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【研究】立命館大学 大学院 情報交換スレ【研究】
511
:
名無しの立命生
:2009/01/04(日) 21:29:19 ID:4CZLhDKQ0
災害救援用の軽量航空機
関西の産官学「3年で実現を」
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001640020.shtml
阪神・淡路大震災で交通機関が寸断されたことなどを教訓に、医師や救援物資、けが人などを運ぶ「災害救援軽量航空機」の開発を、関西の産官学の共同チームが進めている。2人乗りで目標価格は300万円台。学校の校庭でも離着陸ができるようにするという。実現には飛行範囲などに関する規制緩和が条件となるが、開発チームは「あと3年で実用化につなげたい」と意気込んでいる。
50メートルで離着陸、航続100キロ
目標価格は…300万円台
計画は二〇〇五年春、立命館大理工学部の酒井達雄教授(金属疲労)のゼミ生らが「学生時代にものづくりの経験を」という卒業生のアドバイスを受けスタートさせた。甲南大知能情報学部の中易秀敏教授(信頼性工学)ら学外の専門家や産業界、官公庁とも協力、開発を進めている。
主にスポーツ用として使われている「超軽量動力機(ULP)」をベースに設計。計画によると、プロペラを前に付けた形で主翼の幅が九・四メートル、エンジンは六十馬力、最高時速は百五十キロ。被災地へ医師や救援物資を、被災地からけが人や病人を迅速に搬送できるよう、小、中学校の校庭を想定した滑走距離五十メートルでの離着陸や、航続距離百キロ以上を目指している。
プロジェクトには、京阪神を中心に中小企業十八社や飛行場のある八尾市なども参加。町工場が持つアルミ合金やカーボンファイバーの技術などを生かし、安全性向上と軽量化を図っていく。
〇七年九月には、長崎県の上五島空港で走行試験に成功。先月二十六日、滋賀県草津市の立命館大であった合同研究会では、同大大学院生が翼の検証結果を発表するなど実用化に向け前進している。
だが、実現には航空法に伴う規制などハードルも。日本でのULP飛行は、離陸場所周辺に限って許可されており、別の場所に着陸する二地点間飛行は認められていない。開発チームは、立命館大に近い琵琶湖畔などを二地点間飛行ができる「特区」とできないか、国と交渉中だという。
酒井教授は「校庭ほどのスペースがあれば離着陸が可能。スポーツ、レジャー用などの需要も考えられ、産業活性化につながるはず」と話している。
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