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唯幻省検閲官

17ギコ:2004/09/10(金) 14:04
冬の音楽 西澤保彦『人格転移の殺人』を読む
http://fowles.jugem.cc/?eid=30

『七回死んだ男』は非常にすっきりした作品だったのに、今作は心理学でかなり装飾されている。作者があとがきでばらしているが、岸田秀の『ものぐさ精神分析』が元ネタだ。はっきり言ってそのままだ。未知の装置によって人格が転移するという設定の小説である。そこで、そもそも人格とは何か、といったことが問われる。しかしこの小説で展開される心理学は『ものぐさ精神分析』ほとんどそのままなので、作者の独創性はあまり見られない。これは残念だった。


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