[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
| |
Winny作者逮捕問題を考える
14
:
なるべく名前入力
:2005/10/07(金) 20:40:42
(2)「証人等買収罪」による弁護士活動への挑戦
今一つは、「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」を一部改正して加えようとしている「証人等買収」に関する罪です。
国連「越境的組織犯罪防止条約」は、買収行為を処罰しようとしているのではなく、いわば権力の側が司法を妨害することを犯罪化しようとしています。「虚偽の証言をさせたり、証拠の提出や証言を妨害するために暴行し・威嚇し・脅迫しまたは不当な利益を約束し、申し出または供与する事」です。単なる買収とは意味が違います。
ところが、政府提案の法案では、従来弁護人のいわば常識であった行為が摘発されるおそれが出てくるのです。例えば冤罪支援のために弁護人は証人の証言を厳しくチェックすることが責務となります。その際証人との打ち合わせが、証人の自宅を避けて喫茶店や飲食店でなされたり、その飲食の費用を弁護人が払うというのはいわば社会的常識のうちです。これが証人買収罪として摘発されかねないのです。
国際条約と意味を異にした証人買収罪という国内法を作るなどというのは、「国家犯罪」とまで言えるのではないでしょうか。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板