって以後、その経験に即した仕方で、その経験そのものの構造、問題、可能性を解明することがますます必要になってきた。しかし、諸文化を単純に比較するというだけでは、諸文化が(外的に)横並びに捉えられてしまい、「異文化」と「自文化」の遭遇がもつ切迫した具体的関係は明らかにならない。

 このセンターは、これをいわば内側から解明するのに最も適した方法としての「現象学」を中心に据える。センターでは、一方でこのテーマが要求する異文化の現象学研究者との交流・連携を実現するが――これによって新分野・新構想の問題意識を共有しつつ、国際的な共同研究の実践経験を蓄積する――、他方で、文化は歴史的継承と歴史形成に深く関わるので、それに対応できる世代間の連携研究体制を整備しつつ――これによって先行世代の研究の批判的継承と、現今の間文化状況に対応した同世代の問題意識の醸成する――、たえず変遷する間文化性の構造・問題・可能性を研究する。
 これによって教育的側面では、一方で世界各地の研究動向と連携しつつ、他方で独自の新分野・新構想研究を長期的に展開していくことのできる間世代性の形成を可能にする。

 研究センターに関係する教員間において、既にコペンハーゲン大学・ソウル大学等海外8大学と定期的なセミナー・研究会などを開催している。この活動を継続しながら、内外の先端的研究者のみならず若手研究者(主に大学院生・ポスドク層)の相互派遣を行い、緊密な連携的研究展開をはかる。その成果を書籍等で出版するとともに、次世代の若手研究者を国際連携の中で育成していく。

 原則として施設設置は行わず、教員および関連する研究者の自立的・組織的な活動を基本とする。

[3] メンバー(職名は3/30現在)
  【氏名   所属学部・職名(専門)】
 谷 徹(センター長)   文学部教授 (現象学)
 加國尚志   文学部教授 (現象学・フランス哲学)
 日下部吉信   文学部教授 (ギリシア哲学・ハイデガー哲学)
 服部健二   文学部教授 (ドイツ近現代哲学・日本哲学)
 北尾宏之   文学部教授 (倫理学)
 亀井大輔   文学部非常勤講師 (デリダ・現象学)
 神田大輔   文学部非常勤講師 (フッサール・現象学)
 青柳雅文   文学部非常勤講師 (批判理論・現象学)
 佐藤勇一   文学部非常勤講師 (メルロ=ポンティ・現象学)
 小林琢自   文学部非常勤講師 (フッサール・現象学)


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