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【研究】立命館大学 大学院 情報交換スレ【研究】
514
:
名無しの立命生
:2009/01/06(火) 16:52:30 ID:VmvYrBHY0
既成概念ぶっ壊そう
学ぶ喜び飛躍の場
白鴎大教育学部教授
山本コウタローさん(60)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20090101/CK2009010102000112.html
ある時は「駅弁」、またある時は「レジャーランド」と、さまざまに呼ばれてきた最高学府たる大学。「全入時代」の到来を受け、少子化という波にさらされながら、文字通りその存亡をかけた努力を続けている。宇宙への懸け橋、光や風の自然エネルギー研究、農業技術やアートと地域の連携。あるいはまた、老若男女を問わず、門戸を広く開き、研究と教育を通じて社会に貢献する−。そこには確かに輝きが見える。足利市出身の書家、相田みつをは「一生勉強一生青春」と書いた。さあ、知の玉手箱をみんなで開けてみよう。
「山本君、君が大学時代に作った歌を私の前で歌いなさい。それを卒業論文と認めよう」−。大学四年のとき、僕は恩師だった故・南博先生のひと言に救われた。こんな度量の大きい人が大学にいたんだってめちゃくちゃ感激した。それまで知識や常識を押しつけるのが先生だと思っていたから。南先生は「音楽いいじゃないか。そんな人間がいていいんだ」と僕の背中を押してくれた。可能性を認めてくれたことがうれしくてね。
僕の大学一年目は全共闘のバリケードストライキで授業なし。二年のときに「走れコウタロー」がヒットし、音楽三昧(ざんまい)の毎日。二年も浪人して入学したのに自分は勉強が嫌いだと思い込んでいた。それが社会心理学の草分け的存在だった南先生と出会い、江戸の風習など日本の社会・文化について語り合ううち、すごい知識だな、すごい人だな、と引き込まれた。先生とは卒業後の付き合いの方が長くなった。
学問の部外者である僕がなぜ教師をやっているのか、不思議に思うでしょう。僕は日々の活動の中で今の若者たちと触れ合いたいという思いがあった。でも、子どもはいないし、最近はヒット曲もない。そんなときに大学から誘われた。
専門家と一対一で向き合えるのは大学の大きな魅力。わが白鴎大もゼミナール制度が活発です。僕は実学的に社会学を教えている。学生とは対等。研究を深める仲間だ。「僕はこう思う。君らはどう考える。どっちが正しいということはない。一緒に考えよう」とね。
大学をひと言で言えば飛躍の場。時々、見事にジャンプする教え子がいる。物事のとらえ方、自己表現、恋愛を含む人間関係も。一方で、学生時代はモラトリアム。南先生の論を借りれば「学校外で学ぶこともたくさんある」。アルバイトや恋愛などを通じて挫折や失敗することもいい経験だ。
僕は米国に一年半滞在した経験があるが、一番驚いたのは学生の年齢の高さ。教授と思って話しかけたら学生だったり。何歳で大学に通っても寂しい思いをしない雰囲気がキャンパスにあった。彼らは社会と大学を行き来してステップアップしていく。日本にもこういう土壌が育てば世の中が変わると思う。
意欲のある社会人の方々はどんどん大学の門をたたいてほしい。実務経験を持ち、問題意識を持った人が専門家と直接交われば、より深く物事が見えてくる。若いころとは違った学ぶ喜びを感じてほしい。僕だってもっともっと学びたい。
大学は今、少子化など厳しい岐路に立っている。でも、特色を持つ大学はいつまでも輝いていける。特に地方の大学はその傾向が顕著。そこに通えば何を学べ、何ができるかがはっきりしている。例えば国際医療福祉大ができたとき、全国から福祉の専門家が集まってきた。白鴎大も規模が適切でフットワークが軽い。面白い先生を急きょ採用したり、今後はテレビやラジオのスタジオ設置計画もある。
いつまでも若いつもりでいたが僕も還暦になった。教え子は僕の歌を知らない。その親も僕より年下だ。でも、だからこそ今、人を育てることに生きがいを感じるし、楽しい。僕の教室の扉を開けてほしい。既成概念をぶっ壊して一緒に考えよう。
社会は君たちを守ってくれないよ。勉強に正解はあるが社会に正解はない。ただ選択し、結果が出るだけ。良いとき。悪いとき。それにどう対処するか、人としての力が問われる。
世の中で当然とされているものの多くは思い込みだ。実際には自分たちの力で変えることができる。僕は人の可能性を信じている。
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