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【研究】立命館大学 大学院 情報交換スレ【研究】

257名無しの立命生:2007/08/09(木) 00:58:05 ID:ypni7.JQ
増やせ!理系女子 
大学が中高生対象にサマースクール
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/kyouiku/070806/kik070806000.htm

最先端の科学や技術に興味を持ってもらおうと、この夏、女子中高生を対象にしたサマースクールが各地で開かれている。理科離れがいわれ、とりわけ理系への進学を敬遠しがちな女子。科学への夢をはぐくんで進路選択の幅を広げてほしいと、ロケット打ち上げや体験合宿など、大学側が知恵を絞ったプログラムを準備している。(中曽根聖子)


先進国最低レベル

 「アー、アー、イー、イー、ウーッ」「声を変えてみると、画面の波形と周波数が変化します」

 これは私立女子大で唯一、理学部をもつ日本女子大学で2日から始まったサマースクールの1コマ。音を電気信号に変換して波形を示すオシロスコープを前に、十数人の女子中高生が楽しそうにマイクを握る。

 9日までの期間中に用意したのは「クレオパトラの美容術」「低温の世界ーバナナで釘を打つ」など17講座。いずれも最先端の科学に親しんでもらおうと、教授陣が工夫を凝らした内容だ。

 秋田大学が女子高校生向けに開くのは「ロケットガール養成講座」。この夏、東京と秋田の2チームが大学生の指導を受けながら、高度400メートルまで打ち上げるロケットと搭載機器を製作中だ。

 横浜市内の高校で作業に汗を流す東京都内の高校2年生は「自分でロケットを作るなんて一生に一度しかできない経験。19日の打ち上げの瞬間が今から楽しみ」と声を弾ませる。

 秋田大ものづくり創造工学センターの秋山演亮(ひろあき)助教は「彼女らの生き生きとした姿をネットを通じて発信することで、全国の女子中高生に科学への関心を深めてほしい」と、狙いを説明する。

 このほか、文部科学省が進める「女子中高生の理系進路選択支援事業」の一環として、信州大、東京農工大、山梨大などが女性科学者による講演や実験、体験合宿などを夏休み期間中に実施する。

 その背景には、依然として理系に進む女子生徒が少ない現実がある。理系学部(理・工・農)に占める女性比率はわずか16・3%(平成17年)。女性研究者にいたっては全体の約1割と先進国の中で最低レベルだ。「少子化と理科離れが進むなか、大学側には科学者の卵となる優秀な人材を確保したいとの思惑もある」(文部科学省)

サイエンス・ディナー

 女子が進路選択にあたって理系を敬遠するのはなぜか。

 科学技術分野で身近に活躍するロールモデルがいないといった要因に加え、「保護者や教師の意識も影響している」と日本女子大の黒沢格(いたる)教授は指摘する。資格を取れる医歯薬学部と違って、明確な将来像が描けないとの誤解があるというのだ。

 そこで注目されるのが、独立行政法人国立女性教育会館による「女子高校生夏の学校」(16〜18日)。卒業後の職業や職場環境、育児との両立などについて理解を深めてもらおうと、引率の保護者・教師を対象に「サイエンス・ディナー」を開く。「物理や生物、土木など第一線で活躍する女性とテーブルを囲んで話を聞いてほしい」と、お茶の水女子大の森義仁・准教授は話している。

 実際のところ、理系女子にどんな未来が待ち受けるのか。黒沢教授は「うちの理学部の就職率はほぼ100%。実験を通じて合理的・論理的思考を身につけた理系センスをもつ人材を企業は必要としており、いま理系女子に追い風が吹いている」と熱いエールを送っている。


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