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【研究】立命館大学 大学院 情報交換スレ【研究】
450
:
名無しの立命生
:2008/09/23(火) 18:37:24 ID:L6Yx125k0
社員のまま教授に? 立命館大学「産学融合ラボ」
http://www.wasedajuku.com/wasemaga/unipro-note/2008/09/post_212.html
取り組み自体は、ユニークだと思います。
基礎研究から製品開発へのプロセスに学生が参画できる環境が、大学の中にあるというのは刺激的です。大学全体の研究活動にも良い影響を与えるかも知れません。
事業化可能な研究が、大学の中から生まれる可能性も高まるでしょう。
大学を、様々な企業研究が集まる場所にすることができるかもしれません。
企業側にとっても、大学の環境から得られるメリットはあるでしょう。
「産学連携」では、それぞれのコストや作業量などのバランスがしばしば問題になります。また、投資した分だけの研究成果を大学から得られるか、という点で足踏みをする企業もあります。
しかしこの「産学融合」の場合、投資の対価として得られるのは研究成果ではなく「研究環境」そのものですから、明快です。
学生や他の研究者と交流する機会も増えるでしょうし、「大学で教えたい!」と考えている社内人材にとっては、良い刺激になるはずです。
色々な点で、企業と大学とのネットワークが強化されるでしょう。
ただ、大学にとってはメリットの方が大きそうですが、企業の側には様々な負担もかかるので、組織によって判断が分かれるような気もします。
「企業側のメリットは、研究スタッフが大学側から提供されるため人件費を気にせず、目先の収益にとらわれない長期的なプロジェクトに打ち込めること」
……とありますが、記事を読む限り、この研究スタッフというのは学部生や大学院生です。
学生達は、研究スタッフとして機能する一面もあるかも知れませんが、どちらかといえば教授から指導を受ける側ではないでしょうか。
教授が指導に充てる手間と時間を考えれば、人件費を気にしないどころか、むしろコストがかかるようにも思えます。
(もちろん負担だけではなく、指導を通じて得られるものもたくさんあるわけですが)
また、この産学融合ラボで行われる研究は、「企業利益だけを追う研究でも構わない」そうです。
企業利益だけを追う研究のために、人件費を気にせずに研究スタッフとして使える、とありますが、実際に配属される学生一人一人が、企業から来た教授の思惑通りの研究を進めたいかどうかは、わかりません。学生個人個人の希望と、企業側の研究テーマがぴったり一致していないと、どこかでミスマッチが起こりそうな気もします。
大きな研究所を持ち研究者をたくさん抱えている企業にとっては、こういった負担はさほど重くないかも知れませんが、そうした企業にとっては企業ラボラトリーなどの設備はそれほど魅力的ではないかもしれません。一方、小さな研究ベンチャーなどにとっては設備は魅力ですが、学生の指導や講義が大きな負担となります。
どのような規模の企業がこの環境を最も魅力と感じるのか、気になります。
通常なら、研究か教育かのどちらかを重点的に受け持つということで「特別研究員」や「客員教授」、「講師」などと位置づけるところですが、通常の「教授」とまったく同じ教育指導も担うという設定にしたところがこのシステムのポイント。
それが企業からどのように評価されるのか、興味深いです。
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