刑事手続関連法改正運動準備スレ

8：管理人★：2004/06/17(木) 12:56: あ、児島惟謙は、私が「日本の司法の歴史の中で最も尊敬する人」です。
日本が近代化をはじめた初期という富国強兵、天皇主体の国体の
体制の中で、政府と軍部からの圧力を受けながら、文民でありながら
これを跳ね除け、「法の支配」や「罪刑法定主義」の理念を
命がけで守った人です。そのために他の裁判官に干渉したという
一面ももちますが、政府と軍部が裁判所に圧力を掛けるという
異常事態の中で法律を法律どおりに運用した実績は、その後
諸外国から「日本は法治国家としての礎を築いた」と評価
されるに至り、不平等条約改正へと繋がります。
恐らく「歴史の教科書にでてくる唯一の司法の長」です。
彼の後輩達が、彼の意志を十分継いで来れなかった事は
非常に残念でなりません。司法が命をかけてまで
その独立を守るからこそ、司法には「人が人を裁く」という
本来ありえない権限をもたせる事が可能になるものだと
思うのですが・・・

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