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【研究】立命館大学 大学院 情報交換スレ【研究】
262
:
名無しの立命生
:2007/08/26(日) 23:25:25 ID:UyK0UE.I
合成樹脂などの素材として加工性の高い高分子で、準結晶と呼ばれる固体の開発に
名古屋大学の松下裕秀教授(高分子物性学)らのグループが世界で初めて成功した。
物理学誌フィジカル・レビュー・レターズのほか英科学誌ネイチャー、米科学誌
サイエンスでも紹介され、従来の結晶学を覆す画期的な発見として世界的に注目を
集めている。
準結晶は光を効率よく制御する性質があるため、高分子で開発が成功したことにより
、超高速の光コンピューターや強力なレーザーなどの開発につながる可能性も期待
される。
一般の結晶は原子や分子が規則的に並んでいるのに対し、準結晶は原子や分子が
規則的に並んでいないが、集合体としては秩序を持っているのが特徴。
準結晶の存在は一九八〇年代初めに確認され、当初は大きさが0.5-1.0ナノメートル
(1ナノメートルは1/100ミリメートル)程度の金属原子のみに現れる構造と
みられていたが、九〇年代に10ナノメートル程度の液晶分子でも準結晶ができると
分かった。
松下教授らは100ナノメートルに至る高分子でも準結晶ができるのではと予測。
天然ゴムの素材である高分子のポリイソプレン、ポリスチレン、ポリ2ビニルピリジン
の比率を変えながら合成して分析を重ね、規則性を持たない三角形や四角形のタイルを
敷き詰めたような分子の集合体を生成した。最終的に物質の構造を高精度で解析できる
兵庫県の大型放射光施設「Spring8(スプリング・エイト)」で、生成物が
準結晶であることを確認した。
同グループの堂寺知成京都大准教授(高分子化学)は「準結晶は光の中の特定の色の
波長のみを選別する機能があり、光学材料としてさまざまな可能性を持つ」と期待
している。
【高分子】 物質の最小構成単位である分子の一種。分子は基本粒子である原子が
結合して成り立っているが、高分子は基本となる分子が数千から数万個結合して
成り立つ巨大な分子。例えばタンパク質はアミノ酸という基本分子が多量に結合して
生成される高分子。人体の構成物質やでんぷん、プラスチック、合成繊維、接着剤などの
素材はすべて高分子。
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2007082502043625.html
準結晶の図
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/images/PK2007082502143661_size0.jpg
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